早速だが私も投稿するのだよ
※長文注意 何回かに分ける予定 後半嘔吐します


 最悪のイブ

「げほっ、ごほごほごほっ、げほげほごほごふっ、っつあ、う…ぐぅッ‼」
ひどい咳の音と苦しげなうめき声で、友香は目が覚めた。
「み…ゆ、き?」
時刻は午前1時半を少し過ぎたころ。眠い目をこすりながら体を起こし、隣で寝ているはずの、美由紀に目を向ける。と、
「美由紀、大丈夫っ!?」
ようやく事態が呑み込めた友香は慌てて叫んだ。美由紀は、ごほごほと咳を繰り返しながら、大丈夫、と呟く。
「げほっ、ごほごほごほごほ、ぐっ、げほげほ、ごぼっ‼」
だが、咳が止まる様子はなく、むしろこの短時間の間にもだんだんと悪化し続けているような気さえする。
「やっぱり、昨日の」「げほげほ、友…げほっげほごほごほっ、だいじょ、げほげほげほっ」
苦しそうにしながらも必死で心配をかけまいとする美由紀を見ながら、友香は昨日の出来事を後悔する。