脚本を書く人が彼女を助けてくれることが一筋の道で、これを頼りにしたいと書きました。
自虐の発言が気になる彼女に、希望を持ってもらうことが第一、元気になってもらうことが最も重要だとは今も思っています。
でも本当は役を決めるのは脚本家ではなくプロデューサー、そして実際はプロデューサーはスポンサーの意向を気にし、調整する。
あの事件は日本の女優史にも類を見ない辱(はずかし)め、たとえ一時的に回復しても続かないだろうという人もいます。
リーガルVの視聴率が良かったことなど、ほとんど問題にもされずに目をつぶられている。
モーションブルーのキャパならあの事件以前なら数日で埋まったはず、やはりあれでファンが半減してしまったのでしょうか。
以前、はるか先に暗い夜の明ける光が見えてきたと書きましたが、まだ暗い闇の状態から抜けるには時間が必要に思えます。
今はただ、来た仕事を一つ一つ確実にこなして、回復の実績を作っていくほかはないのかもしれません。
幸い御家庭が上手くいっていることは救い、年齢は進んでいっても彼女の芝居にかける情熱が残っていれば、やっていけると思います。

21スレで教えてもらったのですが、シアタークリエで東宝主催、紫綬褒章をとったケラさんの演劇を年1回、何年にも渡ってやるようです。
ケラさんといえば「斉藤由貴もほどほどに」という言葉もある由貴さんの大ファン、いままでは時間の調整や家庭との両立で一緒の仕事はありませんでしたが、
今の時点なら、彼女さえ望めば喜んで出演させてくれるでしょう。(演出はケラさん直接ではないようですが)
演劇については、自分は本当は森光子さんのやった「放浪記」が由貴さんにはピッタリで、素晴らしいものができると思っていましたが、
やはり今のダメージの状況では難しいでしょうし、東宝の劇場であるクリエなら彼女のホームグラウンド、年に1回、帰る場所ができることは
彼女が長く女優を続けて行くにあたって、とても心強い故郷になるのではないでしょうか。