アメリカ、シアトルの日本語情報サイトJUNGLE CITY .COMによれば、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が
1月18日に、感染者がなんと1500万人、入院患者が14万人、死者8200人以上と発表している。

アメリカでインフルエンザ感染が拡大 入院患者は140,000人、死者は8,200人以上(JUNGLE CITY .COM、2020年1月24日)
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)
 岩上安身は29日、次のようにツイートしている。

 「この米国でのインフルエンザのパンデミックは、まだ日本ではほとんど報じられていないが、規模は拡大中。
死者8200人というのも、ワシントンDC発行の政治専門誌、ザ・ヒル誌によると「at least」、
つまり少なくとも、ということです。続報は、IWJは日刊ガイドその他で出していきます。ぜひ会員登録を」

岩上安身のツイート(2020年1月29日)
29日現在、新型コロナウイルスによる死者は132人に、感染確認された患者の数は5000人を超えたとされるが、
比較すればアメリカのインフルエンザの被害の方が、死者数では62倍以上、感染者で3000倍と、はるかに大きいことがわかる。
なぜ、日本のマスメディアはこの現実を報じようとしないのだろうか?

新型肺炎 中国国内の死者132人 患者5000人超(NHK、2020年1月29日)
1月24日、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)はインフルエンザの危険性に改めて目を向けることを勧めている。
コロナウイルスよりインフルエンザの方が危険だという説もあるのである。

「新型コロナウイルスよりもインフルエンザが危険」な理由とは?(Gigazzine、2020年01月27日)
 1月23日時点の新型コロナウイルスによる死亡者の年齢の中央値は75歳。もともと高齢で、抵抗力が弱く、
しかも亡くなった方の多くは、高血圧や糖尿病、パーキンソン病などを抱えていた。
若くて健康な人に対して、コロナウイルスが死に至る強い毒性をもっているとまでは、言いきれないのである。