登場する少女たちを萌えのパーツとみなして、
徹底的に人間性を排除しているところが
この作品が名作たる所以だね。

乳と尻のついた肌色のオブジェ。
エロティシズムの具象っていうのかな、
人間らしさの一つとしてのエロティシズムではなく、
エロティシズムのエキスから造形された物体だよね、もはや。

いや、すばらしい。
荒唐無稽なシナリオ、空虚な台詞の連続が、
彼女たちのエロティシズムをさらに精錬して、
何かによってたつエロスではなく、
エロスそのものを具現化しようとしてる!

深い! すごく深いよ!