子宮頸がんは女性にとって重要な関心事だから書いとくと、これもまたアメリカ割礼医のデッチアゲだ。
この話はウガンダでの調査データから「割礼してない男性は割礼してる男性の1.5倍のHPV感染率
を持つ」というのが発端。形を変えた宗教論争だから医学的結論が出れば必ずまた新ネタが登場する。

で、ワシントン大の研究者が真面目に調べてみたところ、割礼男性も非割礼男性も「感染率に差は見られない」。
Circumcision Does Not Prevent HPV Infection, RCT Data 'Inflated,' Study Finds
http://intactnews.org/node/119/1314979135/circumcision-does-not-prevent-hpv-infection-rct-data-039inflated039-study-finds
結局ウガンダの研究は、HPV検査の箇所が亀頭部のみだったので、割礼男性の場合HPVが
シャフトや陰嚢の皮膚に定着することが「見過ごされてた」、というお粗末。
その後も割礼医はまだ懲りずにデータ細工をやってるから、宗教の絡む話は厄介だ。

日本の詐欺業者は、そんな外国の割礼論争(=宗教論争)を、ただの詐欺ネタ(=嘘)に使ってるだけで、
元の割礼論の形すらわからなくなってしまってる。「剥きぐせ」とかの次元の話じゃないんだよ。
割礼は唯一絶対の神との契約の印。割礼したか割礼してないかがすべてで、包皮の長さなんか
そもそも世界では全く問題にされてない。