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高橋龍也&水無月徹総合スレ 54コンビ目 [転載禁止]©bbspink.com
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0001名無しさんだよもん2015/05/29(金) 20:21:46.20ID:DjpKqziA0
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0021高彦大先生 ◆UDARU5dBaE 2015/06/18(木) 20:05:13.16ID:HA11LX1J0
>>20
ほんと、全話脚本でも良いわー。
せめてシリーズ構成が監督との連名じゃなければもう少し橋の裁量について思いを馳せられるんだが。

てなわけで、2011年にメガストアに載ってた高橋インタビューを一部抜粋してみる。
当時このスレでも一切感想とか上がってなかった気がする。
僕がラジオで尋ねたかったことも載ってて、あぁ……もっと他のことメールすれば良かった、とも思ったり。

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:開発チームが解散してしまったので、関西に残る理由もないし、いっそのこと東京に移してみようと思いました。
以前も神奈川のメーカーに勤めていましたし。

――なにかしら、東京での仕事が動き始めていたわけではなかった。
:まだなかったですね。ただ、スタジオオルフェの黒田洋介さんにはことの旨をお伝えしていて、
新居の物件探しまで付き合っていただいたりして。

※以下、倉田英之・スタジオオルフェとの過去の付き合いの話なので中略。
その縁から仕事がつながっていった、と。かんなぎの原作者もLeafアンソロ作家だし。

――最初こそベテランの引き立てがありましたが、今は一本立ちされた観がありますね。
:うーん、どうでしょうか。とはいえ、オルフェのおふたり、特に黒田さんには本当にお世話になりっぱなしで。
黒田さんがいなければ、アニメ脚本の仕事には就けてなかったと思いますね。



■ゲームからアニメ、環境の違いについて
――ゲームからアニメへと表現媒体が変わって、苦心されたことや大きな違いを感じられたことを教えて下さい。
;今思うと、ゲームはやっぱり個人主導制作だった気がします。でもアニメには、監督さんがいて演出さんがいて、
原作者さんがいる場合もあって、集団作業だというのを強く意識させられました。

――ゲームのシナリオとアニメ脚本だと、情景描写の有無などフォーマットの点で大きな違いがありそうですが。
:アニメの脚本での情景描写は、絵コンテを書く人や演出する人にはっきり伝わるよう短くシンプルに書きます。
小説というよりも設計図に近いでしょうか。それをどのような映像として仕上げるかは、演出の方にお任せする感じで。
脚本単体では読み物として成立してない場合がありますね。

――「尺」というのもゲーム制作ではあまり出てこない概念ですよね。
:はい。毎回30分、実質22分ほどの枠でぴたっと終わらせるというのは、とてもいい勉強になりました。

――ゲーム開発では文字数(バイト数)での発注はあっても、ぴったり何分に収めるということはないですし。
橋:ゲームのシナリオはわりと漫然に書いていいという傾向があって、その辺についてちょっと疑問に思ってたりもしたので。
脚本の尺あわせに関しては、最初のかんなぎで倉田さんが「ここからここまで」ときっちり誘導してくれたので感覚的に覚えることが出来ました。

――ゲームとアニメとで媒体が変わったことによって、シナリオ執筆の作業量や時間などに変化はありましたか?
:トータルの作業時間でいうと、ひょっとするとゲームのシナリオより時間がかかってるかもしれません。
最初にプロットを出して、箱書き、第一稿、ニ稿、三稿までは確実にあって。多い時は六稿まで行ったりしますね。
それと、アニメの脚本はとにかく会議が多いんですよ。

――執筆以外のことに撮られる時間も増えるんですね。
:テキスト量だけ観るとゲームより少なめですが、実際に必要な時間は多くなります。大体30分もの一本あたり20時間ぐらい掛かってます。
0022高彦大先生 ◆UDARU5dBaE 2015/06/18(木) 20:06:02.91ID:HA11LX1J0
――3年、アニメのお仕事をされてきて、このあたりが得意分野だと自分で思ってるテーマはありますか?
;これはゲームの頃と同じなんですけど、キャラクターの個性のまま喋らせて、掛け合いが弾んで転がっていくのは得意です。
逆に会話が抑え目の楽しい場面は、どうすればいいのか悩んでしまったり。

――アニメの仕事を通して、新しく学んだことはありましたか?
:色々ありますね。例えば、物語の構成とかは、ゲーム時代はなんとなくフィーリングでやっていた部分でした。過去に観たり読んだりしてきたものを頭のなかで再生して参考にしていたんです。
アニメに携わるようになって、監督やシリーズ構成の方と、「この話はこうしたい」とか「ここはちょっとダレるのでこういう展開で」とか、よりはっきりと言語化して話し合うようになりました。
フィーリングではなく、演出プランに沿って組み立てるということをほとんどやってこなかった気がします。

※以下、黒田氏に自宅に読んでもらい、マンツーマンで色々レクチャーを受けた話が続く。

――こうしてお話を聞いていますと、黒田さん、倉田さんを中心に、三年という決して長くはない期間の内にまるであらかじめ計画されていたようなアニメ脚本家育成のOJTをくぐり抜けてきたような……。
:まさにそうですね。黒田さん曰く「高橋龍也状況計画」みたいなところもあったとか。(後略)


※ライトノベルの楽しい書き方やアイマスのお話については省略。


――ここのところのお仕事をみますと、なんだかすっかりアニメ脚本家に転身されてしまったような印象を受けます。
;自分としては転身したつもりはないんですが。以前から一貫して「企画・脚本」だと思ってますので。

――小説の仕事はされないのでしょうか?
:幾つかのレーベルからお声がけいただいては居ますが、今のところ進んだものはありませんね。以前、「ノロイとイノリ」という小説を、第一話のつもりで書いているんですが、続きの場がなくて……。
いずれ、何かの形で出し直したいと思っています。

――別メディアで色々と経験を積まれた今、ゲームのお仕事をしたいと思うことはありますか?
:東京に来てから幾度かお話はあったのですけど、いつの間にか立ち消えになったり、スケジュールが合わなかったりで今のところ機会がありません。
ただ、またゲームを作ってみたいですね。
ここ数年で身につけたノウハウは、ゲーム作りにも役立てられると思うんです。
0023高彦大先生 ◆UDARU5dBaE 2015/06/18(木) 20:10:59.76ID:HA11LX1J0
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以上。
ゲームメーカーからも声がかかってたのは初耳だった。実現してないのは寂しいけど、希望は持てそう。
小説レーベルについても丸戸史明がアニメ脚本やりながらラノベ書いてるぐらいだし、橋も仕事量的にやってやれないことはないかな?
上手いことアニメ脚本家から「原作者」方面にシフトしてもらえると、ゲーム時代からのファンとしては嬉しい。

何にせよ、読みやすい文章とキャラクターの掛け合いが橋の本領だと思ってるので、どっかのレーベルが話を推し進めてほしいものだ。
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