〜 選択形式で進めていくスレッドXXXVII 〜
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
VIPに「選択形式スレがまだある件について」スレでも立てて コピペブログに載れば、あれだけ正義の自治厨しておいて 今は存在すら忘れて安寧としてる人間の心に後悔を突き刺せるのでは? まさか今の体たらくを見て良心痛まないなんてことはないだろうな? ハンサムの>>246 は突如盛り上げのアイデアがひらめいた! それは! 「自分が知ってる作品のキャラしか出さない」という、アイデアというよりはむしろ制限事項であった! しかし一度は死んだスレ、実験的に試してみてもよかろうと>>246 は自分に言い聞かせたのだった! ○○○制限事項○○○ ・keyは「ONE」「Kanon」「AIR」はどうにか。 ・Leafは「痕」「To Heart」「WHITE ALBUM」「こみっくパーティー」「天使のいない12月」はどうにか。 ・「雫」「まじかるアンティーク」「誰彼」はギリギリレベル。 ・設定思い出すor調べるのに時間掛かるから、話の進行は遅いと思うよ。 ではとりあえず、やれるだけやってみようではないか。 まずは以上の作品の中から、次の話の主人公を選んでみてくれ。 A.(主人公は?) やあ。私は霧島聖。海沿いの小さな町で小さな診療所をやっている。 風邪に頭痛に切り傷擦り傷、寂しいご老人の話し相手から簡単な手術、場合によっては犬や猫でも診るぞ。 そんな私だが、最近ちょっとした悩みがあってな。それは…… A.診療所の経営がやや危うい兆候にある B.最愛の妹に好きな人が出来てしまったらしい C.手持ちの「通天閣」Tシャツの最後の一枚が破れてしまった D.夜中にバイクの騒音がうるさい事が時々があり熟睡出来ない E.最近ちょっと気になる男性がいるんです ああ、そうそう。 気になる男性がいるんだ、名前は妹に聞いていたはずで確か… A 国崎往人とかいったな B 芳野祐介だったか C 棗恭介のはず D マスク・ザ・斉藤に違いない E ジェット斉藤なんて名前だったか そこへ彼が現れた キラキラと太陽に照らされた水上バイクの眩い輝き まるでその光りが波そのもののようである 「ヘイ!来ないのかーい!」 A ついていく B 断る C こんなやつ知らない 私は彼の水上バイクに跨った。 さすがはジェット斉藤、自慢のご機嫌マシンを自らの足の様に扱い 診療所を飛び出し、そのまま海岸へと突っ走っていく。 あまりのスピードと衝撃とで、いつもは気丈な私も眩暈がしてきた。 A ここは女性らしく可愛い悲鳴をあげながら助けを求める。 B ここは女性らしく可愛いメスで彼に悲鳴をあげてもらう。 C 話が続きそうにないので、もう一度主人公から決めなおす。 ここは女性らしく可愛いメスで彼に悲鳴をあげてもらおう。 彼の背中にしがみつくふりをして、私は彼の首筋にメスを突きつけた。 もちろん彼に気付かれなければ悲鳴は出ないので、わかりやすく大きめのメスを使う。 「ギ、ギャアアアアアアア!!!」 イマイチ色気に欠ける悲鳴を上げて、彼はスロットルを全開に開けた。 水上バイクの船首が一瞬浮き上がり、猛スピードで逃げようとする彼。吹っ飛ぶ私。 着衣のままなので泳ぎづらいが、どうにか水面に浮かび、水平線に消えていった彼を見送った。 全く、あれしきの冗談が通じないとは。これはきっとアレだな。 佳乃より先に男性とくっつこうとしたバチが当たったのだろうな。 さて海上にひとりぼっち。とりあえずどうしよう? A.陸地の方に向かって泳ぎ出す B.近くに見える島に向かって泳ぎ出す C.しばらく海上ひとりぼっちを楽しむ D.なんと! さらに深く潜った! しばらく海上ひとりぼっちを楽しむ事にしよう。 診療所での日々の疲れをこういう形で発散するのも悪くあるまい。 プカリプカリと波の中。降り注ぐ日差しが眩しい。 A.ふと気がつくと、日が西に傾きつつある B.通りすがりの船に乗っている人が話しかけてきた C.海中から自分に迫る動物の気配を感じた D.10分と待たず海に沈んだ。やはり着衣での遊泳は無理があったようだ プカリプカリと波に揺られていた私だが、すぐに様子がおかしい事に気付く。 水上に浮かべなくなってきたのだ。最初は洋上に横になっていたのが、 足が沈み腰が沈み、縦になって浮かんでいる状態になってしまった。 それもつかの間、身体全体が重くなったかのように、海中に沈んでしまう。 やはり着衣での遊泳は無理があったようだ。