おもらし時代小説を書こう♪
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0001名無しさん@ピンキー2006/08/07(月) 14:13:30
皆様こんにちは。
私は長年おもらしする女性に萌えてきた者です。
私は今までいろいろなおしっこ、おもらしサイトを見てきましたが、江戸時代の人がおもらしするなどの、昔の人がお漏らしするような内容のサイトは見たことがありませんでした。
歴史も好きな私としては、非常に残念な話です。
そこで、皆様、ここでおもらし時代小説を書きませんか?
興味がなければよいのですが……もしかしたら私と同類の人も意外といるかもとか思いまして…
昔の時代であればどの人の話を書いてもOKです。(淀殿・寧々・持統天皇・日野富子・男でも好きというひとがいれば…)
0075名無しさん@ピンキー2006/10/04(水) 05:36:02
濃姫は、美濃国の姫君である。
彼女は、尾張に嫁いでいた。
濃姫は、信長と一緒に城下まで行った。
濃姫は、尿意を催していた。
本来なら厠で小便したかったけど、信長という夫が行かせてくれなかった。
彼女は、仕方なく彼の目の前で立小便する覚悟を決めた。

「私は、今から立小便をする。」
彼女は、堂々と言った。
彼女は、その場で立ったまま着物の前をまくった。
さらに、余った布を手でかかえて女性器だけを見せた。
そして、両手で着物の合わせ目の股の部分を押さえた。
彼女は、手を使わずに股に力を入れて思いっきり大きく女性器を開いた。
信長は、驚いて濃姫に尋ねた。
0077アマテラス2006/10/06(金) 05:52:42
アマテラスは弟の度重なる蛮行に頭を抱えていた。

稲作は国の命ともいえる重大な作業だというのに
暴れて田のあぜを壊したり、耕作にかかせない貴重な馬を殺したり。
国を治める彼女の最も身近な弟がこれでは示しがつかないし、
国のまつりごともたちゆかないというものだ。

今日はアマテラス自身が直轄する機織りの棟での狼藉。
神聖な機織りの部屋で、殺した馬の穢れた皮を投げ込み、
驚いた機織りの女を死なせてしまう。
弟ということで、これまでどんなにひどい行いであっても
定められた重罪にあたるのに、と陰で囁かれても必死で弟の弁明してきた
アマテラスだったが、いっこうにスサノオの態度は改まらない。
そこにきて、アマテラスの権威の象徴であるこの宮殿でまで
こんなことをされたのでは、もうかばいようもない。
これを許しては、国の威信、そしてアマテラス自身の立場さえも危ない。
0078ヒッキーの祖2006/10/06(金) 05:53:55
それでも、アマテラスは、この心だけはいつまでも幼い弟を断罪することができなかった。
日本という国を治める女王としては失格かもしれないが、
青年になっても死んだ母を恋い泣いてばかりだったいじらしい弟の面影を
どうしても拭い去れない。

女王とはいえアマテラスは絶対権力者というわけではない。
彼女を擁立した長老たちの意向は無視出来ない。
タカミムスビら長老連は、スサノオが今度なにかしでかしたら
アマテラスにきっぱりとした態度に出てもらわねばならん、と言っていた矢先、
そしてアマテラスの宮殿そのものを汚すという冒涜的な行為。
もはや弁護の余地はない。次に人前に立つ時には
弟スサノオを処罰しないわけにはいかないのだ。

困り果てたアマテラスは、岩戸にこもった。
人に会わなければ、問題を先送りにできる。
0079オシッコフラグ立ち2006/10/06(金) 05:55:52
さて、岩戸にこもったはいいのだが、アマテラスにはちょっとした問題があった。
いや、ちょっとどころではないかもしれない。
というのは、このときアマテラスはオシッコがしたかったのだ。
誰も見ていない岩戸に隠れているのだから、そこですませればいいと思うかもしれないが
残念ながらそうはいかない。何故か。

国を作って集団生活をするにあたって、重要なのはルールである。
集団生活の支障のもとになる、殺人や傷害、窃盗などを禁じ、罰則を設けるのは当然であるが
アマテラスの国には他にもっと重大なルールがあった。
この国は、それまで稲作を知らない狩猟民族なども統合してできたものだ。
狩猟民族は、田がいかに大切で、管理に手間がかかるかということが理解できない。
生活に直結した価値観のギャップは深刻だ。国をまとめるためには、
定住の稲作文化を根付かせるための、叩き込むための、より強いルールの縛りが必要だった。

というわけで、稲作の妨害になる、「田を壊すこと」「家畜を無駄に殺すこと」などは
殺人などの罪よりはるかに深刻で重い罪として規定されていたのだった。
0080実はもうけっこう我慢してる2006/10/06(金) 05:58:32
アマテラスは人に見つからずに岩戸に隠れることに成功したが、
戸を閉ざしてから、大きな不安にかられた。
「こんなにオシッコしたいのに、どうしよう……」
下腹部にずっしりとのしかかる尿意。
どのくらいの間ここに篭もることになるかなんて考えていなかった。
なんとなく今日一日をやりすごせばスサノオ問題はなんとかなるような気がしていたが、
こんなにパンパンのオシッコをこれから一日我慢するなんて無茶だ。
そもそもスサノオの問題を先送りにしたところでどうなるものでもないわけで、
彼女はけっこういきあたりばったりなのである。

さて、なぜ彼女は岩戸でオシッコをしてしまえないのか。
定住稲作の暮らしを根付かせるためのルールと罰則が厳しい理由は述べた。
彼女がここでオシッコできないのも同じ理由だ。
人間の集団が定住するとき、最も問題になるのは何か。
食料や水、住居の確保ももちろん大事なことであるが、
避けて通れないのは排泄物の処理である。
0081処理問題はガチで重要2006/10/06(金) 06:00:31
小人数や移住ならば排泄物は土にかえるが、大人数が定住する場合は
自然の浄化能力では処分しきれない。
そして処理をおこたれば、ただ悪臭で不快なだけでは済まず、
疫病などの原因になり、生死にかかわる深刻な問題なのである。
定住文化を持つ民は、経験からこのことを十分に知っているが、
元狩猟民族たちは、排泄物処理の重要性がわからない。そこで
定められた排泄用の場所、つまりトイレ以外で用を足すこともまた
殺人よりはるかに重い罪のひとつに規定されていたのだ。

