>>113
見つかったときの話
とりあえずとっさに当時よく遊びに来ていた友達が家にかってに置いてったことにした。
で、その場はしのいだ。すまん。友達。だが、もちろん疑いの目。
それが本当ならその友達に返しなさいと言われた。また、いけないことだから
その子のお母さんに言うよとも言われた。それは必死に阻止したが。
どうやって捨てればいいか悩んだ。結局しばらくはランドセルでしのいだ。
だがあの日以来疑いの目は厳しく、隠すことに限界を感じた。別の友達が来たとき
預かってと頼んだ。拒否された。仕方なく近所の家の庭に向かって思いっきり投げた。
ばさっと音がした。しかも中身が開いたまま。ダッシュで逃げた。
結局あの一軒依頼小学校卒業するくらいまで母親と気まずい関係は続いた。