02241842009/02/12(木) 01:26:04 しばらくすると教室がざわつき始めた。周りに聞くと、どうやら好きな子で集まって部屋を決めるらしい。いや、全く聞いていなかったのだ。 夏秋冬は席を立ち、迷わず絢子の所へ行く。 「あやっち、一緒になろ〜」 「うん、いいよ♪ウチもはーちゃん所へ行こうとしてた」 2人は先生の所へ行く。 「白阪らは2人部屋でいいんだな?」 「は〜い」 と2人は返事する。 無事決まって一件落着。夏秋冬の心は高まるばかりだ。さあ修学旅行、どんな楽しい思い出を作れるだろう。 ごく一般的な女子中学生としての思い出だけじゃなく、もっと奥深いものにしてみせる と意気込む夏秋冬であった。