岩戸は貯蔵用に整備された施設で、天然のほら穴とは違っていた。
オシッコをしてしまえば、埋めてごまかすこともできず、床の様子やニオイで
証拠がはっきり残ってしまうのだ。
やがてアマテラスが岩戸に隠れていることがわかり、そして戸が開かれたとき
そこにもしオシッコの痕跡があれば、間違いなく彼女がそのオシッコの主だと
わかってしまう。
国の象徴である彼女が、国のルールの中でも最大の罪を犯すわけには絶対いかないのだ。
0082名無しさん@ピンキー2006/10/06(金) 11:21:39
次の方ドゾー
0083名無しさん@ピンキー2006/10/07(土) 01:00:23
神話できましたか。期待あげ
0084正座の普及は江戸時代以降らしいね2006/10/07(土) 01:56:08
「最後にオシッコしたの、いつだったかしら……」
暗い岩戸に篭もると、心配事は当面オシッコのことしかない。
気を紛らわせようとしても、暗がりの中では見る物も何もない。
すぐ思考はオシッコに戻ってしまう。
ひんやり冷たい岩戸の中で、肌にはしっとりと冷や汗をうかべて
アマテラスはオシッコと戦っていた。
背筋をしっかりのばして正座。この国ではあぐらが主流なので
彼女がしている正座は珍しい座り方だったが、
日々オシッコ我慢に追われる中で、正座はなにかと都合がよかったのだ。
そんな都合はひた隠しにして、アマテラスは側近の者たちには
「女王の権威を示す特権的な姿勢」なのだと言い聞かせていた。
0085職業:オシッコ我慢(w2006/10/07(土) 01:57:13
そう、アマテラスは日常的にオシッコを我慢していた。
彼女はふだん、権威と神聖性を保つために、宮殿の奥にこもっていなくてはならなかった。
普通の住まい竪穴式住居だが、宮殿は木造の高床式だ。
まわりが土なら、多少の排泄物がこぼれても土の中の微生物の働きで浄化される。
しかし、まわりが木の床ではそうもいかない。したがって宮殿の中にはトイレはなかった。

トイレ以外での用足しが重罪と定められた国で、その国の象徴である女王の身で、
しかも好き勝手に外出するわけにいかないのに、その宮殿にはトイレがない。
この国の女王の仕事の半分以上はオシッコ我慢だと言っても大げさではないと
アマテラスは折にふれ思っていたものだ。
0086Now she lasts without peeing one day long2006/10/07(土) 02:11:34
下腹部がジンジンする。
彼女の奥のオシッコが、はけ口を求めて暴れまわっている。
あれから1時間。アマテラスは、一人で宮殿奥の自室にいるときと同じ、
憂いを帯びた笑顔で、ただひたすらいつものようにオシッコに耐えていた。
無意識に腰が前後左右に蠕動していることに気付いた。
「まずいわ、もうこぼれちゃう!」
つまり、チビってしまう、ということである。
オシッコ我慢をしていない日はないといっていいほど我慢慣れしているアマテラスである。
自分のピンチの程度はかなりの精度でわかってしまう。
普段はここまでの我慢に追いこまれることは少ないのだが、
収穫祭のあとに濁り酒を飲まされすぎたあとなどには、
トイレに行ける機会が来るまでにチビってしまったことが何度かある

今日は、別に何かを飲みすぎたわけではないのだが、
一日中待ちに待った、人目に触れずトイレに行けるわずかな時間帯を、
誰にも見つからずに岩戸まで移動するのに使ってしまったのだ。
0087名無しさん@ピンキー2006/10/15(日) 15:16:01
皇后ははしたない駆け足でトイレに急いだ。
トイレに向かう廊下の途中で、ラスプーチンと出会った
  ラスプーチン 「皇后陛下、お手洗いは我慢なさるよう申し上げたはずですぞ」
  アレクサンドラ 「け…けれど、わたくしもう我慢できませんもの」
皇后は会話の時間ももどかしそうに、せわしく足を踏み鳴らしている
  ラスプーチン 「皇太子殿下のご病気が治らなくてもよろしいのですな」
  アレクサンドラ 「そんな、でも、でも、……もらしてしまいそうですわ」
  ラスプーチン 「そこが辛抱のしどころですな」
ラスプーチンはニコリともせずに厳粛に言う。
皇后は、自分がトイレを我慢することと皇太子の病気に何の関係があるのか
理解できなかったが、実際にこのラスプーチンが来てからというもの
不治の病であった皇太子に奇跡的な回復の兆しが見えはじめているのだから、
彼の言うことがどんなに奇妙でも信じないわけにはいかない。
0088名無しさん@ピンキー2006/10/15(日) 15:16:34
皇太子の治癒に効き目があるとラスプーチンに強く言われた為、
昨夜皇后は就寝前にトイレに行っておかなかった。おかげで今朝は
尿意で普段より1時間も早く目が覚めてしまったのだが、
皇后は朝のトイレもまた我慢した。午前の謁見や執務の間
トイレのことがつねに頭を離れず、気が気ではなかった。
公的な執務の間は、どんなに行きたくてもトイレに立つわけにはいかないのである。
我慢に我慢をかさねて、ようやく午前をのりきった皇后なのだが。
  アレクサンドラ「どうすれば……、このままでは昼食の席上で粗相をしてしまいます」
腰をくねらせ、両手をもみしぼって皇后はラスプーチンに哀願する。
  ラスプーチン「何をおっしゃる、我慢すれば我慢できないこともありますまい
           高い身分の方ほど、そちらのたしなみも固いと申します」
さも当然のように語る。このふしぎな力を持つ僧に言われると、我慢できて当然のように
思えてくるが、それでも昨夜からの我慢は先が見えている。今は我慢できても
その我慢が昼食の間じゅう続く自信は皇后にはない。
0089名無しさん@ピンキー2006/10/15(日) 15:17:36
皇后ほどの身分になれば、立場上席を立てないことも多い。
ラスプーチンが言うように我慢強さも要求されるが、
同時に、今のようなトイレに行ける機会には確実にトイレを済ませておくことも
皇后のたしなみなのである。
  ラスプーチン「ご安心を、皇后陛下は粗相などなさいません
           先の心配をなさるから不安になっておられるだけです」
ラスプーチンの告げる言葉には魔力といっていい説得力があった。
皇后は自分が感じる尿意の強さより、彼の我慢できるという言葉に従う気持ちになった。
皇后は、最後に、ラスプーチンの向こうに見えるトイレの入口に心残りな視線を投げかけてから
昼食の席にむかうべく、自分を励ますような強い足どりで来た道をひきかえした。
0090名無しさん@ピンキー2006/10/16(月) 13:19:17
次の方ドゾー
0092名無しさん@ピンキー2006/10/28(土) 04:42:04
長時間、想像を絶する我慢を余儀なくされた濃姫の小便の出口は
ひくひくと小刻みにふるえていた。信長だけならまだしも、家臣の万千代まで
見ている前では、出口を手で押さえるわけにもいかない。
限界をはるかに越えた我慢を、手の助けもなしで、股の力だけでこらえなければならない。
もう、力をこめているかどうか、感覚すらない。
濃姫の膀胱の中であばれ狂う大量の小便が、とうとう出口をこえて噴出してしまった。

