俺にメールをしてきた。
内容は「Aさんがいなくて寂しいです。Aさんはどうですか?一人だからって浮気とかしたら駄目ですよ」
見たいな内容だった。
6月といえば見学施設完成間近で、俺はそうとう忙しかった時期だ。
うちの会社は単身赴任者は月1で帰宅できるように交通費がでるのだが、
6月は帰省する暇も無かったぐらい忙しかった。
普段の俺ならそんなメールが来てたら100%
「俺も寂しい。浮気はしたくないのでMのエッチな写メでも送ってw」
みたいな返信をしていただろう。
でもそのときは、俺も心身ともに疲れきっていて、「浮気なんかするわけ無いだろ」
みたいなぶっきらぼうな返信をしたらしい(っていうか俺は覚えてなかった)
で、嫁は普段の俺となんか違う=もしかしたら本当に浮気かも=Iの言ってることは本当=ということは横領も
みたいな考えになったそうだ。
数日後の月の頭、そんな考えになって一人で悩んでいた嫁の元に再びIが訪れた。
で、Iが言うには「あの後、横領が他に無いか調べたら合計で500万以上になった。その証拠の書類がある」
といって書類を見せたそうだ。(これは俺も全く知らない範疇。でもこれが後々I自身の首を絞める結果になる)
I「これをもみ消すにはそうとうのリスクと努力が必要になる」とIが言ったそうだ。
I「正直何かしらのメリットが無いと、私(I)もそんなリスクを背負えない範疇の案件になっている」
I「ついてはそのリスクに対するコスト奥さんに体で払ってもらいたい」とほざいたそうだ。
嫁は「そんなこと出来ません!!」と強く拒否。
I「私が動かなければ、A君はクビになるだけでなく、会社から当然損害賠償を請求されることになる。
さらにA君の浮気相手に家庭があれば、その家族からも損害賠償を請求される。」
嫁「私が頑張ってお支払いします!」
I「奥さん1人で払えますか?それに横領でクビになったとなれば再就職もむずかしくなりますよ・・・」
嫁「それでも、そんなことは絶対出来ません!」
嫁が頑なに拒否し続けたためかIが強硬手段に出る。