ある冬の日、集配業務から戻り車庫にバイクを仕舞おうとしてると、退社時のT子さんに会いました。
緑色の旧制服をカッチリ着こなし、括れた腰下の大き目のヒップが印象的で、やや短めの黒タイツの
細身の脚に目が行きます。体温が感じそうな距離まで近づいてくると、私の方をじっと見つめ、いきなり、
「私思うんだけど、〇〇君は、若い人と付き合った方が良いと思うの。私じゃ駄目だと思うの」
と云い出して来たので、自分を意識してくれていたのやら否定されてるのか妙な気分になりました。