しかしこのまま沈むわけにもいかない。何とかせねば! A.メスなどの常備している医療器具を捨てればどうにか浮かべそうだ B.水中で見事な生着替え、下着のみの姿で浮かぶ事にしよう C.たまたま通りすがった動物が助けてくれた。何故だ? D.そのまま私は意識を失った…… 何とかせねば! しかし身体は全く思い通りに動いてはくれない。 一瞬、子供の頃の自分、若かった頃の自分、ちょっと昔の自分が脳裏に浮かぶ。 まずい、これは走馬燈って奴か!? そんな脳裏に浮かんだ自分の横には、いつも佳乃がいた。最愛の妹、佳乃。 そうだ! 佳乃のためにも、私はこんなところで沈むわけにはいかん! 私は必死にもがき続けた。どっちが陸でどっちが海底かもわからぬまま。 そのまま私は意識を失った……ああ、佳乃…… 「………………すか…………ぶですか? ……大丈夫ですか?」 私の頬を打つ手。誰かの声が耳に届き、私の意識は戻ってきた……た、助かったのか? 私は目を開けた。薄ぼんやりとした視界の中、焦点が合う。そこにいた人物は…… A.「大丈夫ですか?」と書かれたスケッチブックを持った、大きなリボンの少女 B.羽根飾りが付いたリュックとカチューシャが特徴的な少女 C.同じ町に住む酔いどれライダー、神尾晴子女史 D.「柏木」と書かれたネームプレートを付けた、妙齢でスーツ姿で貧乳の女性 E.三つ編みで眼鏡で巨乳でセーラー服姿の少女 F.今をときめくスーパーアイドル、緒方理奈 G.某スネ夫みたいな前髪が特徴的な眼鏡ボーイ……なんだそのギザギザな眼鏡のツルは? 「おお、気付かれたか」 安堵の表情を浮かべた青年。年の頃は大学生くらいだろうか。 特徴的な前髪と、特徴的なツルの眼鏡が印象的だ。 「見た感じ外傷も無いし、水を飲んで軽く溺れただけかとお見受けするが……身体に不調などは?」 そう言われて、自分の身体をチェックしてみる。 ……恐らく、海水で呼吸器と喉を痛めたくらいだろう。胃にもダメージがあるかもしれないが、たいしたことはなさそうだ。 「大丈夫のようだ、ありがとう。そうだ、私はいったいどうなっていたんだ?」 私の問いに青年は答える。 A.たまたま通りがかった海岸に、私が打ち上げられていたらしい B.海上に浮かんでいたのを、波乗り中の彼が発見したらしい C.なんか空からペッカーと光が差し込み、フワフワと私が降ってきたらしい D.「それは……今はまだ言えん」……何故? 「ふむ……と、その前に。我輩は九品仏大志。女史の名前を伺ってもいいかな?」 九品仏とは珍しい名字だな。まあ名前を名乗るくらい問題はあるまい。 「ああ。私は霧島聖。小さな診療所で医者をやっている」 「では説明しよう、霧島女史。我輩がこの海岸を散歩していると、突然天空からペッカーと光が差し込んできたのだ」 ……ん? 何を言っているんだ? 「そしてその光に乗って、霧島女史がフワフワと我輩の目の前に舞い降りてきたのだ。 我輩は目を疑ったが、とりあえず何故かずぶ濡れの霧島女史の安否を確認したと、そういうわけだ」 ……なんだその余りに疑わしい話は? この男の喋り方がやたらと演技がかっているのも気になるぞ。 「初対面の人間を疑うのも失礼かとは思うが、その話、本当なのか?」 私は単刀直入に聞いてみた。彼の答えは…… A.「本当だ。なにせ我輩も、同じようにこの海岸にたどり着いたらしい」 B.「本当だ。恐らく霧島女史は、我輩の世界征服計画の為に神が使わした使徒に違いあるまい」 C.「というのが我輩の想像というか希望だが、実際には単に海岸に打ち上げられていただけだ」 「本当だ。恐らく霧島女史は、我輩の世界征服計画の為に神が使わした使徒に違いあるまい」 ……世界征服計画? 使徒? 何を言っているんだ? 私はただの人間だ。多少医療の知識はあっても、救えない人だっているし、空だって飛べるわけではない。 それは自分が一番わかっている。だがこの男は私を「神が使わした使徒」などと言っている。 彼の言葉を聞いて、私はこう判断した。 A.彼は嘘をついて、私を使徒とやらに担ぎ上げようとしている B.彼は夢見がちなヲタクで、ちょっと大きな事を言ってみたかっただけだ C.私は夢を見ているんだろう D.私は溺れた事により、新たな力に目覚めたのかも知れない……きっと、佳乃のために E.私は溺れた事により、新たな力に目覚めたのかも知れない……きっと、世界征服計画のために 私は溺れた事により、新たな力に目覚めたのかも知れない……きっと、世界征服計画のために。 彼に助けられた事も、全ては運命だったに違いない。