遅くなりました。
実はマシントラブルがあったり詳しくは言えませんが犯罪に巻き込まれたり…。
ではよろしくお願いします。
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「…でも、正直退屈みたいなものも時々だけど感じるかな…」
「え?それって不倫願望みたいな…?」
「まさか!そうじゃなくて、黄瀬さんみたいに社会の中で働いている緊張感みたいなものが羨ましく思えることがあるの」
「…人間、自分にないものが羨ましく見えるものなのかしらね。私には星空さんみたいな安定した立場が羨ましく見えるわ」
「それにしても、不倫願望だなんて、なんだか可笑しい。私そんな風に見えるのかしらね。
 そんなことをしてまさかの事態になったら、うちの家族が受けるダメージは黄瀬さんとは比較にならないぐらい大きいわ。
 さすがにみゆきもグレるわよ」
「そうね、ごめんなさい、あり得ないわよね」
「でも…」
「なに?」
「いいえ、なんでもないわ」
「?」
「あら、みゆきとやよいちゃんが帰ってきたわよ」

星空さんがふたりをいち早く見つけてくれた。

「やよい! みゆきちゃん! ずいぶん早いじゃない?」
「うん、あのね、ふたりでおもちゃコーナー行ったり本屋さん見たり、ゲームコーナー見たりしたんだけど、服とかアクセサリーとかそういうコーナー見てたら
 こういうものはママたちにも見せてあげたいねってことになって、呼びに来たの」
「ですって。せっかくだから行きましょうか、星空さん」
「そうね。それにしてもふたりとも大人の女性が見たいものをよく心得てるわね」
「見るだけならただだから」

中学生の娘持ちの女が欲しいもの、欲しくても買えないものは夫を亡くしたシングルマザーでも専業主婦でもそう違いがあるわけじゃない。
そう、見るだけならただだから。いいわねえって言いながら盛り上がって終わりだから。

「やよいもみゆきちゃんも、こういう服が好きなの?」

やよいたちが見立てをしてくれた服をいろいろ見て私はやよいに訊いてみた。

「そうだよ。かわいいと思わない?」
「私はこんな派手な服装をする勇気はないわ。20歳代後半までの服よ、これは」
「そうかな〜。私はママたちでもこれぐらいかわいい服着ても大丈夫だと思う」
「あら、でもこっちの服なんか良さそうじゃない?」

星空さんが私の肩を叩いて振り向かせて指さした。
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すみませんだいぶ短めですが区切りの関係でこの辺で。
またお目にかかりましょう。