小中学校のトイレは和式便器が多く、洋式便器ではあってもウォシュレットがついている便器は少ない。そんな中、特に男子の児童生徒は大便をするときに、
校内では数少ないウォシュレット付きの洋式便器を備えた個室に殺到する傾向があることが、文部科学省の調べで分かりました。和歌山市の小学6年生、
林和真君(11)は「和式便器だとズボンもパンツも全部脱がないとできないから、学校で大便がしたくなった時は、遠くても洋式便器のあるトイレに行きます」
と言っています。また山梨県甲府市の中学2年生野村迅君は「紙でお尻を拭いただけでは完全には拭きとれないので不潔。大きいのをするときは
校内に1つしかないウォシュレット付きのトイレに行きます。でもみんな同じことを考えていて、いつもふさがっていて不便です。もっと増やしてほしいです」と
言っていました。