いや、ジェット斉藤に一目惚れした事すらも運命か! 得心が行った私の表情の明るさに、彼もまた明るく話しかける。 「霧島女史、とりあえず近くの喫茶店ででも詳しい話をいかがかな? 財布をお持ちでないなら、ここは我輩がおごろうではないか」 言われてはじめて、私は何の手荷物も持っていない事を思い出した。 つまり、懐の中にある物だけが今の私の持ち物という事だ。私は懐を確認した。 次の選択肢の中から、霧島聖の懐中にあった物を選んで下さい。複数選択可能。「無し」という選択も可能。 ただし、それらの物は海水で濡れている可能性があります。 A.財布 B.携帯電話 C.携帯用医療キット D.メス数本(投擲可能) E.佳乃の写真 F.厚手の小説 G.携帯食料 H.ぴこぴこと鳴く毛玉 I.その他(1つだけお書き下さい) 懐から取り出したのは一枚の写真。そこには佳乃の笑顔がある。 私の大切なお守りだ。財布やメスを失っても、これだけは失ってはいけない。 ……いや、財布やメスは家に置いてきたかな? あわてて家を出たからな。 それと、白衣の内ポケットには毛玉が入っていた。つつくと「ぴこ〜」と鳴き声(?)が聞こえる。 ……なんでこんな狭い空間に収まっているんだ? まあとりあえず、苦しそうではないので入れたままにしておく。 「さあ、ここが我輩の行きつけの喫茶店だ」 彼の案内で、さほど遠くない場所にある喫茶店に辿り着く。どんな喫茶店かというと…… A.若い女性から妙齢の女性まで揃うメイド喫茶 B.若い男性から初老の男性まで揃う執事喫茶 C.ツンツンからデレデレまで揃う猫喫茶 D.普通の喫茶店のようだが、何故か一押し商品は「田舎雑炊」 E.店名は「エコーズ」、アイドルが時々お忍びで来るらしい F.店名は「百花屋」、現在イチゴデザートキャンペーン中 「お帰りなさいませ、ご主人様〜♪」 下は高校生、上は主婦っぽい層のメイド姿の女性が甲高い声で出迎える。 噂には聞いた事がある、これがメイド喫茶というモノか。 九品仏大志、彼は確かに常連なのだろう。メイドの一人と言葉を交わすと、奥の個室に恭しく案内される。 「本来ならば彼女らの接待を霧島女史と共に楽しみたいところではあるが、今日は事が事だ。個室を用意してもらった。 話す事はいろいろあろうが、とりあえず飲み物や食べ物はいかがかな?」 A.飲み物をオーダーしよう(ご注文をどうぞ) B.食べ物をオーダーしよう(ご注文をどうぞ) C.いや待てよ、そういえばメイドの一人に見覚えのある人物がいたな(人物指定をどうぞ。制限事項は>>255 ) D.水で結構。とりあえず世界征服計画について詳しい話を聞こう E.せっかくなのでメイドの接待とやらを楽しみたい F.はじめてのメイド喫茶の雰囲気に、緊張してピクリとも動けない 「話す事はいろいろあろうが、とりあえず飲み物や食べ物はいかがかな? ……ん? どうした、霧島女史?」 彼の言葉が聞こえていないわけではない。ちゃんと理解はしている。 ただ単に、緊張で指も動かず声も出ないというだけの話だ。 いや確かにこういう非現実的な、一種の「仮想空間」に身を置いたのははじめてではあるが、 まさかこの私がこうまでも緊張しようとは、自分でも想定外だ。 そんな私の緊張を、一瞬で解いてくれたのは…… A.九品仏大志 B.ポテト C.メイドさん D.佳乃(の幻) E.全く緊張は解けない。現実は非情である どう動こう、どうしよう、どうしよう…… 想定外の極度の緊張で動けなくなってしまった私。 そんな私に語りかける声があった。 (お姉ちゃん、大丈夫だよ) 声に反応して空(実際にはメイド喫茶の天井)を見上げると、そこには最愛の妹、佳乃の顔があった。 (メイドカフェのメイドさんは優しいから、好き放題言ってもきっと大丈夫だよ、お姉ちゃん) そう言い残して、笑顔でキメたまま、佳乃の幻は霞んで消えていった。 佳乃の言葉を違えるわけにはいかない。私は勇気を持って、メイドさんに話しかけた。 A.○○お願いします(食べ物or飲み物を指定) B.○○お願いします(アルコールを指定) C.霧島佳乃をご存知でしょうか? D.君の名は? E.彼(九品仏大志)について伺いたいのだが 「リアルうんこチョコお願いします」 ……え? 私は今、何を言った? 「リアルうんこチョコおひとつですね、少々お待ち下さいませ」 ……え? この注文通るのか? 「流石は霧島女史、お目が高い」 ……え? お目が高い? そうなのか? 「当店名物、リアルうんこチョコ、お待たせしました〜」 さほど待たずに運ばれてきたそれを見て、私は言葉を失った。