〜 選択形式で進めていくスレッドXXXVII 〜
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0001名無しさんだよもん2007/12/28(金) 18:56:53ID:qy9dzikL0
ここは選択肢と選択で話を進める、「選択形式で進めていくスレッド」です。

A 前スレ(スレッド36:http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1194529744/
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C 新支援板(http://members.at.infoseek.co.jp/farem/cgi-bin/sentaku/
D wiki(http://f44.aaacafe.ne.jp/~farem/sentaku/index.php)
E 過去スレ・関連スレ及び諸注意(>>2-5

過去スレ

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0320名無しさんだよもん2009/09/30(水) 01:00:42ID:SUnQGTVY0
「ただの通りすがりの美人女医だ」
 私のその答えに、彼女は笑って答える。
「自分で美人言うかぁ? でも、そう言うてもバチ当たらんくらいの美人さんやね」
 なかなか聡明そうな答えだな。
「で、その美人女医さんが、この保健室に何の用で来たんや?」
 彼女は笑顔で、しかしその奥に鋭い眼光を秘めて(気のせいかも知れないがそう感じた)、私に聞いてきた。

A.本当に通りすがっただけだ。ではまたな
B.この美しさで男子生徒を誘惑しようと思ってな
C.ちょっと医療器具をお借りしようと思ってな
D.いいんちょレンジャーという連中を捜していてな
E.榊しのぶという生徒に用があってな
0322名無しさんだよもん2009/10/02(金) 01:30:58ID:2/MzPk2I0
「榊しのぶという生徒に用があってな」
 そう言うと彼女は笑顔のまま、
「へぇ、榊ちゃんに。でも多分、もう帰ったと思うで」
 むぅ。ならばどうしたものかと腕を組んで考えていると、
「せやったら、明日の放課後、待ち合わせする? 私が榊ちゃん連れてきてあげるわ。
 せやなぁ……夕方4時半、校舎裏にある小さな森でどないや?
 それか、言付けとか物を渡すとかやったら、私が預かってもええけど?」
 口ぶりからして彼女と榊しのぶは親しいんだろうか。尋ねてみると、
「うん、友達やねん。榊ちゃん、ちょっと生真面目でぶっきらぼうやけど、ええ子やと思うよ」
 笑顔を全く崩さず、彼女はそう答えた。

 さて、どうしたものか。彼女の親切に頼ってみるか。
 しかし深読みするなら、彼女もいいんちょレンジャーの一員で私を罠にかけようとしている可能性もあるな。

A.彼女の親切に頼り、明日夕方に待ち合わせする
B.彼女の親切に頼り、榊しのぶに手紙を書いて渡してもらう
C.急ぎたいからと、彼女に榊しのぶの家の住所を聞いてみる
D.唐突にカルテに書いてあった「戦闘」について聞いてみる
E.また改めて来ると言って、今日は帰る
0324名無しさんだよもん2009/10/04(日) 01:25:44ID:lROTBPoh0
「そうだな、どうしたものか……ところでカルテに書いてある『戦闘』とはいったい何なんだ?」
 何の脈絡もない私の質問に、彼女は軽くプッと吹いた。あわてて自分のカルテを確認する。
「……いけずやなぁ……これ、見たん?」
「見た」
「そっか……なんて言うか……説明難しいんやけど……」
 言葉を選びつつ、彼女は言った。

A.……あかん、ゴメンけどやっぱ言われへんわ
B.この学校には昔から『戦闘同好会』ってのがあってな
C.なんか突然、知らん輩に襲撃くらってもうてん
D.実はナイショやけど、私らなんとかレンジャーやっててん
E.逆に聞くけど、アンタ九品仏んとこの人やろ?
0326名無しさんだよもん2009/10/06(火) 01:26:03ID:oCWKY98y0
「……あかん、ゴメンけどやっぱ言われへんわ」
 困った表情で彼女は言う。
「言ってもうたらアンタみたいな『普通の人』には迷惑かけてまうかもしれんねん。ほんまゴメンな」
 純粋に私を心配している表情、に見える。これ以上曖昧に問い詰めても、情報は得られないだろう。

