ネット掲示板 「匿名でも名誉棄損成立」の衝撃
タレントの麻木久仁子さんが、インターネット掲示板「2ちゃんねる」への書き込みを巡って、
プロバイダーを相手に発信者情報の名前と住所、メールアドレスの開示を求めた訴訟で、静岡地
裁浜松支部は5月26日、発信者の個人情報開示を命令。この判決に対し、ネットユーザーの間で
動揺が広がっている。
この裁判は、2ちゃんねるへの書き込みが名誉棄損にあたるとして、麻木さんが裁判所に情報開
示を訴えていたもの。裁判所は、書き込みの内容が事実無根であること、ならびに名誉棄損に
あたることを認め、請求通りプロバイダーに対し書き込みをした人物の個人情報の開示を求め
る判決を下した。