>>303
シリコンゴムは化学変化で硬化する、熱や薬剤に強いから、食品用のへらなんかにも
使われてる。TPEは過熱すると液化(ものによるけど低いものだと60℃くらいから溶ける)
一般にシリコンゴムの方が弾力性は低いが物質として安定。独特の裂け方をする。
(切れ目が少しでもつくとそこから一気に裂けやすい)
一般にTPEは柔らかく伸びが良いが物質としてシリコンゴムより薬品などに弱い。高温にも弱い。
価格的にはシリコンの方が高価。造形的には化学変化による硬化によるものか分からないけれど
精密な表現が出来る。
TPEの方は過熱、冷却時に体積変化がある為かそれに比べると若干ダルイ造形になりがち。

また、シリコンは熱が関係なく硬化する為、内部に熱に弱いウレタンを仕込むなど軽量化施策を施しやすい。
TPEは高温の液体を型に流すので、そういう事がやりにくく、完全に無垢のTPEになるので重い

現状一長一短