A.それでも、秘密結社の名前を出してでも彼女を問い詰めてみる
B.適当に別れを告げて保健室を後にする
C.明日夕方に、榊しのぶと待ち合わせ出来るように頼んでみる
D.話のお礼がてらに、彼女の怪我の手当をする
E.保科智子を敵の一員と見なし、卑怯承知で不意打ちする
0328名無しさんだよもん2009/10/07(水) 00:00:20ID:kKhyYpLA0
今となっては廃墟の支援板だがかなり酷いことになってんな。
0330名無しさんだよもん2009/10/07(水) 10:36:25ID:xPl0gSr/0
いや酷さの質が違うと言うか今は業者コピペだらけだし。
0331名無しさんだよもん2009/10/09(金) 01:00:41ID:R5uj0bQJ0
俺も2ch型掲示板cgiいくつか持ってるけど、どれもこれも業者コピペが酷いね。
業者用の自動プログラムがあるんだろうけど。
どうにかしたいと数年前は思ってたけど、今じゃ管理用パスワードも忘れちゃって、自然消滅を待つしかない始末。
まあそれはそれとして……。
0332名無しさんだよもん2009/10/09(金) 01:02:32ID:R5uj0bQJ0
 話のお礼がてらに、彼女の怪我の手当をしようか。
「よし、ちょっと傷の具合を見せてみろ」
「えっ!? と、突然何なん?」
「私も医者の端くれだ。話のお礼がてら、ちょっと見てやろう」
「そっか……ほな、お願いするわ」
 というわけで私は彼女の怪我を診てみた。
 それなりに手当はしてあったが、私から見ればまだ治療の余地はある。
 結果、全治2日(推定)の怪我を全治1日(推定)にまで出来た。

「ホンマにありがとうな」
「お互い様だ、気にするな」
 そう言って私は……

A.「縁があればまた会おう」と言い残し、保健室を去った
B.加療した事だし、カルテに筆を入れた
C.改めて、榊しのぶと待ち合わせ出来るよう頼んでみた
D.意味もなく彼女とハイタッチした
0334名無しさんだよもん2009/10/10(土) 17:53:20ID:7do+IwQx0
 ひと段落したところで、私は再び本来の目的であった榊しのぶについて訊ねることにした。
「それで、さっきの榊しのぶという子の話に戻るんだが、明日なら確実に会えるだろうか?」
「そやね、あの子は部活入ってへんし、明日は委員会活動もない日のはずやから多分大丈夫やと思うよ」
 委員会活動……か。やはり『いいんちょレンジャー』と何か関係がある活動なのだろうか。

「そうか、だったら是非待ち合わせの言付けをお願いしたい。明日の放課後4時半、校舎裏の森、でよかったかな」
「うん、ええよ。あとでメールしとくわ……あ、せっかくやしメルアドも交換しとこっか? あとでお互い連絡とれたほうが安心やろうし」
「ご厚意のところすまないが、あいにく私は今携帯をもっていないのでな(>>281)……とりあえず待ち合わせの約束だけお願いしとくよ」

 とりあえず榊しのぶと対面する算段はついた。さて、これからどうするか……

A.まだしばらく保科智子と話をしてみる
B.このまま校舎の中を調べてみる
C.とりあえず今夜の宿をどうするか考える
D.学校を出て、所持金(3,500円)で身支度をする
0335名無しさんだよもん2009/10/11(日) 00:08:11ID:YMbmPmiy0
とりあえず無事に翌日を迎えなきゃいかんな。
Cで。
0336名無しさんだよもん2009/10/15(木) 01:12:49ID:heOs4YE20
 ふと外を見ると、夕闇が迫り薄暗くなりつつある。
 とりあえず、今夜の宿をどうするか考える必要があるな。さてどうしたものか。

