上野の路上で会社員に暴行 山口組系「国粋会」幹部を逮捕

 警視庁本富士署は28日、今年7月に、東京都台東区上野の路上などで会社役員の男性(32)を投げ飛ばしたり、足で蹴るなど暴行を繰り返し、全治10日のけがをさせていたとして、
指定暴力団・山口組系国粋会幹部、園田成志容疑者(37)と、組員、川野敦之容疑者(41)ら3人を逮捕した。

 現場付近の防犯カメラには、園田容疑者らが、逃げ回る男性を執拗(しつよう)に追い掛け、暴行を繰り返す様子が映っていた。

 警視庁は、29日朝から「国粋会」本部を家宅捜索し、園田容疑者らと被害男性との間に何らかのトラブルがあったとみて捜査している。