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基本設定は公式のINTRODUCTION(ページ一番下)を参照として、
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何かを探して世界を転々とする?エスカとクロンが、
夏祭を目前にした村に着いたのが今回の話
異世界から来たことを隠して村に溶け込もうとする
昼公演が恐らく出会いの話、エスカ・クロンと
男の子5人(ソウタ・ショウゴ、ほか3人)、女の子2人(ワカナ、ほか1人)が出会う話…のはず
夜公演では夏祭を迎え、何もかも初体験のエスカとクロンが目を輝かせる
ソウタとショウゴは幼い恋心をエスカとクロンに抱き、祭の案内を申し出る
「祭のこと、何も知らないんだなー」「同じところには長くいられないから…」「?」
明るくて純粋、好奇心旺盛なクロンは次々屋台を駆け巡り、
物静かだけど感情はしっかりあるエスカは、戸惑いながらも金魚すくいを楽しむ
一方、女の子ワカナはソウタの事が好きで、この状況が面白くない
ついにはエスカに付きっ切りのソウタと喧嘩し、泣きながら走り去る…そのとき、
足を踏み外してワカナが(結構な段差の上から?)転落、
あわやというところでエスカ・クロンが特殊な力(重力制御と超身体能力?)でワカナを助ける
力を使ったことで異世界の存在だと知られ落ち込むエスカとクロンに、
子どもたちは、俺たちはなにも見なかったからと、2人の秘密を守る申し出をする
エスカに嫉妬していたワカナも打ち解け、ソウタとも仲直りし、
気持ちの暖かさに触れたエスカ・クロンがみんなと花火の打ち上げを見上げる
世界はとても綺麗で温かく、「探し物は、思ったより早く見つかるかもしれない」
というエスカのモノローグでオワリ
モノローグというか、「アルバート」って言う誰か?に向けた通信?のようだったけど
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まあ本当にシンプルでベタな短編ではあるんだけど、
朗読劇という形態と、第一回目であること、第二回があるかさえ不明な現状だと、
ここだけで完結させるこういう短編になるのは仕方ないかなと…
子ども達との出会い・別れ、心の交流、子供たちの無自覚な淡い初恋、
ベタながら綺麗に「ちょっといい話」をきっちりまとめてくるのは高橋らしいなーと…