>>497
まずは尿検査です。
その場でわかる定性検査でおおまかな判断をし、
とりあえずジスロマックを処方します。

同時に定量検査として、尿培養検査を行い、
淋菌に対する耐性を調べます。

培養に2-3日かかるので、
通常1週間後に検査結果を聞くことになります。
そこで上記の耐性菌を判別の上で、
抗生物質を決定します。

その結果、セフトリアキソンと判断されたなら
それで大丈夫でしょう。
しかし、
これ以外の手法で抗生物質を処方された場合、
即病院を変わってください。
地獄の人体実験の始まりです。

なぜなら、セフトリアキソンは
一昔前なら淋菌治療の最後の砦と言われたほど、
強力な殺菌作用をもつ抗生剤です。
これで効かなければ血液がんを疑われたほどです。

あなたの持つ淋菌がセフェム系に対する好反応が出ないまま
静注などされると、当然ながらその強力な殺菌力によって
体の健康な部分まで害することになります。

それほど、淋菌治療は慎重にしかるべき
というものです。