千葉県松戸市の中学校で校舎のガラスが割られ、校長室に人のものと思われる
排泄物が置かれた事件で、同市に住む中学3年生の14歳の少女2人が器物破
損、建造物侵入などの非行事実で、児童相談所に書類送致されていたことがわ
かった。少女らはいずれも非行事実を認めているという。

関係者によると、少女2人は4月4日午後11時頃、同市内の中学校に
窓ガラスを割って侵入、校長室のガラス戸棚を壊した後、机の上で排泄し、
机を使用できなくした疑いがある。少女2人は別の事件で補導され、うち
1人の毛髪のDNAが現場に残された排泄物のDNAと一致したことから、
少女らの容疑が浮かび上がった。

少女らは校長室の机の上で排泄する場面が登場する村上龍の小説を読んで
この事件を思いついたという。