それほどにリアルだったのだ。 私は医者なので、こういうモノに対して抵抗感はさほど無い。説明しよう。 白い皿の上にブラウンのリアルうんこチョコが3点盛りになっている。 3点とは、太い一本モノ、とぐろ巻、そして半固体半液体の下痢状。 下痢状のモノには、トウモロコシとグリーンピースが2粒ずつ混じっている。なかなかのリアルさだな。 まあ、説明に抵抗感はなくても口にするには抵抗感はある。当然だ。私はお冷やだけ頂く事にした。 ちなみに九品仏大志はホットのストレートティーを飲んでいる。リーフは彼のオリジナルブレンドだそうだ。 「さて、霧島女史」 紅茶を半分くらい飲み、九品仏大志は軽く身を乗り出す。 「我輩から詳しく話す前に、まず霧島女史に疑問があるならばそれを解消しようではないか」 A.「世界征服計画」の目的 B.九品仏大志自身について詳しく C.私が今いるこの街について D.リアルうんこチョコを食べた事は? E.九品仏大志とは呼びづらい、私は君を何と呼べばいい? F.特に疑問はない。九品仏大志の話を聞こう 「現状では特に疑問はない。むしろ君の話を聞いて、それから質問したいのだが」 私がそう答えると、九品仏大志は大きく頷いた。 「承知した。それではお話ししよう……『世界征服計画』について……」 彼は語り出した。時に熱情的に、時に囁くように。 「世界征服計画」。改めて聞くと、まさに荒唐無稽というより他にない。 だが、内容に納得は出来ずともとりあえず理解を試みることにした。 理解し、行動すれば、結果は自ずとついてくるだろう。 「……と、そういうわけだ。ここまではご理解いただけたかな?」 話が一段落し、彼は私にそう問いかけた。 「そうだな……つまり、『世界征服計画』とは簡単に言えばこういう事なんだな?」 A.「センドウカズキ」を中心とした、同人漫画界の征服計画 B.「サクライアサヒ」を中心とした、アイドル界の征服計画 C.オタクのオタクによるオタクのための、オタク界の征服計画 D.なんとかレンジャーの一員として秘密結社と戦う、ヒーロー界の征服計画 E.秘密結社の一員としてなんとかレンジャーと戦う、武力による世界征服計画(まずはこの町から) 「秘密結社の一員としてなんとかレンジャーと戦う、武力による世界征服計画」 そう確認した私に、彼は大きく頷く。 「その通り、流石に理解が早い。まずはこの町を拠点に、いずれは世界を征服する計画だ」 彼の話によれば、昭和時代後期あたりから秘密結社となんとかレンジャーの争いは存在していたらしい。 ただ、「極力姿を隠す&一般市民に迷惑をかけない」という不文律があるせいで、一般には知られていないそうだ。 「では改めて質問しよう。まず、世界征服の目的は?」 そう聞くと、彼は目を伏せた。 「……それは今は答えられない。いずれ必ず答えよう。今はとりあえず、我輩を信じてもらいたい」 「……まあいいだろう。次の質問、秘密結社の組織はどんな感じだ?」 彼はまた目を伏せた。 「我輩は一応の司令官だ。我輩の上にボスがいるが、お会いした事はない。時折指令が下りてくるのみだ。 そして同士は霧島女史の他に2人、理由あって現在この町を離れている。同士はまだまだ増員予定だ」 ……頼りないとは思うが、表情には出さない。 「もう一つ聞こう。この町のなんとかレンジャーについて詳しい話を」 ようやく彼は私と目を合わせて話す。 「この町のレンジャーはたった3人と聞いている。その名は……」 A.この町のなんとかレンジャーの名前を決めて下さい。 また、そのリーダーを決めて下さい。制限事項は>>255 。 いいんちょキャラというとしのぶの他は ToHeartの保科智子、おなじく2の小牧愛佳……他に誰いたっけ? >>255 の中だと委員長はToHeartの保科智子とKANONの美坂 香里だけだな でも別に本当に委員長であることにこだわらなくてもいいんじゃね? 「その名はいいんちょレンジャー。リーダーの榊しのぶを筆頭に、委員長っぽいメンバーの3人組だ」 いいんちょ……聞く限りでは武闘派っぽいイメージではないな。いや、文武両道いいんちょも有りか? 「霧島女史には、まずは彼女らを撃破してもらいたい。 ちなみに各レンジャーを撃破する事で、ボスから当結社に物品や人員が支給される事になっている」 ……そういうのがシステム化されているのか。非効率的な気もするが面白いといえば面白い。 「以上、当面の目的などはご理解いただけたかと思う。他に質問などは?」 「そうだな……武器などは支給されるのか?」 