中学のとき、トイレで用を足していると、隣に入った子がウンコをしはじめることが時々ある。
本人は気づかれないように気を付けてしているのだろうけど、ドアの下の隙間から流れてくるにおいで分かる。
ウンコが硬いのか、大きいのか、「んっんっ」と声が出ないように踏ん張る声がかすかに漏れて聞こえてくることもある。
意地が悪い私は、同じタイミングで個室を出て、手洗い場などでそれが仲の良い子だったら「ウンコしてたでしょ」って聞く。
あまり関わりのない子だったら「ねぇ、なんか今日トイレ臭かったよねぇ、なんでだろう?」って手を洗いながら話す。
それで、焦っているのを隠している様子や、一瞬で顔が真っ赤になるのを見て楽しんでいた。