(4)ライリーになる
そうしてリチャードは、ほんの7歳にして、少年から少女への転換を始めました。彼--今では彼女
--は、耳にピアスをして、髪を伸ばし、女の子の洋服を着て、名前も「レジー」を名乗るように
なりました。彼女の父(ニール)は、かつては息子の「女の子時間」を拒絶したものの、娘の洋服
の買い物に連れだしました。最終的に、娘の顔の外見を見て、状況を理解しました。

レジーは結局、ライリーに、法的に改名しました。 しかし、学校にはドレスを着て通うようになったものの、
3年生に進級したとき、彼女の生活の困難さは増えてきました。まず、手洗いは保健室のものしか使用を
許されなくなりました。そして、いじめっ子たちとの争いがありました。

「悪夢になりました。恐ろしいことです。娘は、おちんちんを持つ女の子として、学校の中で知
られてしまったのです」と、ステファニーは言いました。 ライリーは、彼女が好きなただ一人の
お友達は、以前自分が男の子だったことを知らなかった人だと信じるようになりました。

毎日のようにからかいが続いているので怒っていると、ライリーはウォルターズに訴えました。「何人かの人
たちは、あたしのことを男の子だって言うの。だからうるさいって言い返してる」ライリーは言いました。