モルモン教の由貴さんをあざ笑う声がありますが、説明していないので、記載します。

キリスト教でもかなり異端の宗派で、確かに「緋色の研究」でも悪の教団のような書かれ方をしています。
ただし現在では、大統領候補を争い、現在でもアメリカで強く支持する人も多い「ロムニー氏」も所属し
一般人からは慎ましやかで、社会奉仕活動を積極的に行う家庭第一の宗教として、けっして悪い目では見られていないと聞いています。
(お酒や煙草が飲めない部分は変わっていると思われているようですが、それも信仰の一つの型と受け入れられているそうです。)
信者の集まるソルトレイクシティはITの将来性のある企業も多く、起業も積極的で、裕福な層も多いと聞いています。
一つ他のキリスト教系と異なる点、男性は成長したら一定期間、他国等に渡り牧師のような伝道活動が求められると聞きます。

言いたいことは、「由貴さんがモルモン教になったのは彼女自身の責任では全くない。」ということ。
戦後の日本が貧しいころ、モルモン教徒の彼女の母親と父親が結婚し、モルモン教の家庭として育ったからというのは間違いない。
そしてこれからが自分の持論で否定する方もおられますが、自分はそうだと思っています。
なぜ彼女の母親がモルモン教になったのか。彼女の母親は5人兄弟で、祖父・祖母が聾唖者で上の2人は預けられたことは、ファミリーヒストリーを
見られた方ならご存知の方もおられたと思いますが、残された3人の姉妹は
(美しい姉妹で、母親の妹はNHK手話通訳の田中清さんだそうです。3人ともモルモン教徒)
は戦後の福祉も何もない時に、理不尽な身障者差別と闘いながら、懸命に聾唖の両親を助けてきたと聞いています。