私は48歳、妻の好美は43歳で子供はいない
好美は髪に少しグレーヘアが混ざり出したが
透き通るような白い肌で43歳とは思えない若々しい曲線美を持つ女性だ。
先月に事件は起こった、それは出張の予定がクライアントの都合で急遽キャンセルになり、私は予定より一日早く帰宅することになった。
夜10時を少し過ぎた頃、自宅に帰ると玄関に鍵がかかっていて「もう寝たのかな?」と思い
起こさないようそっと合鍵でドアを開けて家の中入ると
二階の寝室の方から異様に甘美な声が漏れてきた
その声は好美の切なげに喘ぐ声だった
寝室のドアを少し開けると、「あぁ…武田君、すごい…そこ、だめ…!」その言葉がハッキリと聞こえ、私の胸を切り裂いた。
息を殺してそっと覗ぞくと、そこには信じられない光景が広がっていた。
私の部下の28歳の武田君が、好美の華奢な身体に覆いかぶさっていた。
武田君は、若々しい笑顔と爽やかな雰囲気で、職場でも人気のある後輩で、私が新人の頃から面倒を見てきた。
武田君は仕事熱心で人懐っこく、よく我が家で宅飲みを楽しむ間柄で、宅飲みの時に「奥さん、ほんと美人ですよね」とビールを片手に笑う彼の姿が脳裏に浮かんだ。