(ああっ、とうとう粗相を…っ)

濃姫はとっさに両足をよじり合わせて、むりやり小便の出口をしぼるようにふさいだ。
0093名無しさん@ピンキー2006/10/28(土) 04:43:16
組み合わせたふとももの間に、今噴き出したひとすじの小便が、熱く熱く感じられる。
濃姫の下腹の内側で、なにか大きなものが音を立てて崩れるような感覚。
尿意の波は一時的におさまってはいるものの、この引き潮の静けさは
次にくる大波の激しさの前触れのようでおそろしい。
さっきまで確固として持ちつづけていた、小便を我慢するためのがっしりした手ごたえが
泥のように溶けてなくなってしまったようだ。小便の出口には、もう全然力がこめられない。
次の波が来たら、どんな小さな波でも、止められそうにないことが分かる。
そして、大きな引き潮の次にやってくる大きな波の気配が、濃姫の奥からだんだん高まってきた。
0094名無しさん@ピンキー2006/10/28(土) 04:44:06
「どうされました奥方様、鼻緒でも切れましたか」
信長になにか報告しながら先を歩いていた万千代が、遅れる濃姫を気遣ってふり返った。
濃姫は、さっきのほとばしりをねじ伏せるために両足を交差させ立ち止まったままだった。
万千代が濃姫の足元を見、鼻緒が切れていないことを確認して濃姫の顔で目を止める。
濃姫は、何か言いたげに口を開きかけたまま、目を見開いて心ここにあらずな様子である。
万千代に何か言い訳をしようとしたが、考えるどころではない。沖の方から波のかげが
次第に勢いをまして立ちあがってくる。今まで見たこともないような高波が近づいてくる。
今まで体験したことのないような尿意が近づいてくる。
まだ尿意がぶつかって砕けるまでには猶予がありそうだが、今や濃姫の小便の出口は無力だ。
この波が打ち寄せた日には、どれほど多くが水浸しになるものか。
数瞬先に確実に訪れる破局を、ただ目と口をぽかんと開いたまま待つしか
濃姫にはできなかった。
0095名無しさん@ピンキー2006/10/28(土) 04:44:45
濃姫の脳裏には、自分の出口からものすごい勢いの小便が撒き散らされ始める様子が
ありありと浮かんだ。厠で見なれた、白い肌、白い太もも、うっすら毛におおわれた谷間。
その谷間の奥からは、いつもの勢いの良い一条の尿線ではなく、
腕のような太さで荒れ狂ういくつもの尿線が放射状に噴き出す。

(そんな、はしたない、駄目!)
噴出寸前の濃姫は、つつましい女性にあるまじき、猛烈な小便の奔流を脳裏に描いて、
何を置いても小便の噴出をとめねばならぬと即座に判断した。
0096名無しさん@ピンキー2006/10/28(土) 04:46:24
左手が、固く押し合わされた両太腿の間に素早く滑りこむ。
小便をおしとどめる力を失った、疲れ果てた出口に、長い人差し指と中指の先が突き立てられる。
濃姫の本能が、押さえるべきツボを教えたのか、
感覚さえなくなりかけていた、ヒクヒク痙攣する出口の右側と左側は、
押さえられた部分からジンジンするせつない感覚を取り戻し、噴き出そうとする小便と
刹那の差で出口はきゅっと収縮した。
しかし、ここからが地獄だ。疲れ果て、麻痺しかけていた水門が感覚をとりもどした。
正座で足が痺れる辛さは大したことはないが、辛いのは感覚がもどりはじめる時だ。
出口の筋を虫に食い荒らされるような、痛みに近い強烈な尿意の衝動が一気によみがえり、濃姫の股間をかけめぐる。
濃姫は修羅場と化した太ももの間の世界が負けてしまわないように、左手の上に右手も力強く添えた。
0097名無しさん@ピンキー2006/10/28(土) 11:14:29
次の方ドゾー
0098名無しさん@ピンキー2006/10/29(日) 03:56:47
見開いたままの濃姫の目に視界がもどってくるまで、もうしばらくかかった。
こっちを向いたままの万千代は、顔をあからめ、目線は両手がさし込まれた股にそそがれている。
その目線がだんだん上に戻り、濃姫と目が合った。

(ああ、気付かれてしまった)
そう思いながらも、考えはそれほど深刻にならない
再燃した狂おしい尿意を持ちこたえるのに精一杯で、両足がつま先立ちになる。
万千代に言い訳を考えねば、という分別は戻ってきたものの、尿意を鎮めたい衝動の方がはるかに強い。
股に押しこんだ両手をぐっぐっと押し上げ、のけぞる方が優先だ。
0099名無しさん@ピンキー2006/10/29(日) 03:57:18
「そ、その、ごっ、ご無礼つかまつった!」
固まったままの万千代が、ようやく言葉を発して、後ろをむいた。
両ももを内股にすりあわせて、その間に両手をさしこんで押さえる姿。
どう言い訳しても小便を我慢している姿にしか見えない。
むしろ、ばれてしまったことで濃姫は大胆になった.。よみがえった激しい尿意の前では
余計な装いをしている余裕がなかったとも言える。両手の助けだけでは癒えない尿意を
なんとか落ちつけるため、濃姫は両手で小便の出口を押さえたまま
せわしく足踏みをはじめた。
0100名無しさん@ピンキー2006/10/29(日) 03:57:56
2人を残して気の向くままに歩いていた信長は、追いついてきた万千代の異変を見て
濃姫の方をふり返った。
「お濃、まだ小便は洩らさぬか」
「と、殿、そんなに大きな声を出さないで下さいませ!」
濃姫は左手だけは股間にさしこんだまま、一歩一歩ぎこちない足どりで二人の方にむかった。
「お濃、見よ。万千代が困り果てておるわ」
濃姫に背をむけたままの万千代をむりやり濃姫の方に向かせた。
「丹羽殿、このご無礼…」
「万千代よ、お濃はこれほど小便がしとうてたまらぬのに、せぬというのじゃ」
万千代に無礼をわびようとは思ったが、左手は離せず貧乏揺すりも止まらないままでは
無礼のわびにもならない。その途中で信長が割って入った。
「万千代ならいかがいたす?」
「せ、拙者…」
返答に困っているようだ。いつものしっかり物が鳴りをひそめ、たよりなさげに信長をふりかえる。
目のやり場にも困っているのだろう。それでも、今手をはなすわけにはいかない。
0101名無しさん@ピンキー2006/10/29(日) 03:58:27
「いかがいたす、万千代」
信長は性急で短気だ。信長を良く知る万千代は、信長を待たせても、あいまいな返答でも
怒りを買うことをよく知っている。が、答えようがないではないか。
「万千代、お前なら小便をするか」
信長の声が強くなった。
「は、いたします。されど、女人である奥方様は…」
「女人ならどうだと申す?男であろうと女であろうと小便がしたい気持ちに違いはあるまい」
0102名無しさん@ピンキー2006/10/29(日) 03:59:26
「と、殿、濃は厠でしたいのでございます」
こんな恥かしいことについてだろうと、おかまいなしに真剣に突き詰めようとするのが
信長の信長たるゆえん、のちに中世の因襲を打破する合理主義の根ではあるのだが、
自分の恥かしい小便の話に万千代まで巻き込まれたのでは立つ瀬もない。
かといって、いったん関心をもった信長の風向きを帰ることなど出来ないし、
濃姫には実際に今小便を我慢しているという弱みがある。ごまかすことはできない。
「女人は厠でなければ小便をせぬというか、万千代」
「はっ、万千代めは清洲詰めでござるが、女人があまり居りませぬゆえ、しかとは分かりませぬ」
「しかし万千代、そなたは先ほど、女人であるお濃は、と申した。根拠があるのであろう」
0103名無しさん@ピンキー2006/10/30(月) 00:16:33