彼はまたまた目を伏せて答える。 「それが……現在は強化戦闘服が数着あるのみだ。いいんちょレンジャーを倒せば、次は武器が支給されると聞いている」 なんというか、120Gとひのきのぼうしかくれないどこかの王様みたいだな。 「都合の良い事に、強化戦闘服の中に白衣タイプがある。これと、素性を隠すための派手なマスクを進呈しよう」 「白衣がある? ちなみに他には何が?」 「セーラー服、OLっぽいスーツ、メイド服、あとは男性用の黒い全身タイツが数着だ」 ……白衣で良しとするか。私は自分の白衣から、佳乃の写真とぴこぴこ鳴く毛玉を新しい白衣に移し替えた。 しかしこの毛玉、今日はやたらと大人しいな。 「他に質問などは?」 A.適当に武器を見繕いたいのだが、現金はいただけるのか? B.一旦家に帰りたいのだが? C.いいんちょレンジャーの本拠は? D.(他に質問があればご自由にどうぞ)? 「おならぷう」 ふと私の口からそんな言葉が出てきた。 「……ん? 霧島女史、今、何と?」 「おならぷう。神の言葉で『こんにちは』という意味だ」 それを聞いた九品仏大志の瞳が熱狂の色を帯びる。 「なんと、神の言葉であったか! で、神は他に何と?」 「犬を、特にプードルを大切にせよと仰せだ」 「プードルだな! よし、今この瞬間より我らが結社は『プードル団』と名乗る! 我らは今、最高の名を得た!」 そんなわけで、結社の名前は「プードル団」と決まり、エンブレムもプードルを基調に作られる事になった。 九品仏大志は感極まって涙を流し、叫び、全身で喜びを表現し、やや落ち着き、座り直し、目を閉じ、深く息を吐き、こう言った。 「他に質問などは?」 A.適当に武器を見繕いたいのだが、現金はいただけるのか? B.一旦家に帰りたいのだが? C.いいんちょレンジャーの本拠は? D.(他に質問があればご自由にどうぞ)? 「適当に武器を見繕いたいのだが、現金はいただけるのか?」 私がそう問うと、 「そういえば女史は財布を持ってないのであったな。少額ではあるが我輩が出しておこう」 そう言って彼はポケットから財布を取り出した。 「自腹なのか? 組織の資金は?」 その質問に、彼は寂しげに笑う。 「今は雌伏の時だ。いずれ高笑い出来る時も来るだろう。それは霧島女史、貴女にかかっている」 3,500円を手に入れた! 「申し訳ないが、公共交通の利用などもその金額でやりくりして頂きたい。 まあ、この町はさほど広くはないので徒歩でも問題ないとは思うが」 彼がそう言うのを待っていたわけでもないと思うが、個室のドアが開き、メイドが一人入ってきた。 「ご主人様、お嬢様。そろそろお出かけのお時間です」 要するに個室の利用時間が終わったらしい。私はメイド達に見送られ、九品仏大志と共に店を出た。 日は傾き既に夕刻。さてどうしたものか。 A.武器を見繕うべく、店に向かう B.とりあえず今夜の宿をどうするか考える C.場所を改めて、もう少し九品仏大志と話す D.一旦家に帰ろうとする E.いいんちょレンジャーの本拠地を聞いて奇襲を仕掛ける 「九品仏大志、いいんちょレンジャーの本拠地を教えてくれ」 「む? 突然どうした? とりあえず下見か?」 「小規模の相手に長々と関わり合うのも面倒だ、さっさと落としてこようと思ってな」 私の言葉に、彼は驚きを隠さない。 「おお、なんと頼もしい! だが無理はしないでくれたまえ、明日には同士がこの町に戻ってくる予定なのだからな」 そう言って彼は、いいんちょレンジャーのリーダー・榊しのぶが通う高校の場所を教えてくれた。 「この時間ならまだ学校で委員長活動をしている事だろう。だがくれぐれも無理は禁物だぞ」 「承知した」 十数分後、私はその高校に到着した。部活にいそしむ生徒や喋りながら下校する生徒が多く見受けられる。 さて、どうやって榊しのぶを捜そうか? A.そこらにいる生徒に「榊しのぶ」について聞いてみる B.そこらにいる生徒に「委員長活動」について聞いてみる C.正面玄関近くで校舎の地図を捜してみる D.とりあえず校内をフラフラと歩いてみる E.白衣が似合う場所、保健室に行ってみる 白衣が似合う場所、保健室に行ってみるか。 だいたい保健室というものは職員室の2,3個隣の部屋と相場が決まっている。 というわけで職員室がありそうな方向に行ってみると……予想通り、2つ奥の部屋が保健室だった。 一応ノックをして保健室に入る。そこにいたのは…… A.白衣姿の校医らしき人が机に向かっていた B.ベッドで生徒が一人眠っていた C.不良生徒のたまり場になっていた D.