『泣いたって許してあげないよ?』言葉とは裏腹な優しい動作でジュンスは私を抱き寄せた―

『さっきのヒトは本当にスタッフさんだよ』ジュンスは私の涙を指で拭うと、壁に押し付けるようにして唇を重ねてきた。
柔らかい柔らかいジュンスのくちびる…歌声そのままの強弱をつけて舌を入れてくる。

『はんっ…ジュンちゃん…』『そんなイヤラシイ声を出されたら僕、ガマンできない』
ジュンスは私を軽々と抱き上げると、奥の寝室へと歩いていく。私の首筋に舌を這わせながら―