あまりの話題に顔を真っ赤にしてしどろもどろの万千代であったが、
若いながらしっかり者で、信長が信頼する子分だけのことはある。
「根拠は存じませぬが、女人の小便はとんと見かけませぬ。
立ち小便ができませぬゆえでございましょうか」
いつまでも動揺していてはたわけ殿の部下は務まらない。はきはきと答える。
「嘘を申すな、女子とて厠のない野良のさなかに小便をしておるわ。
中には立ち小便をする女子もおる」
0104名無しさん@ピンキー2006/10/30(月) 00:17:04
「ま、まことでございますか」
「そちは犬千代らと違って、あまり下々の暮らしまで見ておらぬから知らぬのだ。
見聞を広めねば、足りぬ知識で嘘の世界を生きることになる」
信長は情報を重んじた武将でもあった。
「殿、下々の者はそうかもしれませぬ、が、身分のある女人はそうでないかもしれませぬ」
万千代が味方になってくれているというのに、濃姫はうわのそらだ。
信長の言う、立ち小便する女という言葉を聞いて、このまま小便を出してしまいたい誘惑と
戦うのに必死だったのだ。先ほどの、屋敷の畳の上での信長の立ち小便は相当な勢いと量だったが、
今の自分なら、立ったままでももっと見事な立ち小便が出来る気がしていた。
0105名無しさん@ピンキー2006/10/30(月) 12:34:37
次の方ドゾー
0106名無しさん@ピンキー2006/11/03(金) 19:57:07
せっくす、したいのぉ
0108名無しさん@ピンキー2006/11/08(水) 01:17:09
ジョバババババ プシャアア ジャババババババ
シュイィィィ シャアアアアアアアアア
0110名無しさん@ピンキー2006/11/17(金) 04:36:42
皇后ほどの身分になれば、立場上席を立てないことも多い。
ラスプーチンが言うように我慢強さも要求されるが、
同時に、今のようなトイレに行ける機会には確実にトイレを済ませておくことも
皇后のたしなみなのである。
  ラスプーチン「ご安心を、皇后陛下は粗相などなさいません
           先の心配をなさるから不安になっておられるだけです」
ラスプーチンの告げる言葉には魔力といっていい説得力があった。
皇后は自分が感じる尿意の強さより、彼の我慢できるという言葉に従う気持ちになった。
皇后は、最後に、ラスプーチンの向こうに見えるトイレの入口に心残りな視線を投げかけてから
昼食の席にむかうべく、自分を励ますような強い足どりで来た道をひきかえした。
0111名無しさん@ピンキー2006/11/23(木) 04:09:33
鵜野讃良(ウノノサララ)は、倭国の女性天皇である。
彼女は、会議に参加していたが長引いていた。
長い会議が終わり、群臣たちが引き揚げていった。
讃良は、尿意を催していた。
本来なら隠れて小便したかったけど、不比等という少年と話がしたかった。
讃良は、不比等と一緒に川原まで行った。
彼女は、仕方なく彼の目の前で立小便する覚悟を決めた。

