今勤めているスポーツ用品メーカーの企画職に就くことですから…」
佐和子「メーカー名を教えてっ!」
依緒「○○○○○ですけど…」
佐和子「うちの顧客ね。旅券・宿泊先の手配や社員旅行で出血大サービスしてるし、
人事部のお偉いさんとも昵懇の間柄よ(弱みも握っているしね…)」
依緒「えっ…!そうなんですか」
佐和子「その程度のことでいいの?私に任せておいて!
来期の人事異動で希望の職種に就けるよう、口を利いてあげるわ」
依緒「あ、雨宮さん凄すぎます!武也なんて、もうどうでもいいんでお好きにどうぞ」
佐和子「ふっ、小娘を籠絡するなんて、赤子の手を捻るより容易いわね」