全6回を予定

老人レスラーとの試合を終えたナミは、レフェリーを務めた重太と控室で二人きり。
熱気あふれるリング上にいたこともあって、彼女の全身からは汗が流れ続けている。
「重太さん、今日の試合のレフェリー、どうもありがとう」
優しく微笑むナミ。
最愛の彼女の笑顔を見て、重太も幸せを感じている。

「でも、結構私の身体を触ってたよね?」
ナミの問いかけに、正直にうなずく重太。
「ナミさんのビキニ姿とリング上での動きを見てたらムラムラと欲情しちゃって…」
「射精を我慢するので精一杯だったよ」
一途な想いを吐露していく。

「そんなんじゃ、あと2試合持たないわ」
怒ることなく、茶化すように応対するナミ。
「君のそういう優しい所も好きだよ」
重太はナミの耳元でささやく。
「このまま一緒にシャワーを浴びてから、ベッドの上でエッチしたい」

はやる気持ちをあらわにする重太に対し
「物事って、段階と言うものがあるでしょ」
子どもを諭すように応じるナミ。

少し間を置いてから
「私がシャワーを浴びている間だけ、試合で着用してたものを使っていいわ」
ナミの言葉に幾分舞い上がった気持ちとなる重太を横目で見やりながら、脱衣場に入ってビキニなどを脱いでいくナミ。
浴室に入り、ナミがドアを閉めた音を聞いてから、重太は脱衣場へ入った。