A.一応は宿っぽいところで休みたい。安価なカプセルホテルでも探す
B.ネットカフェで漫画でも読みつつ仮眠するか
C.どうにかして、この保健室で一晩過ごせないものか
D.宿はとりあえず置いといて、夜の繁華街をふらついてみるか
E.九品仏大志の家に空き部屋はないのか?
0338名無しさんだよもん2009/10/17(土) 01:00:38ID:ALHJ3Izs0
 九品仏大志の家に空き部屋はないのか? もしあれば、宿の問題は解決ではないか。
 そう考えた私は、とりあえずここを出る事にした。
「それでは私は帰る。明日はくれぐれもよろしく頼むよ」
「うん、また明日な。怪我の治療、ホンマありがとうな」
 そう言葉を交わし、私は高校を後にした。
 数分町を歩き、ふと重要な事を思い出す。

 九品仏大志の家はどこだ?

 場所は知らない。連絡手段もない。これは困った。
 一旦出てしまったので、また保健室に戻るというのも格好が付かない。さてどうしたものか。

A.一応は宿っぽいところで休みたい。安価なカプセルホテルでも探す
B.ネットカフェで漫画でも読みつつ仮眠するか
C.宿はとりあえず置いといて、夜の繁華街をふらついてみるか
D.どうにかして九品仏大志の家を探す
0340名無しさんだよもん2009/10/21(水) 01:43:48ID:vvh+Zrlg0
 宿はとりあえず置いといて、夜の繁華街をふらついてみるか。
 別に酒に溺れる趣味もホストを侍らす趣味も無いが、なにせ私は秘密結社の一員だ。
 享楽的な趣味を嗜むのも悪くはあるまい。

 というわけで私はこの町の「夜の繁華街」に行ってみた。そこで見たものは……

A.落ち着いた感じの一大歓楽街と、パトロールする九品仏大志
B.雑然とした感じの一大風俗街と、高笑いする九品仏大志
C.スナックや小料理屋が並ぶ小さな通りと、客寄せする九品仏大志
D.ガード下に並ぶ飲み屋街と、酔っぱらいと酔っぱらいと酔っぱらい
E.若者で賑わう居酒屋街と、呼び込みするメイドカフェやネットカフェの店員たち
0343名無しさんだよもん2009/12/13(日) 01:26:49ID:XsDYsbtO0
 そこはスナックや小料理屋が並ぶ小さな通り。繁華街と呼ぶのも憚られるような小さな路地だ。
 もう少し賑やかな街の方が好きだが、まあ一杯飲んでいくのも悪くないか、と思っていると……
「ふむ、そこを行くサラリーマン風のお二方。優秀な雰囲気を漂わせるお二方に相応しい店があるのだが」
 なにか尊大な物言いの客引きの声が聞こえる。どこかで聞いた口調、どこかで聞いた声だ。
「おお、そこを行く女史。今なら女性限定のお得な……」
 そしてどこかで見た顔でもあった。九品仏大志は私を客引きしようとして、絶句している。

「ふっ……客引きのバイトに明け暮れる我輩を笑わば笑うがいい。だが、我輩の夢までも笑ってくれるな」
 近くの喫茶店ででも話をしようかと思ったが、バイト中だと彼は固辞した。というわけで立ち話をしている。
 まあ要するに、プードル団の運営資金の確保のためにバイトをしていたという事らしい。
 もちろん笑ったりはしないが、しかしそこまで運営が切迫していたのか。
「我輩がバイトの身から抜け出すためにも、一刻も早くいいんちょレンジャーを撃破してくれたまえ、霧島女史」
 そう言って彼は胸を張る。その心意気には答えねばなるまいと、私も気合いを入れ直す。

