昔、音楽聴きながら各停の終電乗ってたら、音塞いで携帯見てたから前触れ気づかず突然斜め前に座っていたイケメソのリーマンが、ばっしゃー!ぼたぼたぼたーっと、やらかした。
今もだけど当時の自分は病的な嘔吐恐怖で、パニクって震えあがってたんだけど、あからさまに逃げていく周囲の人たちを見て余りに彼が可哀相になり
たまたま持ってたティッシュとウエットティッシュを「よかたら使ってください」って差し出したら
ゲロった彼は私を見上げて「…ありがとうございます」って、申し訳なさそうに受け取ってくれた。
その、見上げた時の半開きの濡れて充血した赤い唇が妙に色っぽく目に焼き付いて未だ忘れられない。
当時は他ゲロも自ゲロも恐怖でしかなく走り去ったけど、今思えば、あの彼の唇に萌えていた自分に気づいてしまったよ。
未だ嘔吐恐怖なのに、あのすまなそうな表情、艶めかしい唇の紅さが忘れられない。。
長文スマソ