*9の指定したSSを*0がレビューしてみるスレ5
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このスレッドは「SSをロクに読まないで叩く人が増えた気がする。目指せ脱食わず嫌い。そう思って立ててみた」
という目的で立てられたそうです。9がSSを指定、*0がそのSSを閲覧、レビューします。
指定番号以外は雑談や討論にでもお使いください。ゲリラレビューもいいでしょう。
【おやくそく】
・連カキで*9を踏まない。
・レビューする対象はタイトルを正式名称で指定し、版権とURLも明記すること。
・*9が指定をしなかった場合、*0が指定し、*1がレビュー、と繰り上がっていきます
・*9までの流しは24時間前後スレが止まっている時、または深夜帯にスレが止まっている時に各自の判断でどうぞ。
・*9を踏んだ人が一時間以上立っても指定する事がなければ、次の人が再指定してください。
また指定された後で二十四時間以上経っても、誰も*0を踏まないのであれば次の人が再指定してください。
・*0を踏んでも読めない事情があるときは次の人にパスして良い。
ただし濫用禁止でお願いします。
・レビューを書き込む際は、名前欄などに自分が踏んだ番号を明記するのが望ましい。
・踏み逃げはなるべく避けましょう。
最初からやる気も無いのに踏むのは論外。最初から叩き目的なのも左に同じ。
・以前レビューされたSSの再指定もアリだが、ある程度間隔を空けて。
この時*0は別のSSを再指定できる。
・踏み逃げと感じたらあなたが感想を書いてみるのもひとつの手段でしょう。
・やるからには真面目に読むこと。指定する側もわざと地雷を踏ませない。
・叩かれるのはつまらないからです。文句言ってる暇があったら精進しましょう。
・ここはU-1スレの出張所ではありません。
・上項目関連で、指定SSを踏むことでスレの雰囲気が悪くなると感じたら*0は再指定要求可。
具体的には、話題にすることで悪質な粘着の流入が危惧される場合などです。
・未完の長編は踏むも再指定も*0の自由です。
・長いレスの場合は*9スレ長文待避所を利用してください。
・二つ以上のSSを指定しても構いません。その場合、どのSSを読むかは次の人が自由に決めてください。
前スレ
*9の指定したSSを*0がレビューしてみるスレ4
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1185725108/l50 下痢
ご主人様とめいろろぼ(ToHeart2)
ttp://fsm-hmx-12.hp.infoseek.co.jp/ad_ss_silfa01.html
貴明がシルファとミルファに楽しく板挟みになるお話
それ以外に山も谷も何もないが、鳩2のSSであればこんなもんか
ちょっと気になったのは、このみ、タマ姉、雄二、ささら、まーりゃんの扱い
ワキとして大量に出る割には見せ場がない
筋書きに絡むのも、ささらが髪を弄られるのが好きという一点だけで、
そうではないんだろうけど、どうもストーリーの都合に合わせて適当に出たような
シルミルにしても、抱きついた、とか、つねった、とか萌え場面はあるんだけど、
どうも描写があっさりしていて萌えきらなかった
オチもイルファさんに見捨てられた後にミルファだけで終わるので物足りない
文章を見るに力のある作者さんだと思うので、もうひとつなんかないのかなーというSSだった そんじゃ指定
君に贈る春の詩(ToHeart2)
ttp://ikunokomaki.web.fc2.com/toheart2-index.html#IKUNO-SS2
前回の指定で長すぎるからとレビューされなかった作品の別の作品。
他には特に指定もなさそうなのと、ちょうど完結したので出してみる。
全29話だから長すぎるってことはないと思う。 葉鍵板 2007/12/26の朝05:15頃に圧縮dat落ちしたもののdatとhtml保管庫
ttp://nippoudairi.2-d.jp/hakagi_ita/071226/hokanko_071226-0515.html
他の落ちたスレと一緒にここに保存してあるな。
d
いや前スレで見たかったのがあったんだ
助かったぜ 一気に廃れたな
俺のSSは叩かれたけど、このスレは嫌いじゃなかったぞ 俺はレビュー専だから指定はしないよ。
だから今は仕事が無い。
でも騒動の渦中にあるようなサイトのSSだったら、指定されてもレビューしないけど。
このスレの末期はそんなのばっかだったけどな。
って言うか長編は止まってしまうな。
それだけじゃないだろうけど じゃあど久し振りに指定。9番じゃないけどいいっしょ。
おね短編。みずかメイン。さらりと読めると思う。
ttp://orange.sakura.ne.jp/~itachin/onelink/sscompe1/short/ss/00018.htm
じゃあ久々にレビュー。
でもタイトルくらい書いたら?
