0106名無しさんだよもん
2015/01/20(火) 04:06:22.13ID:PyVfkWhP0このあたりでようやく俺の中でユリ熊嵐のポジションがまとまってきたので断片的ながらひとまとめ。
2話まではぶっちゃけ幾原貯金で見てたのは否めない
これ、最初は透明な嵐(世間様の同調圧力)に立ち向かう性的マイノリティの話だと思ってたけど、どうやら違うっぽい
同調圧力の話ではあるんだろうけども、それは性的志向に限らない、ありとあらゆる俺たちの中の「スキ」を諦めないための話なんだろう
要するにネット社会に対する皮肉みたいなものも詰まってて、
流行ったアニメやゲームやってナンボ、それに乗っからないやつは悪、
多数決に敗れた作品は排除しろ、あるいは負の多数決に勝ち残った作品はサンドバッグにしていいっていうあの空気こそが嵐
葉鍵板的には誰彼やアニメABなんかが該当するかな。叩いていいという雰囲気になったらもう嵐の沈静化まで待つしかないっていう
その嵐から必死に身を守ろうとするのがユリ、花壇というちっぽけな世界のなかのただの一輪でしかない存在で、
暴力的手段(他者を傷つける行為で結果的に自分の尊厳を守ろうとすること)で嵐を乗り切ろうとするのがクマ、なのかな。この辺は自信ない
ただ花壇でばかり獲物を食い散らかしてるのも結構意味深で、狭い庭園をどうやって共有し合っていくのかという話になるのかなぁとは思うが
たとえ嵐や断絶の壁に対する自衛のために始めたことだとしても、一度知ってしまった蜜の味は捨てられませんということで、
より悪趣味めいた話になっていく気配をビンビンに感じます