アイマスに携わってきたバンナムの石原章弘がアイマスを振り返る記事が
電撃オンラインに掲載されてた
> 『アイドルマスター』10周年を石原D(ディレ1)と振り返る。
http://dengekionline.com/elem/000/001/189/1189870/

アイマスの10年の概括で、一部高橋の話がでてきたのがアニメシンデレラガールズのくだり

> そして『シンデレラガールズ』ですが、
> ...(中略、ゲーム側の設定がふわっとしているので)...
> ぶっちゃけ“シンデレラ劇場”みたいな完全なキャラクター物アニメの方が
> いいだろうなとも思っていました。
> しかし、高雄監督の持ち味は緻密な世界観による「演出された世界」です。
> ...(中略、ストーリー物を作ると決め、細やかな肉付けをして)...
> 彼女たちは、リアリティを身につけていったんです。
> さらに、ストーリーによって、キャラクターの持っている背景や側面が見えたほうが、
> 今後長く作品を続けるうえでも、メリットが多いとも感じました。
> ...(中略、シンデレラの話をなぞる起伏あるあらすじを考え)... 
> アニメだと14話で魔法がとけましたが、一度、ドレスを脱がないと
> いけないという構成自体は初期からのものです。
> このストーリーラインは高雄監督にも賛同していただけました。
> そこからは脚本の高橋さんたちを含めてどんどん練り上げていく感じです。

まず、アニメ放送時に散々言われてた
「明るいキャラ物にすべきだった」「なぜシリアスをやった高橋、ふざけるな!」
というのは完全にバンナムからのオーダーだった、ということと
(仮にオーダーが無かったとして高橋がどう作るかは別問題だけど…
 個人的にはキャラ物より物語を作ってほしいのでアレで良かった)

あとは、バンナムレベルがシナリオの大枠を作ってから
→「監督に賛同いただき」→「高橋と作りこんでいった」という語り口、
話の流れがもうあらかた決まった状態から高橋参加したんだな…と…

魔法が解けるタイミングを「アニメでは14話でしたが」と言うあたり、
(具体的な話数でなく)山があって谷があって…と大きな流れをバンナムが作り、
それを高橋が実際にエピソードや構成を決め2クール25話に割り振った感じかなあ…

アイマスシリーズは、上からバンナム・アニプレがかなり管理・制御してそうだから
特殊なケースかもしれないけど、もうちょっと大きく関わってるかと思ってた

もちろん、立場上バンナム石原Dが全体の作業を代弁してる部分はあるだろうし、
アニメ化前のアニプレ鳥羽Pのインタビューで、肉付けに高橋も関わってると語られてるし、
http://dengekionline.com/elem/000/000/965/965735/
そもそも脚本家の仕事はこの手のインタビューでほとんど語られないので、
このインタビューをして、高橋の存在感が薄いと断じる気はないけども

実際シンデレラガールズの端々に高橋らしさを感じたのは事実だし、
高橋脚本回は良かったと今でも思うけど(1-3話とか、8話とか凄くらしくて好き)

にしてもひとまず…
高橋の全話脚本、企画原案、オリジナルアニメがより待ち遠しくなったわ…