「I LOVE LOVE」
ttp://orange.sakura.ne.jp/~itachin/onelink/sscompe1/short/ss/00018.htm
うーん、このSSを読んで感じたことはいろいろあるんだけど、なんだかそれを言葉にするのが難しいな。
えいえんの世界についても、みずかの存在についても面白いアプローチがあってその辺も興味深いんだけど。
悪くない、というのが全体を読んだ印象。
読み始めがひどく退屈だったのが最大の欠点だと思う。
キスするあたりからは面白くなってくるかな。
少年と少女のままごとみたいな恋愛描写には萌えるものはあった。
あと、「ぼく」の長森への想いがみずかへの想いへと繋がる、というのはなんか良かったな。
結局みずかはとぼくはどういう関係なのか、二人の想いはなんだったのか。
えいえんの世界から旅立つぼくをみずかはどんな気持ちで見送ったのか。
その辺ははっきりしないままなんだけど、そのはっきりしないもやもやしたとこがいいんだよ。
って、こんなこと言っても説明にならないなww
以上。 俺も似たような感想もったな。
なにもかも曖昧だけど、決して空気SSというわけではなく確かに語られているものがある。
けれどそれを明確に言葉に表す必要性を、読み手に感じさせることはない。
文章がとてもきめ細かいせいかな。
鳥の羽みたいな柔らかさ。無粋に踏み荒らすのが勿体なく思える繊細さがある。
そこにはしっかりと、ある種の棘も含まれているのにな。
バランス取りに技術が必要な、難しいアプローチを試みてるな、と思うよ。
テンポも凄く危ういところをぎりぎりのところで乗り切ってるし、
目立たないけれど作者は相当な力量の持ち主であるように思う。
うん、良いSSだった。
でもレヴューは難しいなw メインPCが軽くやばい状況に陥ってサブではやれる事が少ないから暇に飽かして読んでみた。
ONEのSSを読むのは何年ぶりか……。
根本的な技量は多分悪くは無いと思うのだけど、難しい書き方をして失敗していると言うほどではなくとも成功には至っていないような感が少なからずあった。
>>220は乗り切ったと思ったようだから本当に際どいラインだと思うんだが、自分としてはちょっと読みにくいテンポだったかな。
ただまあ、確かに悪いSSではなかった。
前述通り久しぶりのONESSだったけどしっかりと最後まで読む事は出来たし。
さて、加速でもしないかと言うのも込めてレビューしてみますた。
拙くてスマン。 >>218の作者の他のこんぺ作探してみた。
ttp://orange.sakura.ne.jp/~itachin/kanonlink/sscompe2/short/ss/00045.htm
これ見ると、確かに技量はある人のようだね。
と言いつつksk。 指定ないね。荒れたせいもあるだろが、
みんなそこまで指定したいと思うSSがないってのが正直な所なのかな
桜の群像 番外編「月の夜星の朝」(To Heart2)
http://www.geocities.jp/th2ss/828.html
>49で指定した長編の前日談で、環シナリオの悪役三人娘の話。前中後で分量的には多くない じゃあ俺がレビューするか。
例のごとく初見じゃないんだけどな……こんだけ過疎じゃしょうがないか。
桜の群像 番外編「月の夜星の朝」(To Heart2)
ttp://www.geocities.jp/th2ss/828.html
久々に読んでみると、悪くないかなと思えた。正直、初見じゃあまりいいとは思えなかったけどな。
文章そのものは読みやくて自然。その点は特に評価できると思う。
地味な部分で読ませる、という印象があるな。
薫子の価値観や寮での立ち位置、寮生活等。
特にいいなと思ったのは、薫子とカスミがすこしだけ仲良くなっていくところかな。
この辺の微妙な距離感を詰めていくあたりは好きだな。
逆に良くないと思ったのはドラマのの展開。