A.報告がてら、今日の行動について話してみる
B.今夜の宿について、九品仏大志の家に空き部屋がないか聞いてみる
C.バイト中の九品仏大志に、さらなる現金を要求する
D.彼と別れ、改めて今夜の宿を探す
E.彼が客引きしている店に行ってみる
0344名無しさんだよもん2009/12/13(日) 01:29:09ID:XsDYsbtO0
>>342
プロバイダの規制がやっと昨日解除されたのよ。
とりあえず下書きしといたの(>>343)を出したけど、2ヶ月くらい前の執筆意欲が戻ってくるかどうかは不安。
0346名無しさんだよもん2009/12/13(日) 15:28:30ID:oYbbPrIV0
「もっと金をよこせ」
「それは無理というものだ。マイシスター」
むう、仕方ない。それならば

A 諦める
B もっと頼み込む
C 殺してでも奪い取る
0349名無しさんだよもん2010/01/21(木) 02:54:01ID:F/Ec/jUM0
A ナイトライター(with 雀鬼's)
B Planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜
C 誰彼
D MOON.
E Routes
F White Album
G 雫
H CLANNAD
I フルアニ
J テネレッツァ
K うたわれるもの
L To Heart
M 天使のいない12月
N Kanon
O 鎖
P Filsnown
Q まじかる☆アンティーク
R AIR
S ToHeart2
T Tears to Tiara
U ONE
V 痕
W こみっくパーティー
0350名無しさんだよもん2010/01/21(木) 20:17:47ID:VhXYdOxp0
0354名無しさんだよもん2010/03/26(金) 01:30:49ID:ZZnAvjCc0
こんな良スレは顛末を末代まで伝え座ざるを得ない
0358名無しさんだよもん2010/07/02(金) 01:46:47ID:ROVJfieZ0
反省会を始めよう
意見のある者は挙手をして発言しなさい
0364名無しさんだよもん2010/08/19(木) 00:27:38ID:tNN0kAhc0
古い作品まで網羅してるヤツが書き手も読み手も希少になってく一方だったからな。
今やリトバスすら旧作になろうとしとる。
0365名無しさんだよもん2010/08/24(火) 01:56:50ID:yj5s43Da0
もう終わってるからキリのいいところでスレを終えようという意見は何度も出た。
根本で変えてみようという意見も何度も出た。

終わるのも否定した。
根本から変わるのも否定した。

それがこの結果だ。
このスレを愛していた人間はさぞ満足だよね?
0366名無しさんだよもん2010/08/30(月) 22:36:40ID:8d2ZDz+Y0
このスレは俺が守る!!!
うおおおーーーーーっ!!
0377名無しさんだよもん2011/02/08(火) 21:15:01ID:KiSRKh1l0
かつてのここの住人が、気紛れでもまたこの板を覗いたとき。
まだこのスレがあって、かつての失敗の残した醜い残骸が目に入り
少しは良心が痛むように。
0382名無しさんだよもん2011/05/07(土) 18:55:52.72ID:L3tZJpF00
まったり進めてみますか

A >>352から続ける
B 新しく主人公を決める
0384名無しさんだよもん2011/05/08(日) 11:41:57.26ID:cs4yyMeT0
作品を選んでください

A 誰彼
B Filsnown
C こみっくパーティー
D Planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜
E Routes
F 痕
G リトルバスターズ!
H To Heart
I うたわれるもの
J MOON.
K ONE
L テネレッツァ
M ToHeart2
N AIR
O 君が呼ぶ、メギドの丘で
P 鎖
Q まじかる☆アンティーク
R 雫
S ナイトライター&ナイト雀鬼
T White Album
U Tears to Tiara
V Kanon
W フルアニ
X 星の王子くん
Y CLANNAD
Z 天使のいない12月
0385名無しさんだよもん2011/05/08(日) 14:04:51.61ID:481gYgfw0
ここでクドわふとか言ってみるといきなり終わってしまうんだろうか?
0386名無しさんだよもん2011/05/08(日) 14:47:06.61ID:hxgHND0Q0
出されたものを素直に食べるのが長続きの秘訣
選択はQで
0387名無しさんだよもん2011/05/08(日) 14:57:28.53ID:cs4yyMeT0
んじゃあ主人公を選んでくれ

