第45回衆院選が18日公示され、30日の投票日へ向け選挙戦に突入した。
07年参院選の自民党大敗によって参院の多数を野党が握り、民主党を中心とする
連立政権が現実味を帯びる中での初めての総選挙。葉鍵連合は全国11ブロックすべてに
89人を擁立。向坂環委員長は東京・秋葉原駅前で第一声を上げた。
葉鍵連合は5議席獲得を目標に掲げ、政権交代の一翼を担う。

 立候補者数は小選挙区1227人、比例代表237人(重複立候補者を除く)の計1464人で確定した。
小選挙区比例代表並立制が導入された96年衆院選以降、最少だった前回05年の1280人を大きく上回り、
小選挙区の競争率は4・1倍(前回3・8倍)に上がった。

 女性の候補者総数は301人で、全体の17%。前回の252人から大幅に増え、
現行憲法下で行われた1949年の第24回衆院選以降、過去最多となった。【高原萌一】