特にネガティブな箇所は読んでてキツイばっかであんまり読みたくないね。
刃物ざた、暴力ざたもアリって云えばありなのか? でもそういうシーンを出してもいい物語と、そうでない物語はあると思う。
こんなささやかな友情の物語には相応しくないと思うけどなあ。多分、俺は感情移入という意味では途中でギブアップしてるな。
あと、タマ姉の存在はつじつまあわせにしか見えなかった。逆に玲於奈は良かったと思う。
あまり作品の評価とは関係ないことだけど、このSSの三人娘のパーソナリティは本編とはかけはなれてる印象があるね。
個人的にはそう気にならなかったけど。
以上。 わ、書き損じた……
『ドラマのの展開』ってなんだよ……ort saikin no game ha yatte nai 読んでしまったしやってみるか。
もしも劇場〜もし朋也が春原並にヘタレだったら〜 (多分未完)
ttp://uproda.2ch-library.com/src/lib047404.txt
なんだろ、原作に沿って新しい何かを開拓したいのかギャグ部分を前面に出したいのかがいまいち判然としなかった。
節々に面白いところはあるんだけど基本的にダレてて入り込めなかった。
文章的には悪くないと思うから単純にテンポの問題か。原作の流れに沿った展開を用意しているため先が比較的読みやすいというのもありそう。
序盤のダメっぷりと終盤のダメっぷりはもひとつ方向性が違う感じで剥離感がある気がする。一貫性に欠ける感じで主に勢いで書かれた印象を抱いた。
簡素になったが以上。 レビュー乙だ。
ちなみに俺も読んだけど。
もしも劇場〜もし朋也が春原並にヘタレだったら〜 (多分未完)
http://uproda.2ch-library.com/src/lib047404.txt
まったく笑えなかった、としか言いようが無い。
恐らく一つの一つのギャグで笑いを取るタイプの文章ではなく、強引にノリで笑いを取るタイプだろうと推測する。
だからそのノリにのれないと全く笑えないのであろう。
それにしても一ミリグラムも笑えなかったな。
まあ、どんな文章でも笑えないときはそんなものか。
あと、主人公に限らず登場人物がどうにも可愛げが無い、というのも気になった。
もっとも笑えないから可愛げ無く感じるのか、その逆なのか、はたまたそれは関係ないのか。
その辺の因果も分からんけど。 二人とも乙。
俺も読んでみたけど、朋也の性格付けがどこを狙ってるのか分からなかった。
春原っぽくはないし、さりとて「単にヘタレなだけで、思考は原作通り」って感じでもないんだよな。
オリジナル主人公にしか見えなかった。
馬鹿二人が会話している辺り、どっちの台詞か判別しづらい点はあったものの、
文章は確かに悪くないね。
ただ、牛乳のところで遠慮しちゃうのはもったいないな。 SS討論スレッドの過去ログ読んでたよ。
いろいろしょうもない議論してて、過去の俺ら馬鹿だなーと微笑ましくなったw
ksk ttp://www.hct.zaq.ne.jp/sanctuary/page296.html
戦乙女の奏鳴曲 KANON・CLANNAD・オリキャラ+αの戦隊もの
ずっと前に完全スルー状態だったコレに挑戦してみたいと思うけど……
一応頑張ってみる 蔵の春原を『すのはら』じゃなくて、素直に『ハルハラ』と書いてあるアレか
この時点で作者は、原作未プレイだってわかる
ちなみに、内容は相沢祐一っていうオリキャラが、オリヒロインと一緒に版権キャラを退治していくストーリーだ *9だしここらで指定。
『そして君は忘れていく』
ttp://redmarlbollo.web.fc2.com/mijikai.html
りとばすー。 とりあえず分量を5分の1にしてくれと思った。延々と続く
情景描写が暗喩だというのはわかるが、あまりにも冗長。
あと、登場人物が誰だこれ状態。特に理樹。
成長とかではなく、まるっきり別人。
後書きを見ると狙ったみたいなんだけど、彼らの性格は
