大阪や兵庫を筆頭に西日本はは呪われた地なんです。原子爆弾を中国や北朝鮮が投下してもまっとうな
日本人なら祝杯を挙げてしまうそういう地なんです。今からでもほかの地に移転すべきなんじゃないかな。
大阪ってレイプ率高いんだろ。滅ぼした土地だな。とくにだーまえとっては。何故なら、霊視したから・・・
だーまえの前世は神に仕える巫女で美少女。だけど、凌辱厨(強姦間)によってその身体が半ば犯されてしまう。
しかし、だーまえは憎悪の気持ちより犯人を許す気持ちが強かった。でも自分はすぐにでも死にたかった。
ここから、だーまえは処女だから人柱(生贄)に選ばれた村娘だと推測できる。
でも結局、自殺? いいえ、これは事故だわ・・・・・・これを悲劇と言わず何と呼ぶ?
美少女だーまえは最後の力を振り絞り、ふらふらと視界さえおぼろげなまま神聖な神社に向かう。
しかし、そこには暴れ馬が! 気づくとそこは治療施設。
気づくと、着ていた服はなくて、胸とお腹に包帯のようなものがまかれている。
・・・・・・西洋文明が入ってきた明治初期のようだ。『解体新書』を見て医師に憧れた若者はどうやら、
美少女、18歳にもならない小娘のだーまえの全裸を見て恋に落ちたらしい。(寸評:俺でも恋に落ちるわ)
目を覚ましただーまえは言った。「ここはどこ? 俺は……」
「うら若き乙女が、『俺』なんていう一人称を使うもんじゃありません!」とその若者は言った。
(どうみても、明治時代の女だった性別を反転する伏線)
彼女は知ったのだ。危ない寸でところでその医学生憧れる者が自分を救ってくれたのだと。
「吾輩と結婚してくれますか?」
「私の身は穢れています。何もかも忘れて」
「ふざけないでください! 僕は医師の卵として言います! あなたは穢れてなんかいない!」
「私は穢れているから、生贄に選ばれたんでしょ!? だったら、抱いてくれますか? 呪われますよ! あなた!」
「僕は呪いなど恐れない! そんなものがあるなら、僕が拭きはらって見せる!」
「…………」
「ああ、僕がオランダ語がまだおぼつかないって見抜いたのかな?」
「そんなことありませんの」
「僕と一緒に大阪に参りませんか? 大阪はいいまちですよ。そのまえに伊勢神宮のある三重県に行きませんか」
「いいですの? 私は穢れているのに…」
「まだ、おっしゃるの? もし、私は穢れてます」
「え!?」
「一目惚れって知ってます? あなたのような素敵な女性に巡り合えたのも何かの縁だ」
「私はあなたの名前をまだ聞いてません」
「俺は前田だ」
一月後、二人は契りを交わし、二人は夫婦になった。
男のほうは前田、だが、今現在のだーまえの美少女だった時のファーストネームはわからない・・・
なお、『解体新書』と『蘭学』の関係者にも歴史に前田の名前がないのは、
それだけ前世のだーまえが美少女すぎで勉学を疎かにしたためと思われる。
そして・・・・・・
その時代の前世の記憶から、自己犠牲や病死をもいとわない元少女の美しい魂が作品として反映され、
同時に「殺伐わー」と挨拶するのも前世の記憶が入り込んでいるのは言うまでもないだろう。