USB端子に挿すだけで機器を破壊する「USB Killer」にさらに強力な新種が登場

ごく普通のUSBメモリにしか見えないデバイスをPCなどのUSB端子に挿すだけで、高圧電流が流れて機器が破壊されてしまうという意味不明の恐るべきUSBデバイス「USB Killer」に、さらに攻撃力を高めた新種「USB Killer V3」が登場している模様です。

中略
それがこの「USB Killer V3」と呼ばれるもの。白い外観のUSBメモリのように見えるデバイスですが、
その中には電気をためるキャパシター(コンデンサー)と高電圧・高電流パルスを発生させる回路が内蔵されており、PCなどのUSB端子に挿すだけで機器を破壊してしまいます。
最新型のバージョン3は、従来よりもパワフルなマイナス200ボルトの電圧のパルスを1秒間に12回作り出すことで、機器を確実に死に追いやるという謎の「高性能版」となっているとのこと。

また同社からは、USB Killerなどのデバイスが生じさせるパルス電流から機器を防御する「Test Shield」というデバイスが登場しています。
その目的については「サージ電流保護回路を極限までテストするため」とされていますが、マッチポンプ的な商品構成には謎が深まるばかり。

http://gigazine.net/news/20170317-usb-killer-v3/