【東の宿題】
ウィンスペンク東部【メルビル海】海上よりその巨大な頭をのぞかせる【四つの宿題】の一つ。
スペンクより古代の時代にどうやって海中に遺跡を建造できたのかは永遠の謎。
ともあれ【黒の絶壁】や【船の墓場】に阻まれた周辺海域では、
この付近がウィンスペンク地方に最も上陸しやすい位置であり、
古来より遺跡は灯台の代わりのごとく機能してきた。
【コタングの港町】の漁師たちの間では素潜りで遺跡の根元にのみ生える海草【ザザーム】を採れれば、
一人前の漁師として認められる風習がある。