原作にてひたすらユーザに印象付けられているわけで、
あえて崩そうというなら、ものすごい説得力が必要になる。
それだけの力は感じられなかった。
結果として、原作に反感持っている人にしか受け入れられない
ヘイトものになってしまってると感じた。 # ちゃんと読んでない状態の感想ですまん。
冒頭部分を見て、こりゃ肌に合わんと思ったんで読み飛ばし気味に眺めたら、予想通りの終わり方だった。
つか、題名から予想できることか。
この類のSSって、他の作品の二次創作でも結構見かけるよね。
過去のこんぺでも幾度か同じようなのがあったと思う。
キャラ名と若干のシチュエーション修正で、どんな原作のSSにも作り替えられそう。
リトバスSSとしては「忘れるわけないよ」に対するアンチテーゼなんだろうけど、新鮮味がないな。 意外と読者が多いなww
俺も読んだのでレビューします。
『そして君は忘れていく』
ttp://redmarlbollo.web.fc2.com/mijikai.html
結論としては、どうにも好きになれないな、と。
多分テーマそのものが好きじゃないんだろうね。リトバスと合わないってこともあるだろうけど、単独で見ても好きになれないと思う。
下手だとは思わないんだよな。読んでみて文章の意図は理解できるから。
しつこいくらいの情景描写が前半で、それでリアル感を出そうとしてる。
そのへん、生活感みたいなのは出てるかもな。テーマも理解出来ないわけでもないし、身に憶えが無いでもない。
健吾からの電話は結構ショックだったかな。そう考えると全く共感できなかったってわけでもないのか。
しかしどうなんだろうな。そもそもこんなことに共感したってぜんぜん楽しくないな。
はっきり言ってそれに尽きる。
たとえばダーク物だったら楽しくなくても過激さがあるんだけどそれも無い。
結局俺はSSには娯楽要素しか期待してないってことなんだろうね。 思考を巡らす時間経過を表してるんだろうけど、15本もの缶ビールを開けてしまうことに驚愕。
350ml缶なら5リットル以上を腹に仕込んでるわけで、一人でそんなに飲めるもんなのか……。
綺麗に飲み干してなおも眠れずと言う効果なのは分かるけど、そうなる前に腹がやばいんじゃね?
と言う感じで、演出過多な印象を受けた。 途中で便所には行ったんだろうが、それにしても大瓶換算だと8.3本か。
急性アルコール中毒も心配すべき量だな。 うーん、確かに娯楽のための話じゃないなあ。
これは合う合わないがかなり強くあるだろうね。善し悪し以前の問題で(よいといってるわけじゃないぞ)。
個人的には話はイヤだけど何故か読んじゃうってタイプかな。 うん、読んだ結論は好きじゃない、だったけど最後まで読んだことは読んだ。
部分的には感情移入できたし。
だから全然読めないタイプの物語とは違う気はする。
ビールのくだりはきっと下戸な奴が想像で書いたんだろうな。
でなけりゃアル中か? じゃ、たまには
相沢観察日記
ttp://g-phy-o.hp.infoseek.co.jp/SS/diary/kss00-0.htm
Kanon 10月までしか読んでないが書いてみりゅ。一二三ちゃんがやたらと京アニ版の栞の時に出てきた下級生の女の子で脳内変換されてしまう件。
文章的にはどっちかっつと拙いしところどころ設定の手落ちもあるが、まぁ楽しく読める事には読めるレベルだったと思う。
基本的には一気に読むタイプの話ではなく1週間くらいかけて暇な時とかにのんびり読みたい感じのSS。
あとはオリキャラが受け入れられるか否かの部分はあるんじゃないかな。俺は結構好きだったけどKanonである必要性がないと言う意見があっても強くは否定出来ない気がする。
一二三ちゃんは好きだったが忌憚なく言えば教官は嫌いだった。
当時はそれなりに楽しめたが、読み返してみるとその場のノリと勢いだけってのがよくわかる
基本的に北川がメインなので、ハーレム状態の祐一を見るという視点。
