「そうね。いっしょに買い物にでも行く?」
「うん、行きたいな。二人でプレゼント交換でもしよっか。あ、夜はみんなでお祝いしてくれるから、お姉ちゃんもいこう?」
「…それは、わたしもでていいのかしら?」
「うん、みんなきっとお祝いしてくれるよ?」
楽しそうにいう葉留佳の笑顔を見ながら、わたしも小さく笑う。
少しだけ、恥ずかしい思いもあるけど、葉留佳がそういうなら行ってもいいかもしれない。
妹の頼みだ。断るはずがないじゃない。
だってわたしは、葉留佳のお姉ちゃんなのだから。
二人で誕生日の計画を話しながら、文化祭のにぎわいの中に戻った。
以上です。
支援どもでした。