久弥と麻枝がリトルバスターズの恭介たちのように力を合わせて
作られた世界で、幸せになる事を目的とした体感ゲームだったんだよ。

当時としては珍しく、恋愛ではなく、幸せになる事を主体にしたKEY作品の方向性になる作品だった。
そういう意味では祐一は、Kanonの世界にはいなくて、リアルのプレイヤーが本体で
夢を見ているのはプレイヤーと言える。

久弥と麻枝がやろうとしていた事は、プレイヤー自身が幸せな気持ちになる事を
願ったメタな作品だったから、多くの人の感動を得られたのだと思う。