近くに家がある同級生を送って、次は元カレの最寄り駅まで。車にいるのは3人。元カレとシーちゃんと僕。
元カレはシーちゃんに「もうすぐ酔いも冷めるから俺が家まで車とりにいって送ってもいいよ」と言うんだわ。
シーちゃんは悩んだあげく結局このまま僕の車に乗って帰ることにした。元カレは独身の陰キャの俺に敵意をちらっと
見せつつ「じゃあシーをよろしく」といって帰って行った。

それから距離にして6,7キロくらいかな。車にふたりで夜中に送っていくことになった。
元カレの前では後部席に座ってたシーちゃんは途中で車を止めて気を使って助手席に。
閑静な少し山手の住宅街に入ってたところで「ちょっと止めてくれる?」と言ったんだ。
そばにあるちょっとした空き地のような展望台から夜景が見れてね
「僕くんも良い子見つかるといいのにね こことか来たことある?夜景、綺麗だよ」なんて
シーちゃんと初めてふたりで話をすることに。