「私は、今から立小便をする。」
彼女は、堂々と言った。
彼女は、その場で立ったまま裳をまくりあげた。
さらに、下着の股の部分を手でかきわけて女性器だけを見せた。
そして、両手でまくりあげた裳と下着の股の部分を押さえた。
彼女は、手を使わずに股に力を入れて思いっきり大きく女性器を開いた。
不比等は、驚いて小宝に尋ねた。
0112名無しさん@ピンキー2006/11/23(木) 10:34:53
次の方ドゾー
0113名無しさん@ピンキー2006/11/23(木) 12:59:18
>下着 
はぁ?
0115名無しさん@ピンキー2006/11/28(火) 03:09:46
【警告】ロリコン幼女好きの変態おもらし野郎どもへ
おもらし児童ポルノはPINKちゃんねる全般で削除の対象となります。
おもらし命令とか言いながらも非常に悪意のある、
このルール違反のおもらし君を削除依頼に報告してスレごと削除してもらいました。
これがその証拠です。
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/housekeeping/1158936746/22-23
変態ロリコンおもらし野郎がこれ以上、ファビョって
スレを荒らしをして調子に乗らないで下さいね。みっともないですからw
本当に終いにはおもらしのスレごと全部削除しますよw
解かったら変態は陰でこそこそと仲良くやりなさいねw
0116名無しさん@ピンキー2006/11/29(水) 00:32:19
濃姫の決着はつけてくれ。
0119名無しさん@ピンキー2006/11/29(水) 02:09:11
神姫はもうおしっこがもれそうだった。
目の前には数十人の重臣がズラリと座っているので
もじもじすることもできず、ひたすらじっと笑顔で座っているしかない。
会議はいっこうに進まず、いつ終わるか見当もつかない。
0121名無しさん@ピンキー2006/12/01(金) 02:09:21
一姫はおしっこを我慢するのが好きです。
今は領内のお寺に参詣の途中。
城から五里ほど離れたお寺までの道中、一姫は厠を使いません。
道のりはようやく半ば、街道沿いの茶屋でお茶を飲む一姫。
早朝に出発してから一度もおしっこをしていないので、
腰掛けた一姫のおしりは落ちつきなくもじもじ揺れています。
茶屋には旅人のための厠はあるのですが
一姫はときどき腿の間を手で押さえたりしながら
厠に行こうとする様子もみせず、笑顔をうかべています。
0122名無しさん@ピンキー2006/12/01(金) 02:26:00
さて、おしっこ我慢が好きな一姫はそれでいいのですが、
大変なのは一姫に仕える腰元たちです。
姫様が厠にいかないのに、腰元だけが勝手に厠に行くわけにはいかないのです。
ああ、おしっこがしたい!
三人の腰元たちは、チラチラと厠の方にうらやましげな目線を送っています。
「これ村雨、楓、遠慮せずもっとお飲み」
まともに姫の相手をしていると、お茶をどんどん飲まされてしまいます。
ただでさえおしっこがしたいのに厠に行けなくて困っているのに、
お茶を何杯も飲まされては大変なことになってしまいます。
「こんなにおいしいお茶なのに、ねえ千鳥」
言いながら姫はまた一杯お茶を呑み干します。千鳥と呼ばれた腰元も
付き合って呑み干しました。
0123名無しさん@ピンキー2006/12/20(水) 05:23:19
さてこのスレはどうなるのやら
0124名無しさん@ピンキー2006/12/30(土) 11:22:21
続きは…
0125名無しさん@ピンキー2006/12/30(土) 13:57:06
唯一の救いは、あの犬千代ら悪童仲間がこの屋敷までついてこず、帰って行ったことくらい。
犬千代たちが必要以上に壁を作らず接してくれるのは嬉しかったのだが、
おしっこを必死で怺えながら活発な彼らの相手をするのは、なかなかに大変なものがあったのだ。
(まだ厠へはゆけない…)
これでようやく厠へ、と気持ちがゆるんだせいか、屋敷に向かうと分かってから
濃姫の尿意はいっそう急を告げている。
もちろん、屋敷のあるじを訪ねてすぐに厠を拝借するなんて、
恥かしがり屋の濃姫にはとてもできないことだが、
濃姫は濃姫なりに屋敷でのやりとりを計算した上で、悪くとも四半刻ほども覚悟しておれば
厠bノありつけると瑞S積もりしていbスのであるが…=B
(もうとっくに四半刻はすぎてしまった。ああ、今すぐ呼んでも、もう四半刻こらえなければいけないなんて)
0126名無しさん@ピンキー2006/12/31(日) 01:30:13
久々に
更新あったと思いきや
コピペ厨とはな
0127名無しさん@ピンキー2007/01/08(月) 00:41:45
紫式部と清少納言の我慢競争
0128名無しさん@ピンキー2007/01/10(水) 02:33:58
紫式部はもうもれる寸前だった
だが清少納言はすずしい顔をしている
清少納言にだけは負ける訳にはいかない
紫式部はきつく絞め付けて我慢した。

つづく?
0129名無しさん@ピンキー2007/01/10(水) 11:51:43
紫式部はもうもれる寸前だった
だが清少納言はすずしい顔をしている
清少納言にだけは負ける訳にはいかない
紫式部はきつく絞め付けて我慢した。

おわり
0130名無しさん@ピンキー2007/01/14(日) 13:47:49
>>129
終わりかよっ
0131名無しさん@ピンキー2007/01/14(日) 17:05:50
早朝からの我慢競争は午後にさしかかった。
その間に飲んだ水は手桶一杯分にもなろうかと思われる。
紫式部はおなかの底で痛いほどふくれあがったおしっこのせいで
気が遠くなりそうだった。
顔からは血の気が引き、冷や汗がたらたらと流れる。
わずかな間もじっとしていることができず、たえず激しく貧乏ゆすりをしてしまう。
紫式部は、最初はそんな自分を人目にさらすのが死ぬほど恥かしく
どうにか貧乏ゆすりをやめようとしていたが
今ではもう、人目を気にする余裕など残っていない。
きらびやかな十二単の下では、もう何度もおしっこをちびってしまっていた。
清少納言をみると、同じだけの水をのんで、同じだけの時間を我慢しているというのに
貧乏ゆすりはおろか、つらそうな表情ひとつ見せずに短冊に筆を走らせている。
紫式部は絶望しかけた。
だが、あきらめてしまえばその瞬間、天皇や多くの貴族たちの前で盛大な失禁を披露してしまう。
その醜態を思って、紫式部は自分に我慢を言い聞かせた。
0132名無しさん@ピンキー2007/01/14(日) 19:09:07
さて、おしっこ我慢が好きな一姫はそれでいいのですが、
大変なのは一姫に仕える腰元たちです。
姫様が厠にいかないのに、腰元だけが勝手に厠に行くわけにはいかないのです。
ああ、おしっこがしたい!
三人の腰元たちは、チラチラと厠の方にうらやましげな目線を送っています。
「これ村雨、楓、遠慮せずもっとお飲み」
まともに姫の相手をしていると、お茶をどんどん飲まされてしまいます。
ただでさえおしっこがしたいのに厠に行けなくて困っているのに、
お茶を何杯も飲まされては大変なことになってしまいます。
「こんなにおいしいお茶なのに、ねえ千鳥」
言いながら姫はまた一杯お茶を呑み干します。千鳥と呼ばれた腰元も
付き合って呑み干しました。
0136名無しさん@ピンキー2007/01/28(日) 06:44:06
あっ、あっ、ああ…!!

濃姫はとうとうおしっこを漏らしてしまった。
押さえた両手の隙間から、とてつもない量の熱湯が
あとからあとから噴き出しつづける。
0137名無しさん@ピンキー2007/02/04(日) 06:10:39
あっ、あっ、ああ…!!