A 高倉みどり
B 因幡ましろ
C 江藤泰久
D 牧部なつみ
E 宮田健太郎
F スフィー
G 高倉宗純
H 長瀬源之助
I リアン
J 江藤結花
0389名無しさんだよもん2011/05/08(日) 15:29:19.82ID:cs4yyMeT0
やっほー、スフィーだよ。
けんたろのお店に来てから幾らか時間が経ったし、大体のマニュアルは把握してきたつもり。
でも、今日やってきたお客さんは今まで応対したことの無い、妙な人だったの。
そのお客さんとは・・・

A この店で一番高い物を出せという海原○山みたいな人
B 和服姿で無口な幼い子
C いい仕事してますね〜と言いながら店を歩き回るおじさん
D 風呂敷に包まれたものを差し出し、金を貸してくれと連呼する人
0391名無しさんだよもん2011/05/08(日) 16:02:14.81ID:cs4yyMeT0
そう、和服姿の幼い女の子だった。
少女は黙ってお店をきょろきょろと見回す。
「そこのおぬし」
「わっ」
ずっと黙っていた少女が突然話しかけてきて、思わずあたしらしからぬ声を出してしまった。
「おぬしがここの店主か?」
年齢不相応な口調でこちらに語りかけてくる。
「ええっと・・・あたしはここで働いてるだけなの」
「そうか。ならば呼んできて欲しいのだが」
どうしよう・・・けんたろは少し前に出掛けて行ってるし、かと言って追い返すのも悪いし・・・。
「とりあえず、お名前聞いてもいいかな?」
「ああ、わたしの名か。わたしは

A 因幡ましろだ。
B 因幡まくらだ。
C さくやだ。
D しのさいかだ。

ちなみに現在のスフィーのレベルは?
E レベル1
F レベル2
G レベル3
H レベル4
0393名無しさんだよもん2011/05/08(日) 16:52:14.45ID:cs4yyMeT0
「因幡ましろだ。おぬしの名も聞いておこう」
「あ、あたしはスフィー。よろしくね、ましろちゃん」
「スフィー殿か。おぬしの様な若者が骨董に興味を持つとはのう」
ましろちゃんの方が年下だと思うんだけど・・・。一応今のあたしの外見は高校生くらいだし。
「それはそうと、店主はおらんのか?」
「えっとね、けんたろは1時間くらい前に出掛けちゃって、今あたししかいないんだ」
「ううむ・・・ならばおぬしに聞くが、この店に置いてある皿は、ここにある分で全てかの?」
どうやらましろちゃんはお皿を探しているらしい。そういう事ならあたしにも出来そうだ。
「ちょっと待っててね、在庫を見てみるから」

A 皿の在庫はたくさんあった。とりあえず全部見せてみよう。
B 倉庫に皿は1枚も無かった。
C けんたろの字で『絶対に開けるな!!』と書かれた箱が気になる。
0395名無しさんだよもん2011/05/08(日) 17:57:55.73ID:cs4yyMeT0
 あたしは倉庫にお皿を探しに行った。しかし・・・
(うーん・・・見つからないなあ)
 あたしがここに来てから整理整頓が行き届いた倉庫。
 だからお皿はすぐに見つかるだろうと思っていたけれど、どこにも見当たらない。
 仕方なく戻ろうとしたところ、枕棚の奥の方に見慣れない箱があることに気付いた。
 木目の入ったやや大きめの箱。
 その前面にはけんたろの字で大きく『絶対に開けるな!!』と書いてあり、南京錠まで施してある。
 いつからあったか知らないけれど、埃がかっているから事から考えると、最近じゃないっぽい。
 きっと、レベル3になったから見つけられたのだろう。
 何も無いよりはと思い、少し重かったけど持ち出すことにした。

