ま。良いです。
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翌朝、いつもの時間に起きました。が。何か変です。故障?自己診断では全く問題が有りません。
昨日のお客様のうち、人間のお二人は起きていました。
私と大体同じ顔つきで背格好も同じくらいのお客様は「星野ゆめみ」様とおっしゃるそうです。
名前が漢字かカナかは違いますが同じ読みですね。
メモリーを持っていらっしゃるそうで、私のと照合しましたら、私の今までの記憶部分は日付けや時間、場所、その他が全く同じで、さらに先の記憶が入っているそうです。
星野めくみ様と「ほしの人」様は私たちの将来を知っていらっしゃるのでしょうか?
3体の機械のお客様は再起動できす、動くことが出来ない様子です。
心配しても時間は過ぎ、開館時間になりました。
いつもの様に入り口に立ち
「プラネタリウムはいかがですか」
今日もまた風も雨も強く、お客様がいらっしゃるか判りません。
「ゆめみさん」背中のほうから声が。聞きなれない声?いえ私の声と同じ声です。
お客様「星野ゆめみ」様です。
「私にも手伝わせてください。私にも私のプラネタリウムが有ります。
でも今は、此処でお手伝いしたいのです。」
「一緒にお客様に挨拶してくれ」
と奥から館長さんが言いました。