おっさんは、今日はお互いいい日だった。またよろしく!と大変機嫌が良かったけど、私は一刻も早く逃げたかった。
 もっと欲を言えばそのままホテルのベッドで凌辱と浣腸の疲れが癒えるまで眠りたかったけど、無断外泊などとても許す親じゃなかったので歯を食いしばって家路についた。
 こんなおっさんと出会い系で出会ったこと、私の性癖がバレたら人格を否定されるだけじゃすまない親なので。

 一か月後くらいにあのおっさんから「またホテルいきませんか(顔文字ごてごて)」というメールが届き、無視して削除していたら、「写真も良いのがとれてますよ?」と私があの地獄浣腸を受けて苦悶の表情を浮かべている写メを送ってきたのでアドレスごと拒否した。
 写メを見て、自分じゃないくらい苦しそうな顔をしていてびっくりした。

 それで、私の性癖は、というとやっぱり治らなくって、おっさんにされたような極悪非道なプレイを想像してソロプレイをしているけど、ソロプレイと実際は違うとわきまえて、大学時代に付き合った彼とも、それ以降の彼ともノーマルプレイしかしていない。

 すごく長くなったし、あんまりエロくなかったけど性欲を持て余した馬鹿な女子高生だった私の誰にも言えない失敗談です。