紫式部はとうとうおしっこを漏らしてしまった。
押さえた両手の隙間から、とてつもない量の熱湯が
あとからあとから噴き出しつづける。
0139名無しさん@ピンキー2007/02/06(火) 01:19:18
桜姫はそれは身分の高い娘であった。
ある日、小平太という男が求婚にきた。桜姫は身分の違いを理由に断った。小平太はただの農夫だったのだ。
しかしその男はあきらめなかった。何度も何度も来た。そのうち、桜姫はいけないとわかりつつも、だんだん小平太にひかれていったのだった。

しばらくして二人は駈け落ちした。小平太が桜姫を連れ出したのだ。
0140名無しさん@ピンキー2007/02/06(火) 01:53:30
桜姫は小平太に背負われ、家をあとにしたのだった。
何刻たっただろうか。
「こ、小平太、わらわは小用を足しとうなった。」
桜姫が尿意を訴えたのだ。「すまぬ。きづかってやれなかった。」
「いいから早くおろしてくれ。も、もう堪えきれぬ」
「あ、ああ。」
降りると同時に桜姫は木陰へ走っていった。両手はしっかり前を押さえて。
0141名無しさん@ピンキー2007/02/06(火) 02:04:46
(そこまで我慢していたのか。間に合うといいが…!?)
桜姫が手で前を押さえたままもどってきた。
「どうしよう、やりかたがわからぬ」
それもそのはず、桜姫は身分の高い女性。いつも下女にやってもらっているのだ。いまは箱がなければ着物のあげ方も知らない。
「小平太、どうか手伝ってくれ。はやくせねば…あっ…」
桜姫はいっそう強く前を押さえた。
0143名無しさん@ピンキー2007/02/14(水) 09:43:04
「ええい、これだけしか集まらぬか!これではとても足りぬ」
レオフリックはいらだたしげに叫んだ。
「あなた、もうそんなことはおやめなさい。いたずらに民を苦しめるだけですわ」
「何を言うか、ここで引き下がっては今までの散財までもが無駄になる。
今ひとときの苦しみに耐えさえすれば、わが民にも誇らしき日々が待っておるのだぞ」
いさめる妻に、レオフリックは彼等が置かれた情勢を説明しようとした。
「民の貯えをあてにして、しぼりとって。それで名誉と地位を購うのですか。
こんなのは誇り高きアングロサクソン族の生き方ではありません」
妻はしかし、あくまで反対した。部族の生き方に反するとさえ言って責める。

11世紀イギリス。
アングロサクソン族は、デーン人やノルマン人の侵攻を武力だけでは撃退できず
財貨と引き換えに撤退させることが定着して久しい。民の上に立つ者にとって、
財は政治的に大きな意味を持つようになり、かつては無かった重い課税が
次第に当たり前な事になりつつあった。
0144名無しさん@ピンキー2007/02/14(水) 09:43:38
「誇りなどと時代錯誤なことを言っておる場合ではない!
ここでやつらに遅れをとってみろ、下手をすれば我らは全てを失うかもしれんのだぞ」
イギリスは当時、外来のデーン人の王を戴いていた。
デンマーク・ノルウェーをも支配するデーン人カヌート大王を迎えて以来
アングロサクソンの体制は改められ、アングロサクソンの有力豪族たちは
地方を統治する伯に任じられた。有力豪族の一人であったレオフリックは
マーシア伯を任じられている。
レオフリックはカヌート大王の死後、王子たちの後継者争いに関わり、
自分が支援した王子がイギリス王についたことで、一度は実権を拡大していた。
しかしその新王は暗殺され、別の王子ハーディカヌートが王位についたため
レオフリックの地位は危ういものとなっていた。このような状況でレオフリックは、
ライバルである他の有力豪族を押しのけ、ハーディカヌート王の心証を良くして
強い立場を勝ちとるべくと日々奮闘していた。そのためには多大な財が必要なのである。
「そしてデーン人の飼い犬になりさがるのですか。
全てを失っても、誇りを失うよりはましなのではありませんか」
0145名無しさん@ピンキー2007/02/14(水) 09:48:03
アングロサクソン人の財産が、イギリス本土には愛着のないハーディカヌート王の、
本拠地デンマークでの勢力争いに使われてしまうのは分かりきっている。
レオフリックとてアングロサクソンの有力豪族である。決していい気はしないが
マーシア地方を守る力を得るためにも、これは必要なことだと割りきっている。
だが妻はそんなレオフリックのやり方を認めない。

「コヴェントリーにも上乗せ課税をすることになりそうですわね。わたくしは認めませんわ」
レオフリックが統治する広大なマーシア地方にはいくつもの町があり
コヴェントリーもその一つなのだが、この町を含む地域は本来、彼の妻の一族の
拠点であり、レオフリックは婚姻によってこの地域を合併して勢力を得ていた。
したがって民は、元々の領主一族である彼の妻への心服度が高く、妻の反対があるとなると
コヴェントリーでの徴税は困難を極めるであろう。

のちの、イギリス初の土地台帳『ドゥームズデイ・ブック』にも
<数少ないサクソン人領主><唯一の女性領主>としてレオフリックの妻
――レディー・ゴダイヴァ――のことが記載されている。
0146名無しさん@ピンキー2007/02/14(水) 09:48:35
「時代は変わったのだ。アングロサクソンの誇りだけでは生きていけない時代にな。
わかってくれ」
レオフリックは懇願した。イギリスに愛着のないハーディカヌート王は
容赦のない裁断を下すことが多いのだ。コヴェントリー分の税収が見こめないとなると…
「わたくしは誇りを捨てたくはありません」
妻は決してゆずらない。レオフリックは一計を案じた。
「では分かった。おまえの誇りに免じてコヴェントリーへの上乗せ課税はやめよう。」
妻の顔が喜びに輝く。
「だが、その前に、アングロサクソンの誇りを私にも思い出させてほしいのだ。」
「わかりましたわ。どのようなことでもいたしましょう」
デーン人やノルマン人の侵入によってアングロサクソンの良き伝統が廃れつつあることに
強い不満を感じているゴダイヴァ夫人は、喜んで答えた。
「そうだな、民にも苦しい思いをさせて心苦しかったところだ。酒宴を開こう」
アングロサクソンをはじめとするゲルマン人は、酒宴を好み、宴の場で腹蔵ない意見を
ぶつけあって、部族にとって重要なことを決める習慣を持っていた。
0147名無しさん@ピンキー2007/02/14(水) 09:50:25
「わかりましたわ、決してアングロサクソンの名に恥じない宴を準備してみせます」
ゴダイヴァ夫人はさっそく、会場を自分の地元であるコヴェントリーの町と決め
酒宴の用意をはじめた。
社会が変化するにつれてほとんど行われなくなった伝統の復古である。
数日後、準備が整い、大規模な酒宴が始まった。
かつては小さい集落規模での宴だったが
定住が進み大きな町に住むようになったこの時代では、町一つという桁外れの規模だ。
(これだけの財を宴で消費する余裕があるのなら、税として供出してくれれば)
とレオフリックは思わなくもなかったが、ゴダイヴァ夫人に言わせれば
民に還元されるかどうかが大きな違いなのだ。