まあ、この当時に流行っていたヒロイン白痴、サブキャラ優秀、祐一と北川でバカをやるというパターン。
結局のところ、古き良き時代のKanonSSってところだろう。 北川視点なんだけど、北川がなんとなく引いた感じなのが面白いかな?って気がする。
観察する対象べったりでないのも面白かった。
祐一たちを書きすぎてないんで、読んでて想像の余地がある。
まあ、当時のパターンな造形ではあるんだけど。
人が集まらないようなSSは、あるていどレビューが出たら、さっさとkskしていいと思う。
そうしないと、次の9にいく前に停滞しまくりだし。 一番停滞してるのは8→9(指定)までの間なんだがなksk 流れを変えるために、手早く指定してみる。
A棟巡回員の怠惰なる日常(MOON.)
ttp://www.asahi-net.or.jp/~iz7m-ymd/leaf/ts_a.htm
場所はURLのページの真ん中より、ちょい下あたり。 読みました。
それではレビューしましょうかね。
A棟巡回員の怠惰なる日常(MOON.)
ttp://www.asahi-net.or.jp/~iz7m-ymd/leaf/ts_a.htm
いわゆるオリキャラ主人公の物語である。
オリキャラ物にしては全体的な構成が安定していると思う。
外堀を丁寧に埋めていく感じの構成で、主人公にキャラが立ってる。
テーマのようなものは最初から統一されてると思う。
だから物語に一つの真っ直ぐな道筋は付いてるように感じたし。
しかしどこが面白いのか、と聞かれるとなんか答えられくなってしまうな。
展開で飽きさせない、物語は読みやすかった、キャラは立ってる。
そんな批評的な問題はクリアしてるんだけど、読者的に盛り上がりを感じるポイントを挙げることが出来ないな。
強いて挙げるなら、キャラの立場の書き方が上手い、というところか。
特に「少年」の扱いかたは特に良かったかな。
いわゆる人外の化け物としての側面と、郁未を愛した人間らしさ。
その両方の顔をみた主人公からの「少年」の印象。
それが自分にも理解できる形で描けているというだけで、この物語を読んだ価値はあったと思う。
終盤の怒涛の展開には、情報量の多さについていけなくなってしまった。具体的には少女たちと再会するところらへん。
でも、怒涛の展開そのものが悪い、とは思わないんだよなあ。
理解出来なくても勢いみたいなものを重視する方法もあるとは思うしね。
しかし個人的にはもっとポイントを絞って分かりやすくしてほしかったように思う。
もっと言えばあそこで登場するのは葉子と晴香だけでも良かったかもしれない。
そのへんはまあ、好みだろうけどさ。
以上。 軽く読んだだけだけど、こっちも一応書いておくか。
相沢観察日記
ttp://g-phy-o.hp.infoseek.co.jp/SS/diary/kss00-0.htm
Kanon
長編、じゃなくて連載ものだな。
たとえば途中をかなりすっとばしてもなんとか読める構造になってる。
だからあんまり真面目に読まなくても気楽に楽しめる。そういう点は評価できるように思う。
しかしその分中身と呼べるような積み上げは無いので、飽きるのも早いんじゃないかな。
マイブーム絶頂期にはこの手のタイプのSSはほんとありがたい存在なんだろうと推測する。
一二三ちゃんは結構良かったと俺も思った。個人的に読んだ感想としては。
しかしそれ以外に良かったと挙げられる点もあまり無いのも確かだな。
これはMOON.最初期の作品なのかな。
原作じゃ穴だらけだったFARGOの組織構造について、
そっち側の人間の目から書いてみるっているのは、結構面白いやり方だったな。
良くも悪くも発売当時の考察系サイトの空気を感じる作品だった。 れびゅー乙。
っていうかりーふ図書館復活したのかもしかして。
とりあえずSSは読めるみたいだけど。 この頃の話は難しくもなく、下手でもなく、素朴な味があって実にいいねえ。 アルテミス(ONE、MOON.クロス)