0396名無しさんだよもん2011/05/08(日) 18:00:14.11ID:cs4yyMeT0
「お待たせ、ましろちゃん」
「おおスフィー殿、手間をかけさせて悪かったの。で、皿は?」
 そのましろちゃんの問い掛けにあたしはその箱を差し出す。
 不思議そうな顔をしながら覗き込むましろちゃんをよそに、あたしは魔法で鍵を外して蓋を開けた。
 そこに入っていたのは

A ウサギの装飾が施されたお皿が何枚か入っていた。
B 宝の地図らしき巻物が入っていた。
C 中身は空っぽだった。
D こ、これって・・・エッチな本だよね・・・。
E おならぷう



//文字数制限と連投規制きついなあ
0398名無しさんだよもん2011/05/08(日) 18:56:44.11ID:yKzUX44p0
あのね、書き手払底のこのごろだもの
エンディングが見たければ意識して書き手さんに優しい選択をしなきゃ
たぶん本命はB、一回休みならDと思ったけど、仕方ないね(ふぅ)
0399名無しさんだよもん2011/05/08(日) 21:04:56.00ID:cs4yyMeT0


      おならぷう



「スフィー殿、ちょっと説明してもらうぞ」
「そ、そんなこと言われても」
 開けるべきではなかったんだ。
 けんたろはこうなる事を予想して警告していたんだ。
 それをあたしが無視して・・・。
(あれ? でもおかしいなあ)
 それなりに重量感のある箱なのに、中身と全く釣り合っていない。
「もしかして・・・!」
 横から見ると、明らかに箱の底の位置が高すぎる。
「そうか、ましろちゃん、これは二重底だったんだよ」
「むむっ、そのような絡繰が施されているとは、よほどの貴重品と見受けるぞ」
「よーし、もう一度開けるよっ」

A ウサギの装飾が施されたお皿が何枚か入っていた。
B 宝の地図らしき巻物が入っていた。
C しかし中身は空っぽだった。
D その時、健太郎が慌てて戻ってきた。
0401名無しさんだよもん2011/05/08(日) 22:10:14.81ID:cs4yyMeT0
 二重底の仕掛けを開けると、一本の巻物が入っていた。
「なんだろ、掛け軸かなんかかなあ」
 括られた紐を解いて広げてみると、グニャグニャとした文章が何行も書かれていた。
 さらに、左端には地図らしき絵と×印が点々とあり、なんとも意味深だ。
「うーん、何が書いてあるか読めないなあ。けんたろに聞いてみないと・・・」
「なんじゃ、スフィー殿にはこれが読めぬのか」
「ましろちゃん、読めるの!?」
「全部が全部というわけではないがの、ここは私に任せておれ」
 ましろちゃんはそう言って笑みを浮かべた。初めて見る笑顔かもしれない。
「この印のある場所で願いを述べるとそれが叶う、という事のようじゃ」
「へえ・・・なんだか宝の地図みたいだね」
 でも、この地図はあまりにも大雑把に描かれていて、一体どの場所を指しているのか手掛かりが掴めない。
0402名無しさんだよもん2011/05/08(日) 22:11:36.79ID:cs4yyMeT0
A とりあえずもう少しましろちゃんに解読を頑張ってもらう。
B この古文書の事は諦めよう。そういえば皿がどうとか言ってたよね。
C なんと箱は三重底だった! そこには現代文で書かれた文章が!
D そんな中お店に○○がやってきた。(人物指定)
0404名無しさんだよもん2011/05/08(日) 22:48:30.01ID:cs4yyMeT0
「場所とか、地名とかはどう?」
「どうも回りくどい書き方をしているようじゃ。少し待っておれ」
 解読できるのが彼女だけな以上、もう少し頑張ってもらう事にしよう。
 それにしても・・・。
「ましろちゃんって大人びてるよね。口調もそうだし、こういう難しい文字も解読しちゃうなんて」
「・・・・・・」
 巻物に集中しているのか、あたしの言葉も耳に入らないらしい。
 刻一刻と過ぎていく時間。
 あたしはその間、掃除や手入れをしながら待ち続けた。
 時計の長針が1周半したところで、弾んだ声が店内に響いた。
「スフィー殿、スフィー殿、この地図が示す場所は

