>>527
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酒に酔って前後不覚になったちぐさをホテルに連れて行く。
難なく一緒の部屋に入ることに成功した。だがいきなり襲いかかったりはしない。
酔い覚ましにと、途中で買った烏龍茶をコップに注いで渡した。ありがとー、と
とろんとした目で言いながら、ちぐさは媚薬の入った烏龍茶を飲み干した。
酔っぱらっているちぐさには、烏龍茶を持ってくるまで少し時間がかかったことも、
味が多少違っていることも全く気付かない。

しばらく話しているとちぐさの顔が赤らみだし、息も上がってきた。そろそろか?
話の流れでちぐさの肩をポンと叩いてみた。普段ならば単なるボディータッチに過ぎない
はずが、ちぐさは必要以上に体をビクンと強張らせる。敏感になっている証拠だ。
「そうだ、ちょっと立って」と、ちぐさの手を取って立ち上がる。ちぐさはなんだか
落ち着かず、目が色んなところに泳いでいる…どうしたの?と上目使いで聞くちぐさを、
ゆっくりと、だが力強く抱きしめた。
かすかな悲鳴をあげ、軽い抵抗をするちぐさ。だが、首元に息を当ててやると、途端に力が抜ける。
「今日は楽しかったよ。だから君と、最後までいたい」自分で言いながら、訳の分からない台詞だ。
だが媚薬で敏感になった耳元にそれらしい言葉を囁かれ、ちぐさはもう抵抗をしなくなっていた。
そっと体を離し、唇を奪った。いきなりディープキスをしたり体をまさぐったりすると女は白ける。
最初のキスはそっと口を離し、もう一度、さっきと同じ側の耳元で「世界一キレイだよ」と心にも無いことを囁いた。
女はみんなオヒメサマ願望を持っている。そこをくすぐってやれば簡単にヤルことができるのだ。

2度目はディープキス。舌を絡ませながら、ちぐさの胸を服の上から手のひらで包んだ。
なんだかんだ言っても、もう胸を揉むだけで息を切らしているちぐさ。「直接触りたいな。脱がせていい?」と自然に聞く。
もうちぐさは、うん…と頷くだけだ。この雰囲気と、体を走る刺激の虜になっているようだ。
カットソーを脱がせ、当然のようにズボンにも手をかける。ちぐさは、あ…と言うだけで抵抗らしい抵抗はしない。
下着姿になったところで、こちらも服を脱いだ。上半身裸になり、ボクサーパンツ一枚になる。
ほらちぐさも、と言うと、ちぐさは頷いて自分の下着に手をかけた。


導入部分で疲れました・・次の燃料お願いします