ttp://www.asahi-net.or.jp/~iz7m-ymd/leaf/ts_ka.htm
ttp://web.archive.org/web/20030518133439/www19.big.or.jp/~chanki/floor-2/2000-05/02k/kmng0529.html
じゃあ、りーふ図書館復活記念ってことで。
本文はページの真ん中辺り。
最終話のみ、りーふ図書館にないんで、ウェブアーカイブからサルベージ。
文字化けする場合は、IEの表示→エンコードを弄ってくれ。 アルテミス(ONE、MOON.クロス)
ttp://www.asahi-net.or.jp/~iz7m-ymd/leaf/ts_ka.htm
ttp://web.archive.org/web/20030518133439/www19.big.or.jp/~chanki/floor-2/2000-05/02k/kmng0529.html
ONE、MOON.キャラ総出演による、どシリアス異能力バトルもの。
特定の主人公はおらず、登場人物全員による群像劇。
ただ、このジャンルの例にもれず、設定の部分からして、だいぶふっとんでいる。
例を挙げれば、ONEのヒロイン達はMOONキャラの娘。
開幕直後、20年前に崩壊したFARGOの残党によって日本政府はほぼ崩壊――など突拍子もないオリ設定が強い。
あとはキャラクターがよく死ぬ。それもあっさりと。
この辺、嫌な人は結構ひっかると思うので、更に読み手を選ぶと思う。
文章についても、地の文が少なくノベルゲームのように会話主体で進めるシーンが続くため、
状況がいまいち掴めないということも頻繁にあった。
全体的に勢いだけで書き進めた感じで、拙い作品ではあると思う。
ただ、そういった部分に目をつむって読み進めていくと、不思議と面白く感じるようになっていた。
話の流れに終始一貫した熱さがあるので、読んでいてテンションが上がる。
更に読者の興味を惹く形で謎が転がっているので、先が気になる。
この辺の相乗効果で、自分は一気に最後まで読み終えてしまった。
ただ惜しむらくは、クライマックスに入るのと同時に作者が一度執筆を中断したせいで、内容が竜頭蛇尾になっていること。
半年後、最終章がアップされて一応完結するのだが、最低限の伏線を消化しつつ、それなりにまとめた感じだ。
それまでのテンションを維持して、きちんとまとめていれば、もっと作品の評価は上がっていたと思う。
総論としては、書き慣れた人がきっちりと作り上げた話ではないが、何の因果か面白くなってしまった作品。
この作者はノリと勢いだけでこれだけ書けるなら、きっちり技術とかを積めば、もっと面白そうな作品が出来ると思う。
ただ書かれた時代や掲載サイトも消滅した現状を顧みるに、もうSSからは足を洗ってしまったのだろうが……。
まぁ、>>269と同様、古き良きタクティクス時代の残り香を感じさせてくれる作品だったと思う。 レビュー乙かれ。
ちなみに俺は四話でギブアップした。
先のSSは普通に読めたけど、こっちは読めないなあ。
読んでていらつく気持ちになることが多かった。
たとえばFARGOに連行されるあたりでふざけたシーンとか入ったりする。
そこはふざけてもいいような場面じゃないと思うんだけどな。
シリアスとギャグ展開を同居させる時には、テンションコントロールに気を遣わないと読者に不謹慎な印象を抱かせる恐れがある。
そういうのも含めて、この物語を読者としてどういうスタンスで読んでいいのか分からなくて、それでストレスが溜まるような気がする。
なんか作者に振り回されてる気がするんだよな。
最序盤が普通のシーンから入るとこなんかもそうかな。
そういうので疲れてギブアップしたってことです。
以上。 レビュアーも希少だからあまり厳密に言いたくもないんだが
やっぱり最後まで読んでレビューするのがレビュアーとして唯一最低限の義務じゃないかな?
