0098名無しさん@ピンキー2009/08/02(日) 18:13:25 「セイヤッ!シャーッ!セイヤッ!シャーッ!」 道場の中から独特のダミ声が聞こえる。 どんな凄まじい事をやっているのだろう。 そう思っても、決して、決して中を見ることはできない。 三時間程すると道場の戸が開き、男は出てきた。 その息は荒く、汗ばんだ身体には幾千万の犬の毛が付いている。 「リハーサルは順調ですか?」 そう尋ねると男は、「へへっ」と笑い立ち去った。 その口元から出した排泄物の臭いを残して。