ゴダイヴァ夫人は、挨拶に来る人々とその都度杯をかわした。
杯を受けるのは主催者の役割である。古い風習の大々的な復活とあって酒宴は大盛況、
多くの人口をかかえるコヴェントリーのみならず、近隣の町からも噂をききつけて
人々が集まってくる。ゴダイヴァ夫人は伝統的な宴に集まる人々を見、誇らしく思った。
0148名無しさん@ピンキー2007/02/14(水) 23:37:21
一時間もすると、ゴダイヴァ夫人の様子がおかしくなりはじめた。
そわそわと落ち着きがなく、杯を干しながら時々足踏みをしている。
アルコールにはべらぼうに強い部族でもあるし、酒のアルコール度もたいしたことはないので
酔っ払ったわけではない。そう、オシッコが我慢できなくなってきたのである。
無理もない、一時間にわたって立て続けに飲みつづけているのだ。
古い慣例では、招かれた主な客とひととおり杯をかわすまでは主催者はその場を
離れるのは大変失礼にあたる。それがわかっているので、ゴダイヴァ夫人は済むまで
我慢しようとは思うのだが、飲んだ水分は大変な量である。それがオシッコになって
次々に膀胱に送られてくるのだから、限界が来るのも早い。
迂闊にもゴダイヴァ夫人はオシッコの問題は計算外だった。
過去に親族内での小規模な酒宴を主催した経験はあったが、主な客と杯をかわすのに
せいぜいニ、三十分程度で済んだし、飲んだ量もそれほど大量ではなかったので
あまり気にならなかったのだ。
1対1でなく、グループ単位を相手に杯をかわしているものの、
まだ全体の2割ほどしか済んでいない。
0150名無しさん@ピンキー2007/03/11(日) 00:34:17
ジョオオオオオ
0151名無しさん@ピンキー2007/04/29(日) 19:21:25
逆保守

北条政子は、(この書きこみから次の書きこみまでの期間と同じ長さ)の間
厠にいくことができず、ついにはおもらしをするのであった。
0153頼朝2007/04/30(月) 00:48:09
プッ しまりのない女よのう

だが これがいい!
0154名無しさん@ピンキー2007/04/30(月) 14:09:08
その頃、ヨーロッパには下水設備を必要とする「トイレ」は
王宮などごく限られたところにしかなく、
庶民はもちろん、貴族や王族の多くもトイレという贅沢な施設に
ふれたことはなく、排泄物の処理と言えば
チェンバーポット、穴あき椅子などと呼ばれる容器(要するにおまる)
に用を足し、それを捨てにいくのが普通でした。

さて、18世紀フランス。
国王夫妻の贅沢のために国内財政は苦しくなり、
特に庶民が困ったのは、用を足す容器が品薄になり
新しい物に買いかえることができなくなったことでした。
容器は洗って再利用するとはいえ、汚いので1ヵ月もすると
使い物にならなくなるのです。
買い替え時期が来ると、人々はあまりに値段の高騰した
おまるに手が出ず、たちまちその日の排泄にも途方にくれることになりました。
0155名無しさん@ピンキー2007/04/30(月) 14:21:21
それまで排泄物の処理は、決められた捨て場に捨てにいくことになっていました。
おまる不足の解決策としては、その捨て場まで行って排泄すればいいのですが、
それ居住地からはかなり離れた場所にあるので、用を足したくなるたびに往復するわけにも
いきません。かといって捨て場でなければ、おまる以外に用をたすこともできません。
というのも、ヨーロッパではペストの流行の経験から、排泄物の不潔は疫病をもたらすとして
人々におそれられていたからです。排泄物を一時ためておくための、
衛生的な工夫がなされた「おまる」でしか排泄をするわけにいかないのです。

それでも、まだ大きい方は日に何度も出す必要はない分ましです。
特に庶民は食料にも不足していましたから、出す物自体少なく、我慢も効いたのです。
しかし、小はそういうわけにいきません。本来1日に1回や2回ですむようなことではないからです。

0156名無しさん@ピンキー2007/04/30(月) 14:39:05
そこで、小に関しては、「トイレ」ほど下水などの設備を必要としない
簡易型の小便用施設が生まれました。公衆便所です。
ただし、設備を複雑にすると衛生面での不安が出るなどの理由で
立ち小便専用でした。
困ったのは女性です。
男性は自分たちの問題が解決してしまえば他人事です。
女性は自分達の権利を主張すればよかったのですが
羞恥に属する問題だったので、公然と主張することができず
使用期限が切れる前の女友達に恥を忍んでおまるを借りるか、
そうでなければ捨て場に行けない間はひそかにただじっと我慢するしかありませんでした。
ちなみにこれより後の時代、男性用の立小便所はフランスで発展していく一方、
法律で外での排泄が禁じられたあとでさえも、フランスでは長い間女性用の公衆トイレは
設置されず、やっと設置された時も、ほとんどの女性には手が届かない高額の有料トイレでした。
外出し催した女性は我慢するしかなかった時代が長く続いたのです。
統計上フランス女性がおしっこに行く回数が少ないのは、こういった事情と関係あるのかもしれません。
0157名無しさん@ピンキー2007/04/30(月) 14:51:13
さて、こんな事情で、庶民、特に日々の重大な問題である排泄の不満が積み重なり
その原因となった王室にははかりしれない恨みや怒りがよせられました。

こんな情勢の中、王妃マリー・アントワネットは庶民の生活苦の声をきいてこういいました。
「おまるがなければ、「トイレ」をつかえばよろしいのにw」

内容がシモのことなので、この言葉は無難な内容に改竄されて伝わり、
あの有名な言葉になりましたが、本質は同じです。
先に述べたとおり、「トイレ」というのは王族でもごく限られた者しか使えない
非常に贅沢な施設でした。しかし、身分の違う者の暮らしなど想像ができないアントワネットは
何の悪気もなくこう言ったのです。
王妃の贅沢のせいでおまるが不足して用足しに困っているというのに、
それに引き換え、当の王妃は用足しさえも贅沢のきわみともいえる「トイレ」を
のほほんと使っているのですから、庶民は二重の意味で怒りを燃やしました。

特に女性にとっては、表だって言う事の出来ない分、不満が鬱屈して怒りが増幅しています。
0158名無しさん@ピンキー2007/04/30(月) 14:54:42
マリー・アントワネットと庶民との関係はこのようなものでした。

そんな彼女もフランス革命の中で、「トイレ」を思い通りに使える境遇ではなくなっていくわけですが…



>>151の真似
マリー・アントワネットは(この書きこみから次の書きこみまでの期間と同じ長さ)の間
厠にいくことができず、ついにはおもらしをするのであった。
0160名無しさん@ピンキー2007/04/30(月) 15:22:57
わずか24分でおもらし!
庶民の怒りは深いので、もう何回かもらしてもらおう。

