安達
孤独すぎる子供時代を経た結果、たったひとりでいいので、自分をしっかり見てくれる人が欲しいって思ったのが原点。
その為、しまむらに当初求めていた物も母性に近い愛情だったが、感情を煮詰めた結果、恋情に昇華しかけている。遅れてやってきた成長期。

しまむら
まっすぐな子供時代を経て、思うようにならない現実の壁にデコからぶつかり続けた結果、めんどくさい星人に変身。
でもそんなんじゃいけないってちゃんと理解してる。
だからこそ、しんどい現実と戦う為の心の安らぎを与えあうパートナー的立ち位置を安達に期待して、その為に安達をより好きになろうとしている(しまむらからのスキンシップが多いのはこれが理由)。
でもその対象として安達を受け入れた時点で、無意識にかもしれないけど、相当安達のことが好き。

……って感じで自分は理解した。
だからこそ、安達が「二人きりの世界」を求め続けたら、関係が破綻してしまう。
しまむらは、「その他大勢が生きる世界」で、支えあうパートナーとして安達が必要で、「その他大勢が生きる世界」を否定してしまうなら、いっそ独りきりで良いと考えているようだし(七巻参照)
公式サイトの誕生日小説の中でも、自分の志向に関して安達に理解を求めるシーンがあったから、この認識はあんまり的外れではない、はず。