>>27
テーブルにはいつの間にか、缶ビールと実家からの落花生、そして彼女は普通にウーロン茶を飲んでいる。喫茶店でコーヒーを頂いていたように落ち着いた姿に、つい見惚れてしまう。
「るりさん、私の顔に、何かついてます?」「えっいや、どう?この落花生。千葉では結構極上ものなのよ。」
「・・・このピーナッツ、甘味があって、とても柔らかいですね。」
「違うよ、あくまでも落花生!千葉特産の!」
にこやかな笑顔で彼女は私に話す。
「いいですね、るりさんには誇れる地元の名産があって。私は東京生まれの東京育ちだから、ひよこくらいしかなくて。」
「ひよこ、大好きよ。東京に来てからも、見つけたら買って食べるんだから。実家帰りも、お土産はひよこ一択!」
「・・・ひよこを食べるるりさん、一度見てみたいなあ。」
「にぃみちゃん、それウーロン茶なのに、ホントは酔ってる?(笑)」
本当に酔っているのは私なのに。