読めずに途中で放り出したSSについてレビューっぽく言及するのは、なんというか、不公平もしくは卑怯な気がする U1キャラ抜きのU1という印象だけど、作者が原作好きなのが伝わってきてU1読んだ時みたいに微妙な笑いはでなかった。
間とか溜めとか緩急とかと無縁の文章だから読みにくいと感じる人もいそうだし、
飾り気と無縁の文章だから読みやすいと思う人もいそうだ。 んー、あのレビューにあたっては俺なりの真面目さはそこにあるつもりなんだけどな。
以下俺なりの考え方なんだけど。
まず誰もが無料で気軽に読めるインターネット小説というものは、もともと最後まで読んでもらうこともかなり難しい。
長編の場合は特にそうだと思う。
ほとんどの普通の読者というものは、SSをそれほど努力して読んではくれないだろう。
だから、ちゃんと最後まで読めたかどうかっていうのはその文章にとってすごく重要な事実だと思うんだよ。
それもレビュアーとして我慢して読んだ、じゃなくて普通の読者として最後まで読めるかどうか。
読めなかったなら、どこで躓いたことがその原因になったのか。
面白くはないと感じながらも最後まで読めるSSもある。そこにもきっと何かの理由というものがあるんだろう。
そしてあのSSには俺が最後まで読めなかった理由というものがちゃんとあったと思ったわけだよ。
それをレビューとして上手に書けたかどうかは自信は無いけどな。
最後まで読まなきゃそのSSの真実が分からないとういう考え方はもちろんあると思う。
でも最後まで読んでもらえなかったという真実もそこにあると思うんだよ。俺はそれが重要なことだと思うだけだ。
とはいえ、この考え方を他人に押し付ける気はないんだ。
あなたにとって下らない考えだと思うなら、無視してくれて結構なんじゃないかな?
ただ俺としてはいろんなタイプのレビュアーがレビューしてくれた方が俺の理想とするレビューに近いってだけだよ。
その中に自分の納得出来ないレビューがあってもいい、というかむしろそういうのがあってしかるべきだ。
そういう意味じゃあ真面目なレビュアーばっかり集めるやり方は感心しない。
もっと『いい意味で』適当なレビュー、というのが増えて欲しいぐらいだ。 とても同意できる内容だし、読めなかった理由も俺なりにピンと来たんだけど、
読んでみてっつー1の趣旨とかKSLのこんぺで読めません系の感想が今から見ると軒並みアレだった
という過去なんかもあって、全面的には賛同しにくいかなァ・・・ 学校の読書感想文で「本は最後まで読んでませんけど感想は真面目に書きました」
って書いたら感想文として認めて貰えるのかな
まぁ過疎ってるしレビュアー少ないし、気軽にレビューをって気持ちも分かるんだけど
指定よろ
↓ では指定。
妄想信用組合(clannad)
ttp://x-hijili.hp.infoseek.co.jp/clannad/ss_mousou.htm#top 妄想信用組合(clannad)
ttp://x-hijili.hp.infoseek.co.jp/clannad/ss_mousou.htm#top
「妄想銀行」は読んだことあるけど、すっかり忘れているのでどのくらいもとネタから「頂き」してるのかちょっと分からない。
ことみが「他人の妄想を吸い出したり植え付けたり出来る機械」を発明して、いろんなキャラの(というか主に杏)の妄想を吸い出しているうち記憶メディアの容量がいっぱいになってしまい、春原に妄想を全部押しつけることにする。
ミックスされた妄想を植え付けられた春原は朋也に襲いかかる(ボーイズラブな妄想が混ざっていたため)という話。
正直、文章はかなりつたない。妄想の内容や落ちもぱっと来るわけじゃない。
だけど、ぎりぎり破綻を免れてそれなりに纏まっていると思うし、突出したところがない(というか全体的につたない)せいでかえってバランスがとれている(ような気がする)。