榊しのぶと他一名が委員長活動についての会合を開いていた E.誰もいなかったが、机の上に気になるモノがあった >>308 知らないキャラ(例:ジェット斉藤)が出ると話が動かせなくなるんで、 結果として一人で回す形になってしまって申し訳ない。 B >>309 ってことは>>255 守ってれば手伝うのは構わない? 昔、恵美スパで爆笑させてもらった思い出深いスレだから できれば何らかの形で再興に関わってみたい。 標準的な広さの保健室。誰もいないかと思ったのだが、 よく見ればベッドに一人の生徒が眠っていた。 胸元を少し楽に開いてはいるが、着ているのは間違いなくこの学校の制服だろう。 枕元には簡単なカルテがぶら下げられている。生徒の名前も書いてあった。 A.気になって生徒の名前を見てみた(人物指定、制限事項は>>255 ) B.気にはなったが、それ以上に気になるモノが保健室にはあった C.眠っている生徒に関わっている場合ではない、保健室を出る >>310 それはもう大歓迎でございまするよ。 昔みたく「数分差で書き負ける」時が来る事を楽しみにしております(笑)。 そのカルテによれば彼女は名前を“保科智子”というらしい。 2年生、女性、16歳。平熱36.4℃。カルテだけあって、医療と無関係な身元や素性に関してはあまり有益な情報は載っていない。 さて、私も一応医者の身分である以上、自然と彼女の容体の方に興味が向いてしまうわけだが、 症状の欄によれば、彼女は…… A.バレーボールの最中に転倒して脳震盪を起こしただけのようだ。 B.我々医師でなければ知らないような重篤な病名が記載されている…… C.弁当を忘れて空腹で倒れたらしい。なんだか間抜けな話だ。 D.「戦闘中に負傷」だと!? これは一体…… D だとこの保健室の主、あるいはこの高校自体がいいんちょレンジャーの活動について感知してるっぽくなるね 全然関係ない別の戦闘かもしれないけど 「戦闘中に負傷」だと!? これは一体…… 可能性として一番高いのは、彼女がいいんちょレンジャーの一員だという事。 あるいは逆に、我らがプードル団の一員である可能性もある。 この学校では戦闘の授業が存在する、という可能性も、まあ、ゼロではないな。 それと彼女のカルテを書いた人物も気になる。その人物は彼女の「戦闘」について知っている……? カルテを見つついろいろ考えていると、 「……ん、んんーん……」 彼女は目を覚ましたようだ。焦点の合ってない瞳で私の方を見つつ、こう言った。 A.「先生、私、やったよ。頑張って敵を一人、やっつけたよ」 B.「……あ、違うんよ先生。この怪我はちょっと友達とふざけてる時に、うっかりやらかしただけなんや」 C.「……あれ、先生ちゃう? アンタ誰や?」 D.「眼鏡眼鏡……」(横山やすし風に) 「眼鏡眼鏡……」 そう言って彼女はあたりを手探り始めた。お約束通り眼鏡は額の上にある。 「おでこのところ」 私がそう言うと彼女は手探りをやめ、 「なんや、ここにあったんか。先生おおきに……って先生ちゃうやん。アンタ誰や?」 眼鏡をかけ、私の方を訝しげに見ている。私は答えた。 A.校医の方に頼まれて、補佐のために来た者だ B.ただの通りすがりの美人女医だ C.この学校の卒業生だ D.それはこっちの台詞だ E.訳あっていいんちょレンジャーという連中を捜している者だ 「ただの通りすがりの美人女医だ」 私のその答えに、彼女は笑って答える。 「自分で美人言うかぁ? でも、そう言うてもバチ当たらんくらいの美人さんやね」 なかなか聡明そうな答えだな。 「で、その美人女医さんが、この保健室に何の用で来たんや?」 彼女は笑顔で、しかしその奥に鋭い眼光を秘めて(気のせいかも知れないがそう感じた)、私に聞いてきた。 A.本当に通りすがっただけだ。ではまたな B.この美しさで男子生徒を誘惑しようと思ってな C.ちょっと医療器具をお借りしようと思ってな D.いいんちょレンジャーという連中を捜していてな E.榊しのぶという生徒に用があってな 「榊しのぶという生徒に用があってな」 そう言うと彼女は笑顔のまま、 「へぇ、榊ちゃんに。でも多分、もう帰ったと思うで」 むぅ。ならばどうしたものかと腕を組んで考えていると、 「せやったら、明日の放課後、待ち合わせする? 私が榊ちゃん連れてきてあげるわ。 せやなぁ……夕方4時半、校舎裏にある小さな森でどないや? それか、言付けとか物を渡すとかやったら、私が預かってもええけど?」 口ぶりからして彼女と榊しのぶは親しいんだろうか。