A ぐえんでーなという場所らしい。
B とうすくるに宝は隠されているそうだ。
C 少女が眠る巨木の下、とある。
D 天上学園という学び舎を指している。
E 五月雨堂らしいが、スフィー殿は知っておるか?
0406名無しさんだよもん2011/05/09(月) 00:27:27.14ID:mAVBiCZG0
「どうやら、ぐえんでーなという地方を指しているようじゃ」
「ぐえんでーな・・・それって、グエンディーナの事!?」
「それじゃそれじゃ。まったく、外来語は舌を噛みそうで困る言葉よ」
 驚いた。まさかあたしの故郷に、こんな隠された秘密があったなんて・・・。
「スフィー殿、そのぐえんでーなとやらはどこにあるのかのう?紅毛か?琉球か?」
「それは、その・・・」
 どう説明すればいいんだろう。
 あたしたちの故郷、魔法世界グエンディーナの事はこの星の人達には内緒だし、だからと言って
誤魔化すのも彼女の努力を無駄にするようで気まずい。
 色々と言葉を探しているのを察知したのか、ましろちゃんが口を開いた。
「まあよい。私の目的はこれでは無いからのう。ところで皿は?」
「え? ああ、その、それが、倉庫には無くて、今店頭に出ているもので全部だったの」
「そうか・・・」
0407名無しさんだよもん2011/05/09(月) 00:28:58.02ID:mAVBiCZG0
 少しだけ目を伏せる彼女の姿が、あたしの心に重くのしかかる。
 結局、あたしに出来ることは何もなかったのだから。
「スフィー殿、もし今後黒いうさぎの絵皿を見かけたならば、取り置きを頼みたい」
「え? うん、いいけど、連絡先は?」
「大丈夫。私の方から伺うからのう。動物の勘というやつだ」
 そう言ってましろちゃんは店を後にした。

 一人残されたあたし。手元には巻物。
 決めた。
 あたしがこの場所を突き止めて、ましろちゃんの願いを叶えてあげるんだ。
 今すぐグエンディーナに帰る方法は無いけれど、きっと何か方法があるはず。

A けんたろに相談する。
B リアンに相談する。
C 一人で考える。
0409名無しさんだよもん2011/05/09(月) 01:58:53.98ID:mAVBiCZG0
 あたしはしばらく後に帰ってきたけんたろに相談することにした。
 その前にこっぴどく怒られたけど。
 そりゃあ、あたしが勝手に開けたのは悪かったけど、女の子のほっぺたを引っ張るなんてけんたろ酷いよ。
「・・・っへいうほほあっはんはへほ、ほうひはならないはな、へんはろ」
「もっとはっきり話してくれないと何もわからないぞスフィー」
「はっへぇ・・・」
 開けるななんて書いてあったら、誰だって開けるに決まってるのに。
 少しふてくされながら、巻物を箱に仕舞いなおした。
「しかし、あの謎の古文書を解読できるとは、そのまひろちゃんとやらは只者ではないな」
「ましろちゃんだよ、けんたろ」
 まだジンジンする頬に気を遣いながら話す。
 まずけんたろに聞きたいのは

A 巻物の入手ルート
B どうして箱に仕掛けを施したのか
C 今のあたしの姿をどう思うか
0411名無しさんだよもん2011/05/11(水) 02:04:00.76ID:j8/9zfDT0
「今のあたしの姿をどう思う?」
「上から2番目くらい」
 うわ。けんたろのやる気のない返事。
 他に興味がある事があるといつもこんな空返事。まあ仕方ないか。
「で、そのまひろちゃんは次はいつ来るって?」
 んー、どう答えたもんだろ?

A いつ来るかわからないと答える
B 逆に巻物の入手ルートを聞く
C 逆にどうして箱に仕掛けを施したのかを聞く
D 「まひろじゃなくてましろ」とツッコむ(2度目)
0413名無しさんだよもん2011/05/13(金) 01:11:18.36ID:o+VSR7WX0
「いつ来るかはわかんないよ。なんかの勘が働いたら来るって言ってたっけ」
 それを聞いたけんたろは腕組みをしてちょっと考え、うなずき、店を出て行こうとする。
「けんたろ、どこ行くの?」
「ちょっと調べ物。もうちょい留守番頼むよ」
 そう言って店を出ようとするけんたろに、あたしは声をかけた。

A 「この巻物、グエンディーナと何か関係あるの?」
B 「そうだ、黒いうさぎの絵皿に心当たりある?」
C 「いってらっしゃーい」
D 「お土産にホットケーキよろしくね〜」
0415名無しさんだよもん2011/05/18(水) 00:19:49.05ID:TIbJm3Q00
「けんたろ、この巻物、グエンディーナと何か関係あるの?」
 あたしがそう聞くと、けんたろは……

A 「え、な、何でそれを?」と慌てた様子
B 「……何言ってるんだ?」とわかってなさそうな様子
C 答えずそのまま出て行った
0417名無しさんだよもん2011/05/22(日) 23:29:34.83ID:mpedKnWL0
「……とりあえず、行ってくる」
 けんたろはあたしの質問に答えることなく出て行こうとする。
「けんたろ、あたしはっ」
 バタン。扉を強めに叩きながら、店を後にした。

 また一人残されたあたしは、もう一度巻物を開いて見直してみることにした。
 けんたろとの食事中に、気になることがあったからだ。
 ましろちゃんの言ってる事が正しければ、この地図はあたしの故郷グエンディーナを指示しているはず。
 なのに、地図に描かれている地形や海岸線を見てもピンとこない。
 魔法世界グエンディーナ。
 決して狭いわけではないけれど、長い間過ごしてきた世界。あたしが知らない場所があるとは考えにくい。
 それに…。
「『願いの叶う場所』の伝説なんて、おかあさんから聞いたこともないし…」
 考えれば考えるほど、頭がこんがらがってくる。
 こういう時は

A そうだ、ホットケーキを食べに行こう。
B もう一度念入りに調べなおしてみよう。
C リアンに聞いてみよう。
D そうこうしているうちに店に来客が(人物指定)
0419名無しさんだよもん2011/05/23(月) 22:40:32.24ID:mzt3z5bd0
「――というわけ、リアンは何か知ってることって無い?」
「あの、もう少し詳しい説明がないと困るんですけど、姉さん」
「つまり……」
 あたしは呼び出したリアンに一通り事の経緯を伝えた。
「わたしも聞いたことはないですね」
「やっぱりかぁ」
「それに、そんな話があればグエンディーナ中に知れ渡っているはずですよ」
「だよね〜…」
 結局、謎の解明には一歩も近づくことは出来ず仕舞い。
「そうだ、とりあえずこれ見てみてよ」
 そう言ってあたしは仕舞った巻物を取り出した。
 ダメもとでもいい。何か掴める事があれば…。
 そして暫く眺めた後、リアンはこう言った。

A「さっぱり分からないです」
B「この地形、どこかで見覚えがあります」
C「これは、グエンディーナを指していないような気がします」
D「姉さん、これ知らないんですか?学校の授業でやったじゃないですか」
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