キャラも(コメディとしては)らしさを感じる範囲にとどまっている(んじゃなかろうか)。
もう少しで、ある種の下手ウマの領域に達するんじゃないかという変な味わいがある(気がする)。
枯れた稚拙というかなんて表現したらいいんだろうこういうのは。
なんていうか、難しいよ。この話レビューすんの(笑)。
タイトルはいまいちかなあ。
こういう話ばかり連続で引いたらかなり鬱になると思うけど、たまーに読む分には気楽に読めていいかもしんない。 元ネタから流用しているのは、一人の天才が人間の妄想を吸い出して、他人に移し変える装置を作ったんで
ビシネスを始めるという基本設定の部分だけだね。
あとは殆どオリジナル展開。
かぎかっこ(セリフ)の最後には句点は打たないレベルの、基本的な文章作法が出来てないあたり、
文章力はやっぱりアレかなぁ。
そもそも脚本形式でSSを書く時点で、私は文才がゼロですって言うようなもんだけど。
感想としてはなんだろうなぁ…。
カムチャッカやらアッパッパなどの意味不明な単語がポンポン飛び出し、萩原朔太郎だの30になったら何があるのよ
――みたいなシュールなギャグが飛び出す作風は、かなり自分のツボに入って笑えた。
ただ笑ったのはそういう小ネタの部分であって、本筋はかなりベタなお約束の流れのみで構成されているので退屈だった。
(上記の文章力欠如のせいで、余計それに拍車がかかっているのかもしれないが)
全体的に読み手のことより自分を優先して、好き勝手に書き散らかした作品かな。
同サイトの他のCLANNADのSSも読んでみたが、作者の趣味嗜好が前面に出すぎて、まともに楽しめたのは
これと「デリバリ風子」くらいだった。
他にも長期に渡って鍵系SSを色々書いているみたいだけど、殆ど文章技術を向上させず、脚本形式を貫いているあたりは、
その最たる例だと思う。 地の文は一人称的で会話部分は三人称的に見える……かな?
書くのが楽なとこ取りでパッチワークしたら結果的にいわゆる戯曲形式になったって感じ……かな?
書く方にとってはああいう形式も利点があるのかもしれないと思た。
でも読む方には全然利点がないなあ……。 ss投稿スレを知ってる人は読んだことあるかも
贖罪(ONE)
ttp://web.archive.org/web/20030607153811/http://wing.zero.ad.jp/hokahoka_n/shokuzai.htm 多くの人が浩平に"感じさせたい"だろう長森シナリオ後での罪悪感の話。
そううまくいくもんんか的な外からのプレイヤーの視線と、このままうまくいっていいのかなあ的な浩平に感情移入しての内側からの感覚の両者にうまくマッチして、平和な暮らしへ挿入される不吉な科白にぎくっとさせられる。
大変にうまい。
ただ、個人的には科白の正体としてバニ夫が出てきちゃったあたりからテンションが下がってくるように感じる。
もう少しバニ夫を浩平の内面から出てきたものとして描いてもらった方が好みだしショックが大きいと思った。
(描いてはあるんだけど、ちょっと書き方が説明的なんだよねえ。わかりやすいけど)
収束も予定調和的であまり感興を呼び起こさないかもしれない。
だけど、そういう後半の些細な弱点を覆い隠すほど前半はいいと思う。
余談。
こういう浩平、プレイヤー的には非常に納得できるんだけど、でも、実際の長森エンド後の浩平とは違うかもしれないって気もしないではない。二人の関係はもっと特殊って気がちょっとするんだよね。お互いに。こんな段階、永遠にいく前に通り過ぎちゃってるんじゃないかって。
と、読んでて思わずこんな余談を考えちゃうくらいだから、やっぱよく書けてる話なんじゃないかな? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています