ちなみに大雑把に分かり易く「客」って書いたけど呼ばれて仕事を言いつかるとき以外は
客のみならず、旦那様一族など家人の目にも触れないように働くのが理想とされ、
ヴィクトリア朝時代の大きな屋敷では家人、客人用の通常の廊下以外に
メイド等家事労働を担う使用人専用の作業用隠し通路が設けられたりしていた
メイドも見せびらかし用に見目の良い娘を選んで着飾らせた役職(客間女中とか)と
それ以外の一般的な掃除、洗濯、料理など完全裏方の職があった
メイドかどうか微妙な職種として乳母、子守り、家庭教師、コンパニオンなどもいた
家庭教師やコンパニオンともなるとある種の専門職で一般のメイドに比べ大分格上だった