1回目のおもらし 0時間24分
0161名無しさん@ピンキー2007/05/06(日) 04:15:54
4/30
5/1
5/2
5/3
5/4
5/5
5/6
足掛け7日か。

マリーアントワネットは7日間オシッコを我慢できると思う人いるかい?
0162名無しさん@ピンキー2007/05/08(火) 10:59:21
次は誰ですか
0163まだですか2007/05/19(土) 03:40:38
>11 >12

>21 >22 >23 >24 >25 >26 >27 >28 >29 >30 >31 >32

>35 >36

>38 >39 >40 >41 >42 >43 >44 >45 >46 >47 >48 >49 >50 >51

>56 >61 >62 >63 >64 >65 >66

>75

>92 >93 >94 >95 >96 >98 >99 >100 >101 >102 >103 >104

>125 >136
0164名無しさん@ピンキー2007/05/19(土) 03:44:58
>15 >16 >17 >18 >19

>69

>87 >88 >>89 >110

>154 >155 >156 >157 >158-161

マリーアントワネット関係
0165名無しさん@ピンキー2007/05/19(土) 04:01:13
その他

市 >5 >10
男 >8
三大女 >52
龍馬 >70 
姫小宝 >71 >73 >74
天照大神 >77 >78 >79 >80 >81 >84 >85 >86
滝クリ >108 >109
鵜野讃良 >111
神姫 >118 >119
一姫 >120 >121 >122 >132
紫式部 >127 >128 >129 >132
桜姫 >139 >140 >141
夫人 >143 >144 >145 >146 >147 >148 >149 >150
北条政子 >151 >152 >153
0166訂正2007/05/19(土) 04:02:36
紫式部 >127 >128 >129 >131
0167名無しさん@ピンキー2007/06/17(日) 06:19:47
女官たちの失笑や、殿方の興をそそられた嘆息、
そして男女ともどもの声で、もっと遠慮のないおしゃべりが小声でささやかれているのが
紫式部の耳に痛いほど突き刺さる。
人目につく貧乏ゆすりは、今では止めるどころか、もっと大きく執拗な上半身の揺れに変わっていた。
落ちつきを欠いた、しかも落ちつかない原因があからさまに悟られてしまうほどの
あられもない居ずまいを衆目に晒しながら、紫式部はまだ負けを認めてはいなかった。
0168名無しさん@ピンキー2007/06/17(日) 06:20:46
このようなありさまでは、もうとっくに紫式部は失格、負けと見なすのが当たり前だった。
風雅を好む王朝の世にあって、だれの目にも勝負のついた我慢競争の決着を宣言する者がいなかったのは
帝をはじめ多くの貴族たちが、めったに見られない才女の醜態を稀有な見物だと感じたためであったろう。
脂汗をにじませ、歯を食いしばり、上半身を休みなくゆらしておしっこに耐える紫式部。
どう頑張ってもこれ以上は入らないと思われた、おしっこではりさけそうなおなかは
十二単の下でいっそうの重みを主張し、紫式部を悶えさせる。
才女の対決にさらなる興を添えるため、時間ごとに和歌を作り発表する趣向なのだが、
紫式部の詠みあげる声がかすれ、どもり、止まり、乱れることがここ数度続いている。
対する清少納言は、貧乏ゆすり一つせず、流暢に歌を詠みあげているのだから
それだけでも勝負はついたと見られて仕方がないことだった。
0169名無しさん@ピンキー2007/06/17(日) 06:21:29
そして今、また歌を詠む時がまわってきた。紫式部は歌ができていない。
即興で歌を生み出す才は十分にあるのだが、もう集中力が残っていないのだ。
今の紫式部の脳裡は、「しと」(=おしっこ)と「はこ」(=用を足すための、便器、おまる)
のふたつの言葉で占められていて、ほかの言葉が涌き出てくる余地がないのである。
紫式部は、今のままならはこがおしっこであふれるのではないかと想像していた。
はこは一回の用便で、大小ともに出したとしても大丈夫なだけの容積があるのだから
おしっこだけであふれさせるというのは、とんでもない量だ。
物語の書き手だけあって、現実と非現実の違いを区別する意識はしっかりしている
紫式部だが、おなかを破裂させてしまいそうなおしっこの実感は
どれほどの量なのか、現実をとらえることもできない。気の遠くなるつらさであった。
0170名無しさん@ピンキー2007/06/17(日) 06:37:47
歌が出なくてもしとなら出るだろう、という陰口がきこえてくる。
おしっこを出していいなら、出してしまって楽になりたい。
でも紫式部は、清少納言に負けを認めるのはどうしてもいやだったのだ。
清少納言は、あいかわらず平気そうだ。紫式部は清少納言の平気そうな姿を見ると
打ちのめされてしまうので目を故意にそむけていたが、目に入ってしまった。
物の怪の化身なのではないか。おしっこに耐えかねて体を揺らし続ける紫式部には、
全然おしっこを我慢しているそぶりも見せない清少納言が同じ人間とは思えなかった。
せめて今の陰口を清少納言が言っていたのならまだ良かったが
清少納言は敵意や競争心さえも見せず、大人の余裕でしずかに振る舞っている。
それが紫式部にはいっそうくやしい。
0171名無しさん@ピンキー2007/06/17(日) 06:39:31
とうとう紫式部が歌を詠めないまま、また水が二人の前に運ばれて来た。
勝負の条件からしても、紫式部の負けははっきりしてしまったが、
紫式部はまだ負けを認めなかった。誰もが紫式部の負けで勝負がついたと見てからは
どちらかが自分の口で負けを認めるまで我慢競争が続くことになっている。
紫式部にとって、才での勝負は完全に負けだ。だがこれはおしっこのせいだという
言い訳がきく。そしておしっこの我慢の勝負で勝ちさえすれば、という想いだけが
紫式部を絶望的な我慢に駆り立てていた。
しかし清少納言は、実際には勝負がついたようなものであるにもかかわらず、
当初の勝負の形式を守って、歌を詠み、水を飲み、もちろんおしっこも我慢している。
おしっこ我慢だけの勝負でも、大きい動きが止められない紫式部と平静な清少納言では
誰もが勝負がついていると判断しているだろう。
清少納言は出された水を飲んだ。さすがに一瞬、気が重そうな表情を見せたが
すぐに椀一杯の水を飲み干した。いくらか仕草が固いようにも見える。
清少納言とて人の子、紫式部と同じだけのおしっこを我慢していることにはかわりない。
0172名無しさん@ピンキー2007/06/24(日) 16:48:22
あら?
0173名無しさん@ピンキー2007/07/17(火) 10:40:06
age
0174名無しさん@ピンキー2007/07/31(火) 23:05:53
age
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