十人十色な意見が出てくるのは結構。
ただ、ひとついえることは、AIRの最後があれであったらからこそこんなにもみんなが独自の考察を展開していけるのではないか。
わざと難解にして、最後に、言葉は悪いが、少し曖昧感を残す。
そしてプレイヤーは自分で考え始める。
俺はこういうのは面白いと思う。
あの時はこうだからあーなったとか、この物語の後、こうなっていくとか、考える余地は多くなっていく。

小説でも俺の好きな村上春樹さんとかはこういう書き方けっこうするんだよね。
小説ではこういうの結構多いから読んでみたら?

日本の文学作品のいいところ、というか特徴は完璧なエンドをわざと作らない作品が多いところ。
合わない人には合わないが、慣れるとそれだけ味が出てくるよ