「波佐見のブンカサイ」について前にも少し書きましたが、交通機関も不自由な所のようです。
歌手版には「えらいドサ回りやのう。」と言われる方もおられます。
でも自分はこれは彼女にとって、貴重な経験で、必要な事と思っています。
普通のライブでは、一万円以上のお金をかけて遠くから来てくれる強いファンの人とばかりと接することとなってしまう。
彼女がこれからずっと女優を続けていくのなら、年取って容姿も衰え小さな劇場での舞台出演となるかもしれない。
小さい舞台はお客さんの反応を見てセリフを修正したり、挨拶したりしなければならない。
中には興味はあまりないけど、切符を貰って来たとか、小さい子供とか混じる時もある。
そんな時、アドリブや面白いトークで凌がねばならない。
普段は内気で気の利かない彼女にできるだろうか、と以前は心配していました。
でも彼女の本質はアイドルと言うより舞台女優、舞台にあがれば別人のように度胸が据わり、面白いセリフも言える。
「波佐見のブンカサイ」もうまく切り抜けて、学んでくれると思っています。