今の若い子は知らないだろうなぁ〜。今から30〜40年前に横須賀の安浦と言う地区に
通称「ちょんの間」と言う、女郎屋、売春宿があった。ちょうど国道16号線を観音崎方面に
南下する途中に安浦総業と言う横須賀でも有名なヤクザ屋さんの近くにある1本裏にあった路地。

数軒の古びた旅館が立ち並び、周辺に客引きの老婆や暴力団のオジサン達が男たちに声をかける。
交渉OKとなると目の前の古びた旅館の2階に案内される。
狭い玄関で靴を脱ぎ、2階に上がると4畳1間の狭い薄暗い部屋が何部屋かあり、男たちはそこで

女が来るのを待つ。やって来る女は50過ぎの日本人の熟女やジャパユキさん(タイ人)だが
文句は言えない。なぜなら暴力団経営であり、料金的にも安いからだ。30分5千円で最後まで
出来るというこの遊び、しかし女たちのレベルは最悪であり、最初から最後までサックを被せられ

快感も何もない、しかも部屋は薄暗く、女は化け物にしか見えない。それでも文句は言えない。
布団はせんべい布団で、平べったく、畳はシロアリに食われてるのか、ブカブカギュウギュウ
嫌な音がする・・30分という時間はあっという間で男たちはそのまま帰される。

下にはパンチパーマのおじさんがいる。地元で知らない人はいなかった、謎の赤線地帯、安浦。
あの古びた旅館は一体何だったのだろうか?今も現存するのだろうか?謎は深まるばかり。
ちなみに本当の意味での旅館ではなかったと聞く。つまり昼間は普通に住居として使われ、

夜間になると売春宿として使われる・・・ここ横須賀でも横浜の黄金町と同じ様な使われ方を
していたと思われるが、大きな違いは地元密着型であり、その存在すら怪しいものであったと
いう事。今では壊滅させられ無くなったと言われるが、それも事実なのか謎のままだ。