尋ねてみると、 「うん、友達やねん。榊ちゃん、ちょっと生真面目でぶっきらぼうやけど、ええ子やと思うよ」 笑顔を全く崩さず、彼女はそう答えた。 さて、どうしたものか。彼女の親切に頼ってみるか。 しかし深読みするなら、彼女もいいんちょレンジャーの一員で私を罠にかけようとしている可能性もあるな。 A.彼女の親切に頼り、明日夕方に待ち合わせする B.彼女の親切に頼り、榊しのぶに手紙を書いて渡してもらう C.急ぎたいからと、彼女に榊しのぶの家の住所を聞いてみる D.唐突にカルテに書いてあった「戦闘」について聞いてみる E.また改めて来ると言って、今日は帰る 「そうだな、どうしたものか……ところでカルテに書いてある『戦闘』とはいったい何なんだ?」 何の脈絡もない私の質問に、彼女は軽くプッと吹いた。あわてて自分のカルテを確認する。 「……いけずやなぁ……これ、見たん?」 「見た」 「そっか……なんて言うか……説明難しいんやけど……」 言葉を選びつつ、彼女は言った。 A.……あかん、ゴメンけどやっぱ言われへんわ B.この学校には昔から『戦闘同好会』ってのがあってな C.なんか突然、知らん輩に襲撃くらってもうてん D.実はナイショやけど、私らなんとかレンジャーやっててん E.逆に聞くけど、アンタ九品仏んとこの人やろ? 「……あかん、ゴメンけどやっぱ言われへんわ」 困った表情で彼女は言う。 「言ってもうたらアンタみたいな『普通の人』には迷惑かけてまうかもしれんねん。ほんまゴメンな」 純粋に私を心配している表情、に見える。これ以上曖昧に問い詰めても、情報は得られないだろう。 A.それでも、秘密結社の名前を出してでも彼女を問い詰めてみる B.適当に別れを告げて保健室を後にする C.明日夕方に、榊しのぶと待ち合わせ出来るように頼んでみる D.話のお礼がてらに、彼女の怪我の手当をする E.保科智子を敵の一員と見なし、卑怯承知で不意打ちする 今となっては廃墟の支援板だがかなり酷いことになってんな。 いや酷さの質が違うと言うか今は業者コピペだらけだし。 俺も2ch型掲示板cgiいくつか持ってるけど、どれもこれも業者コピペが酷いね。 業者用の自動プログラムがあるんだろうけど。 どうにかしたいと数年前は思ってたけど、今じゃ管理用パスワードも忘れちゃって、自然消滅を待つしかない始末。 まあそれはそれとして……。 話のお礼がてらに、彼女の怪我の手当をしようか。 「よし、ちょっと傷の具合を見せてみろ」 「えっ!? と、突然何なん?」 「私も医者の端くれだ。話のお礼がてら、ちょっと見てやろう」 「そっか……ほな、お願いするわ」 というわけで私は彼女の怪我を診てみた。 それなりに手当はしてあったが、私から見ればまだ治療の余地はある。 結果、全治2日(推定)の怪我を全治1日(推定)にまで出来た。 「ホンマにありがとうな」 「お互い様だ、気にするな」 そう言って私は…… A.「縁があればまた会おう」と言い残し、保健室を去った B.加療した事だし、カルテに筆を入れた C.改めて、榊しのぶと待ち合わせ出来るよう頼んでみた D.意味もなく彼女とハイタッチした ひと段落したところで、私は再び本来の目的であった榊しのぶについて訊ねることにした。 「それで、さっきの榊しのぶという子の話に戻るんだが、明日なら確実に会えるだろうか?」 「そやね、あの子は部活入ってへんし、明日は委員会活動もない日のはずやから多分大丈夫やと思うよ」 委員会活動……か。やはり『いいんちょレンジャー』と何か関係がある活動なのだろうか。 「そうか、だったら是非待ち合わせの言付けをお願いしたい。明日の放課後4時半、校舎裏の森、でよかったかな」 「うん、ええよ。あとでメールしとくわ……あ、せっかくやしメルアドも交換しとこっか? あとでお互い連絡とれたほうが安心やろうし」 「ご厚意のところすまないが、あいにく私は今携帯をもっていないのでな(>>281 )……とりあえず待ち合わせの約束だけお願いしとくよ」 とりあえず榊しのぶと対面する算段はついた。さて、これからどうするか…… A.まだしばらく保科智子と話をしてみる B.このまま校舎の中を調べてみる C.とりあえず今夜の宿をどうするか考える D.学校を出て、所持金(3,500円)で身支度をする とりあえず無事に翌日を迎えなきゃいかんな。 Cで。 ふと外を見ると、夕闇が迫り薄暗くなりつつある。 とりあえず、今夜の宿をどうするか考える必要があるな。さてどうしたものか。 A.一応は宿っぽいところで休みたい。