ごるべりあを
若しくは
権田ルバ
あるいはそれらの複合的存在が不確定な要素により突然変異を遂げ
爆発的スピードで細胞分裂をし一種の癌のような状態に陥る寸前に
脳内ニューロンの伝達に支障が生じ自我が保てなくなる事に耐え切れずに
事故崩壊を湯発しようとする本能が理性に阻害されそれもままならなく
結果精神分裂に至り自らの苦痛を別人格へ押し付け以前の人格を失い凶暴
且つ残忍そして狡猾な存在へと変化し時間の経過により幼児退行の症状が顕著に表れ
失語症も併発するが改善の兆しが見え始めた頃に再び悪夢が訪れ夜ごとに奇声をあげ
暴れ狂う内に右半身不随状態に陥るがその事に対して何ら鬱状態に陥る事も無く
逆に状態が安定してきたのも束の間左半身も不随状態に陥り生ける屍と化した
だがそれでもそれが権田とごるべりあをの複合体である事に何ら変りは無く
その危険性は保たれたまま永久に久弥とともに幽閉される事になるであろう存在