安価なカプセルホテルでも探す B.ネットカフェで漫画でも読みつつ仮眠するか C.どうにかして、この保健室で一晩過ごせないものか D.宿はとりあえず置いといて、夜の繁華街をふらついてみるか E.九品仏大志の家に空き部屋はないのか? 九品仏大志の家に空き部屋はないのか? もしあれば、宿の問題は解決ではないか。 そう考えた私は、とりあえずここを出る事にした。 「それでは私は帰る。明日はくれぐれもよろしく頼むよ」 「うん、また明日な。怪我の治療、ホンマありがとうな」 そう言葉を交わし、私は高校を後にした。 数分町を歩き、ふと重要な事を思い出す。 九品仏大志の家はどこだ? 場所は知らない。連絡手段もない。これは困った。 一旦出てしまったので、また保健室に戻るというのも格好が付かない。さてどうしたものか。 A.一応は宿っぽいところで休みたい。安価なカプセルホテルでも探す B.ネットカフェで漫画でも読みつつ仮眠するか C.宿はとりあえず置いといて、夜の繁華街をふらついてみるか D.どうにかして九品仏大志の家を探す 宿はとりあえず置いといて、夜の繁華街をふらついてみるか。 別に酒に溺れる趣味もホストを侍らす趣味も無いが、なにせ私は秘密結社の一員だ。 享楽的な趣味を嗜むのも悪くはあるまい。 というわけで私はこの町の「夜の繁華街」に行ってみた。そこで見たものは…… A.落ち着いた感じの一大歓楽街と、パトロールする九品仏大志 B.雑然とした感じの一大風俗街と、高笑いする九品仏大志 C.スナックや小料理屋が並ぶ小さな通りと、客寄せする九品仏大志 D.ガード下に並ぶ飲み屋街と、酔っぱらいと酔っぱらいと酔っぱらい E.若者で賑わう居酒屋街と、呼び込みするメイドカフェやネットカフェの店員たち そこはスナックや小料理屋が並ぶ小さな通り。繁華街と呼ぶのも憚られるような小さな路地だ。 もう少し賑やかな街の方が好きだが、まあ一杯飲んでいくのも悪くないか、と思っていると…… 「ふむ、そこを行くサラリーマン風のお二方。優秀な雰囲気を漂わせるお二方に相応しい店があるのだが」 なにか尊大な物言いの客引きの声が聞こえる。どこかで聞いた口調、どこかで聞いた声だ。 「おお、そこを行く女史。今なら女性限定のお得な……」 そしてどこかで見た顔でもあった。九品仏大志は私を客引きしようとして、絶句している。 「ふっ……客引きのバイトに明け暮れる我輩を笑わば笑うがいい。だが、我輩の夢までも笑ってくれるな」 近くの喫茶店ででも話をしようかと思ったが、バイト中だと彼は固辞した。というわけで立ち話をしている。 まあ要するに、プードル団の運営資金の確保のためにバイトをしていたという事らしい。 もちろん笑ったりはしないが、しかしそこまで運営が切迫していたのか。 「我輩がバイトの身から抜け出すためにも、一刻も早くいいんちょレンジャーを撃破してくれたまえ、霧島女史」 そう言って彼は胸を張る。その心意気には答えねばなるまいと、私も気合いを入れ直す。 A.報告がてら、今日の行動について話してみる B.今夜の宿について、九品仏大志の家に空き部屋がないか聞いてみる C.バイト中の九品仏大志に、さらなる現金を要求する D.彼と別れ、改めて今夜の宿を探す E.彼が客引きしている店に行ってみる >>342 プロバイダの規制がやっと昨日解除されたのよ。 とりあえず下書きしといたの(>>343 )を出したけど、2ヶ月くらい前の執筆意欲が戻ってくるかどうかは不安。 「もっと金をよこせ」 「それは無理というものだ。マイシスター」 むう、仕方ない。それならば A 諦める B もっと頼み込む C 殺してでも奪い取る A ナイトライター(with 雀鬼's) B Planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜 C 誰彼 D MOON. E Routes F White Album G 雫 H CLANNAD I フルアニ J テネレッツァ K うたわれるもの L To Heart M 天使のいない12月 N Kanon O 鎖 P Filsnown Q まじかる☆アンティーク R AIR S ToHeart2 T Tears to Tiara U ONE V 痕 W こみっくパーティー ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 09.0h [pink] - 2025/10/27 Walang Kapalit ★ | uplift ★ 5ちゃんねる